今週のレジェンド・ミュージシャンは『STEVIE WONDER』Part2。ゲストにはSkoop On SomebodyのTAKEさん、シンガーでフリューゲルホーン・プレイヤーのTOKUさんをお迎えしました。
自分の楽曲にスティーヴィーの影響を受けていると話すTOKUさん。
“他の楽曲との違いはハーモニーに対してのメロディの動き。そして転調の仕方とか展開のコードの使い方。言ったらキリがないけどオリジナリティを感じる。上手いよね、自然なんだよね。音楽の歴史を継承しつつ、そこにちゃんとオリジナリティを出してるんだよね”
“スティーヴィーの曲ってすごくSCENEをつくるから日本で言う四季がある。普通で聴いてると予測できないSCENEを作ってくれるから何回聴いても飽きない。彼独自の音楽理論みたいなものが彼の中にあるような気がするんですよね”とTAKEさん。
中でも秋に合う曲とTOKUさんが選んだ曲は「KNOCKS ME OFF MY FEET」
“詩の世界も恋愛に関して言うと独特だなぁと思う”とTOKUさん。
“ソウル系の“今夜よろしく”とか“ごめん”って謝るとかそんなんじゃないんだよね。ジェントルマンですよね“とTAKEさん。
ライヴでプレイしているスティーヴィーは?
“自由にもなってるけど、全体の音を耳でしっかり聴いてるなって感じがします。コンダクターだね”とTokuさん。
“ステージの上での親分感は半端ないです。すべて自分が仕切ってコンダクターしてるというオーラを感じる。けして上手にだけ歌おうとしない、すごくロックっぽかったり、ピッチなんて平気で外したりもするし、やんちゃなところを垣間みれる。そこが魅力だからステージも飽きないんでしょうね”とTAKEさん。
TAKEさんがライヴで観て良かった一曲は「OVERJOYED」
お二人が思うスティーヴィー・ワンダーのキャッチコピーは?
TOKUさんのスティーヴィー・ワンダーとは「愛」である。
“自分の愛を音楽で表現しているんだよなぁ”って思う。
TAKEさんのスティーヴィー・ワンダーとは「魂(こころ)の人」である。
“肌の色とかいろんなことで悔しい思いや悲しい思いをしてきたと思うけど、愛のメッセージが世界に届いて、理論とかこんないい曲書いてやろうじゃなくて、心の向くまま音にしたらこういう曲になりました。っていうのがスティーヴィーなんだよね”
お二人とも“音楽というよりもっと大きな存在なんだよね”と仰っていました。
そして今回のスティーヴィー・ワンダーを象徴する最後の一曲は
「LOVE’S IN NEED OF LOVE TODAY」
*この収録は大手町ビルで行なわれました。
PLAYLIST
I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU / STEVIE WONDER
KNOCKS ME OFF MY FEET / STEVIE WONDER
OVERJOYED / STEVIE WONDER
SEND ONE YOUR LOVE / STEVIE WONDER
MY CHERIE AMOUR / STEVIE WONDER
KILLIN’ ME / SKOOP ON SOMEBODY
LOVE’S IN NEED OF LOVE TODAY / STEVIE WONDER
※放送後1週間はRadiko タイムフリーでお聴きいただけます。
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■デビュー20周年 Skoop On SomebodyのNewアルバム「State Of Soul 」そしてビルボードライヴ東京の公演など詳しい情報はオフィシャルサイトへ!
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