今週のレジェンド・ミュージシャンは、先週に引き続き『LINKIN PARK』。ゲストにはロックジャーナリストの有島博志さん、go!go!vanillasの柳沢進太郎さんをお迎えしました。
有島さんがはじめて観たライヴは、カンザス・シティ。“他のバンドの取材に行った時、たまたまリンキン・パークがオープニングで出演していたんです。ふつうアメリカのライヴは4バンドぐらい出演していたらお客さんが来るのは後の2バンドぐらい。それなのに満杯だったことが驚きだった。『HYBRID THEORY 』が売れた影響で「ONE STEP CLOSER」とか大合唱してて、これは凄い”と思ったそう。
柳沢さんが良く聴いたアルバムは『MINUTES TO MIDNIGHT』。「FAINT」で出会って『HYBRID THEORY 』に遡っていった時に新譜としてリリースされたアルバム。その中から「BLEED IT OUT」がテレビアニメ『トランスフォーマー』の主題歌で使われていて“このバンド知ってる!”って激ハマりしたそう。“このアルバムはミクスチャーだけじゃなく、エレクトロな部分が色濃く出てきて、後のR&Bみたいな要素がでてきたり、バンドとしてはポイントになるアルバムだと思う”と仰っていました。
音楽シーンに与えた影響は?
“メテオラの後に武道館3daysをソールド・アウトしたんですよ。そのとき観に行って凄いビックリしたのは、ご高齢のご夫婦からお子さん連れの親子まで老若男女の方たちが観に来ていた。日本における洋楽ロック層をいろんな方向に広げてくれるキッカケをつくってくれたバンドがリンキン・パークだったかな。”と有島さん。
“ラップ・ヴォーカルとシャウト、二人のヴォーカルが居るというスタイルがいろんなバンドに波及していったと思うし、リンキン・パークを通して他のジャンルに出会わせてくれている。知らない要素がたくさん入ってくるからこそのドキドキ感をどのアルバムでも演出してくれている。それは本当に影響を受けましたし、周りのバンドもみんな影響を受けてると思いますね。”と柳沢さん。
リンキン・パークのキャッチ・コピーを考えていただきました。
柳沢進太郎さんのリンキン・パークとは?『B.L.T』
“ベーコン、レタス、トマトに何を足しても旨いじゃないですか。コーラと合わせても旨いし、コーヒーでもいいし、なんでもミックスできてしまうところですね。” 笑
有島博志さんのリンキン・パークとは?『僕自身を強く大きく激しく突き動かしたバンド』“たぶん二度とこういうバンドとは出会えないと思います。”
そして最後は『A PLACE FOR MY HEAD』で締めくくられました。
■この収録は丸の内にあります「3×3 Lab Future」で行なわれました。
PLAYLIST
WHAT I’VE DONE / LINKIN PARK
ONE STEP CLOSER / LINKIN PARK
BLEED IT OUT / LINKIN PARK
HEAVY / LINKIN PARK
BREAKING THE HABIT / LINKIN PARK
ラッキースター / go!go!vanillas
A PLACE FOR MY HEAD / LINKIN PARK
※放送後1週間はRadiko タイムフリーでお聴きいただけます。
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