今週のレジェンド・ミュージシャンは『STEVIE WONDER』。ゲストにはSkoop On SomebodyのTAKEさん、シンガーでフリューゲルホーン・プレイヤーのTOKUさんをお迎えしました。
TAKEさんとスティーヴィー・ワンダーの最初の出会いは30数年前のTVCM。
ディスコ好きのお兄さんのカセットテープを盗み聴きしていて“なんか大人のニオイのする音楽だなぁ”とそれがソウルミュージックだったりディスコミュージックだとも知らずになんとなく惹かれてたとき、TDKのカセットテープのTVCMでスティーヴィーが出演して「Do I Do」の歌声を聴いたとき“身体中に電気が走った”と言います。それからスティーヴィーはじめソウルミュージックを追いかけ出したと言います。
TOKUさんとスティーヴィー・ワンダーの出会いは小学4年生ぐらいの頃。お父さんがベストアルバム「Original Musiquarium」を車で聴く用にカセットテープに録音したものを見つけてお婆ちゃんの部屋のプレーヤーで聴いたのが最初。はじめに「That Girl」を聴いたとき“なんだろこの美しい音楽は”と音楽全体にカミナリを打たれたと話します。
お二人ともプロフェッショナルとしてスティーヴィーの曲をプレイしてみると?
“無理してスティーヴィーと同じキーで歌うよりも、自分の声がいちばん響くトーンで歌ったほうが聴いている人も心地良いし、リリックも伝わる。スティーヴィーをカバーすることによって自分の声のいちばん良いトーンを見つけることができた”とTAKEさん。
“楽曲の素晴らしさに尽きる。歌うことの難しさよりも、なんでこんな曲書けたんだろうなぁっていう。それが本当に凄いなぁと思う”とTOKUさん。
“スティーヴィーの歌っていう目線だけで見ると、とにかくあんまり難しいことを考えて歌ってないんですよね。もうなんかリズム鳴り出した、コードがきた、なんか自分のトーンでフッって歌ったとこがメロディの始まりで〜”
“自然だよねぇ”とお二人は仰っていました。
まだまだ続くスティーヴィー・ワンダーのトーク。来週もお聴き逃しなく!
PLAYLIST
SIR DUKE / STEVIE WONDER
DO I DO / STEVIE WONDER
THAT GIRL / STEVIE WONDER
RIBBON IN THE SKY / STEVIE WONDER
SUPERSTITION / STEVIE WONDER
YOU’VE GOT IT BAD GIRL / TOKU
ISN’T SHE LOVELY / STEVIE WONDER
※放送後1週間はRadiko タイムフリーでお聴きいただけます。
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