今週のレジェンド・ミュージシャンは、『YUKI』。
ゲストには、いきものがかりの水野良樹さん、そして、the peggiesの北澤ゆうほさんをお迎えしました。
“軽々しく好きと言うのも恐れ多いくらい、高校生時代から聴いていたし、いきものがかりのボーカル吉岡さんが大好きなアーティストでもあるので、尊敬という意味も込めて好きです。”という水野さん。“ジュディマリっていうのは本当にピンポイントで僕らの思春期のカリスマだったので、好きか嫌いかというよりも、もう存在するものとしてあったんです。ロックバンドなのにすごく歌えたり、女性ヴォーカルなのに女性に支持を受けているというイメージがありました。当時から自立しているというか強い存在としての女性ヴォーカリストというイメージは高校生ながらに思っていました”と話す水野さんが人生の中で好きな10曲を選べと言われたら必ず入ってくるぐらい良い曲だと思っているのは「プリズム」。“メロディアスなところもそうだし、YUKIさんの歌声のみずみずしさだったり、YUKIさんじゃないと見えない景色みたいなものがこの曲には見えるのかなぁと思っています”と。
“「大好き」という言葉でしか表せないっていうぐらい大好きです。”という北澤さん。最初にYUKIとの出会ったのは、小学生のころ。“家族でドライブしたときにお姉ちゃんがセレクトしたカセットテープにジュディマリが入っていて知ったんです。中学生になってお姉ちゃんのウォークマンを勝手に聴いていたらソロのYUKIさんの曲が入っていて、「これ好き」って思いました。それからどっぷり。ジュディマリのときはギターがコードレスな感じとか、そこに乗るポップな歌っていう、すごく遊び心があって遊びまくってるのに最終的にポップスに消化している感じがいちばんの特徴だと思うし、そんなところが好きだったんですけど、YUKIさんのソロはYUKIさんの人格そのものっていうか人生がすごく反映されてるっていうのを凄く感じましたね。あくまでキュートなヴィジュアルだったり声なのに、カッコ良く聴こえる、それなのに力強く聴こえるっていうのはすごく特別なことなんだろうなって中学生ながらに感じていました。”そんなYUKIさんの力強さを感じる曲は「tonight」。
水野さんが特に気に入っているヴィジュアルイメージは「BETWEEN THE TEN」のジャケット。“簡単に言ってしまうとエロいじゃないですか。でもそれが全然いやらしくない。適度な生々しさというか、みんなから捉えやすいポップなものとして成立するんだと思います。”と。北澤さんが好きなヴィジュアルイメージは「megaphonic」のジャケット。“YUKIさんの持ってるファンタジックな面、本当に実在するのであろうか、、みたいな妖精みたいな感じで、現実と空想のあいだにいるような存在感が伝わりました”と。
“セルフプロデュース能力なのか解らないけど、いろんな作曲家だったり、いろんなサウンドプロデューサーと向き合っても、あの声が真ん中にくるとYUKIさんの世界観になるっていうのが証明されているのが凄い。YUKIさんの中でブレないYUKI像みたいなものがあってそれを作り上げてらっしゃるんだろうなってすごく思いますね。”と水野さん。
“YUKIさんを見てると、女性にしかできない女性なりの可愛さと、可愛いを表現することのカッコ良さみたいな。女性のカッコイイって可愛いの積み重ねなんだなっていうのを凄く思って、ちゃんと可愛いを通過してカッコイイを表現できるようになりたいなって自分も作る側として聴くようになってから思うようにまりました。”と北澤さん。
まだまだ続くYUKIトーク。来週もお聴き逃しなく!
■この収録は丸の内にあります「3×3 Lab Future」で行なわれました。
PLAYLIST
プリズム / YUKI
tonight / YUKI
舞い上がれ / YUKI
鳴いてる怪獣 / YUKI
JOY / YUKI
メランコリニスタ / YUKI
※放送後1週間はRadiko タイムフリーでお聴きいただけます。
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