今週のレジェンド・ミュージシャンは『Hi-STANDERD』。ゲストには音楽評論家でDJの大貫憲章さんと、HEY-SMITHのギター/ボーカル 猪狩秀平さんをお迎えしました。
大貫憲章さんがハイスタと出会ったのは92年頃。まだハイスタが一般に知られる前、大貫さんが横浜で開催していた「ガレージランド」というイベントに知り合いの方の紹介で出演してもらうことになり来たのがその3人だったそう。“最初に会った時は横山くんとか恒岡くんとかまだロン毛でね、今どきこんなロン毛なのかってちょっとビックリしたんですけどね”と。それから仲良くなってロンドンナイトなんかにも出演してもらったりして親交が深まっていったそう。“勢いがあったし、ブルーハーツとはまたちょっと違うなとビビっときた。新しい世代の代表のような気がしましたね。突出して良かったのはボーカルの良さと歌メロ。とにかく解りやすい、ビートもシンプルでしかも自分たちのスタイルを持ってるというのがやるね!って感じでいいなと思いました”と。
猪狩秀平さんがハイスタにハマったのは中学2年の頃。“洋楽のメロディックパンクがとにかく好きでそんな音楽ばかり聴いていた。正直日本のバンドは面白くなかったんですけど、ハイスタに出会って「キタコレ!」とどハマりしましたね”当時ドラムをやっていた猪狩さんは健さんのリフを聴いてギターを弾きたくなったそう。“ギターリフが歌えるじゃないですか、メロディとして”と。いちばんコピーしまくったアルバムは「MAKING THE ROAD」“自分がエクスプローラーのギターを弾いてるのはレスポールにしたら健さんのマネになっちゃうと思ったから。突き抜けるにはひとと違うことをやろうと言うマインドみたいなものに影響されている。自分でレーベルを作って自分でリリースしてるバンドは初めてだったんですよね”と仰っていました。
ハイスタがやっているエアジャムという大きな音楽イベントについては“バンドが主催するイベントはそれまであまり聞いたことがなかった。本当に彼らが手作りで一からやってましたから。しかもとんでもない数のお客さんが集まってロンドンナイトがあっという間に負けちゃった。勢いもそうだし凄さがあった。お客さんの期待をよくわかってて、見せ方とかやり方なんかも勉強させてもらった。すばらしいことでしたね”と大貫さん。
そんなエアジャム2016に出演している猪狩さんは、レコーディングスタジオでバンドのメンバーとハイスタの出演しているライブ番組をテレビで観ながら“一緒に演りたいなぁ”と思ってたら難波さんから電話があってエアジャムに誘われたそう。“ドームで4万人の前で演奏するのもそうだし、何がなんだか分からなかった”と仰っていました。
そんなハイスタにキャッチコピーを付けていただきました。
大貫憲章さんのHi-STANDERDとは?『STAY GOLD』
“難波さんの“光を探して見つからなかったら自分が輝け”というステージでの言葉もそうだけど、そういう気持ちこそまさにD.I.Yかもしれない。自分を忘れるな捨てるな磨け。いつまでも輝き続けるずっと。というところがハイスタらしい“
猪狩秀平さんのHi-STANDERDとは?『やるからハイスタ』
去年告知なしでいきなりシングルをリリースした時に“ハイスタっていうパワーがあるからこんな凄いこともできちゃうんだってみんなと話してたんですけど、最後にハイスタだからできるんじゃなくてやるからハイスタなんちゃう?ってなったんです”
そしてお二人が最後の一曲に選んだハイスタを象徴する曲は
「ANOTHER STARTING LINE」
■この収録は丸の内にあります「3×3 Lab Future」で行なわれました。
PLAYLIST
MY FIRST KISS / Hi-STANDARD
STANDING STILL / Hi-STANDARD
STOP THE TIME / Hi-STANDARD
STAY GOLD / Hi-STANDARD
STOP THE WAR / HEY-SMITH
ANOTHER STARTING LINE / Hi-STANDARD
※放送後1週間はRadiko タイムフリーでお聴きいただけます。
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