2017.08.05 ON AIR
【THE BEACH BOYS Part2】GREAT3の片寄明人さん、 Tempalayの小原綾斗さん登場。

今週のレジェンド・ミュージシャンは、先週に引き続き『THE BEACH BOYS』。ゲストにはGREAT3の片寄明人さん、 Tempalayの小原綾斗さんをお迎えしました。

片寄さんは実際にブライアン・ウィルソンに会ったことがあるそう。
“とても不思議なムードを持った、子供みたいな魂を持ったひと。という感じでした。奥さんやバンド・メンバーみんながブライアンの音楽と才能を愛してて、それを暖かく見守っているのは美しいなぁと。音楽家としてはひとつの理想型を迎えているのかなぁと思いましたね”と仰っていました。

小原さんが注目している曲は「GOOD VIBRATION」この曲はアルバム「スマイリー・スマイル」に収録されているビーチ・ボーイズのバージョンとブライアン・ウィルソンがソロになってからバージョンがあって“聴き比べると面白いですよね。音源自体はビーチ・ボーイズのバージョンの方が好きなんですけど、当時は全然笑えてなかったんじゃないですかね”と。
“本当に変な曲だよね。当時アメリカであっという間にナンバーワンになってもの凄い数を売ってるけど、こんな変な曲って歴史的になかなか無いぐらい”と片寄さん。

そんな片寄さんが注目している曲は「ENDLESS HARMONY」ビーチ・ボーイズ的にはいちばん注目されていなかった時期の曲。“歌詞全体が「縦縞の服を来てみんなで歌ったね」ってところから始まって、最後に全員の声が重なってきて一曲のなかでビーチ・ボーイズの歴史を表しているようなトリビュート的な楽曲。ビーチ・ボーイズのハーモニーはものすごい上から聴こえないような下まで入ってるんですよ。兄弟もいれば声質の違うメンバーもいてその混ざりが絶妙なんだろうね”と。

『THE BEACH BOYS』に付けるキャッチコピーを考えていただきました。

小原綾斗さんのザ・ビーチ・ボーイズとは?「舐めてかかるなビーチ・ボーイズ」
“舐めてかかったんで冷や汗かきました(笑)。もう一回ビーチ・ボーイズを勉強しようかな”

片寄明人さんのザ・ビーチ・ボーイズとは?「青春である」“私にとっての青春でもあるんですけど、だれもが思う青春っていうものが音の中に封じ込められている。ビーチ・ボーイズを聴くと、青春を失った人は切なく思うし、青春真っ只中にいるひとはウキウキするだろうし、そういう青い心だったりっていうのを音に封じ込めたグループのひとつだと思います”。

ビーチ・ボーイズを象徴する最後の一曲は、ケネディが暗殺された日にブライアン・ウィルソンが書いた「THE WARMTH OF THE SUN」失ってしまったひとつの時代に対する想いをラブソングに込めた名曲。



■この収録は「大手町ビル」で行なわれました。

PLAYLIST

I GET AROUND / THE BEACH BOYS

GOD ONLY KNOWS / THE BEACH BOYS

GOOD VIBRATIONS / THE BEACH BOYS

ENDLESS HARMONY / THE BEACH BOYS

DARLIN’ (LIVE) / THE BEACH BOYS

WOULDN’T IT BE NICE / THE BEACH BOYS

NEW YORK CITY / TEMPALAY

THE WARMTH OF THE SUN / THE BEACH BOYS



※放送後1週間はRadiko タイムフリーでお聴きいただけます。
番組への感想、メッセージ、取り上げて欲しいレジェンド・ミュージシャンなど是非お寄せください。メッセージはこちらから!

そして番組からお知らせです!

来週金曜日8月11日、山の日、およそ九時間にわたってお送りする、
MUSICOLOGYの拡大版とも言える、特別番組が決定しました!

「J-WAVE HOLIDAY SPEICAL  
MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY SUMMER FESTIVAL」


新旧の夏ソングをたっぷりオンエア!
そして豪華商品が当たるスマホゲームも開催します!
どんどん参加してくださいね!
是非8月11日、山の日、朝9時からおよそ9時間にわたる生放送
お聞き逃しなく!

次回のレジェンド・ミュージシャンは、先日、フロントマン:チェスター・ベニントンの訃報が伝えられた、LINKIN PARK。ゲストにはロック・ジャーナリストの有島博志さん、go!go!vanillasの柳沢進太郎さん。このお二人がどんな熱いトークを繰り広げるのか!?お楽しみに!