今週のレジェンド・ミュージシャンは『CAROLE KING Part2』 ゲストには先週に引き続きキャロル・キング ミュージカル「Beautiful」主演の平原綾香さん、 音楽ライターで「キャロル・キング自伝 ナチュラル・ウーマン」の翻訳を手がけられている松田ようこさんをお迎えしました。
平原さんは、来月7月26日から1ヶ月に渡って帝国劇場でキャロル・キングの半生を描いたミュージカル「Beautiful」の主演を、水樹奈々さんとW主演で務められます。このお話を引き受けた大きな理由は“彼女の生き様、現在でも第一線で活躍されている方を題材にしたミュージカルを日本語で演じるなんてなかなか無い。音楽家として自分を進化させる大きなチャレンジ”と。
キャロル・キングの曲を歌ってみた感想は“聴いているぶんには簡単そうに聴こえる。でも急に転調したりするので、一筋縄にはいかない” と仰っていました。
そんなキャロル・キングはアルバム「つづれおり」の頃はライブはやらないし、人前でも歌わない、というような人だったそう。“それを人前で歌うのは良いんだよ、っと諭したのがジェームス・テイラー。ジェームス・テイラーのツアーにキャロル・キングがバック・バンドのピアニストとして出番を待っている時、ジェームス・テイラーが「今日はUP ON THE ROOFをキャロルのリード・ヴォーカルでやるからよろしくね」と言って先にステージに出てしまった。キャロルは「とんでもない、とんでもない」と言ったけれど、もう時すでに遅しで仕方なく歌い、そして暖かい拍手を受けた。その時に、歌を歌うことは素晴らしいものなんだと彼女は知った”そんな話しがある、と松田さん。
2週に渡って繰り広げられたトークを総括して、キャロル・キングのキャッチ・コピーを考えていただきました。
松田ようこさんのキャロル・キングとは?
『一曲一曲、職人の手で織り上げられたポップスの音楽史』
“アメリカの音楽史は彼女の生き様そのものだと思う。”
平原綾香さん、キャロル・キングとは?
『音楽こそ私のすべて』
“道を歩いてても、子育てをしながらでも、幸せなときにも悲しいときにも曲を作っていた。音楽と共に生きて、すべてを捧げてきたんじゃないかと思う。”
そして、最後の一曲は、華やかにオープンにユーモアがあってという曲 『LOCOMOTION』 で締めくくられました。
■この収録は丸の内にあります「3×3 Lab Future」で行なわれました。
■平原綾香さんが水樹奈々さんとW主演を務めるキャロル・キングの半生を描くミュージカル「Beautiful」はこちら!
■松田ようこさんが翻訳を手掛けられた「キャロル・キング自伝 ナチュラル・ウーマン」はこちら!
PLAYLIST
BEAUTIFUL / CAROLE KING
CRYING IN THE RAIN (DEMO) / CAROLE KING
UP ON THE ROOF (LIVE) / CAROLE KING & JAMES TAYLOR
I FEEL THE EARTH MOVE / CAROLE KING
SO FAR AWAY / CAROLE KING
LOCOMOTION / CAROLE KING
※放送後1週間はRadiko タイムフリーでお聴きいただけます。
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