今週のレジェンド・ミュージシャンは、『QUEEN』のPart2。
ゲストには、ROLLYさん、ビッケブランカさんをお迎えしました。
ビッケブランカさんが思う、クイーンのライヴの魅力は
「当時まだ多重録音が難しい時代にあれだけ声を重ねて曲を作り上げたという制作と同時に、ライヴでもメンバー全員が完璧に歌える。モニター越しでさえヴォーカルの圧を感じます。そしてフレディの存在感。胸が開いた全身タイツの衣装とかにも惹かれました」と。
「ボクあれねぇ憧れてダイヤ柄のタイツ作りまして・・」とROLLYさん。フレディ・マーキュリーの亡くなった年のクリスマスぐらいにケンジントンのフレディ・マーキュリーのお家に、そのダイヤ柄のタイツ着て花を手向けに行ったそう。「フレディはクラシック・バレエをやっていたので、立ち姿が非常に美しいんです。そして身のこなしが美しい。だから簡単には真似はできないんですね」とおっしゃっていました。
クイーンが世代を超えて、時代を超えて愛される理由は
「その時代にはあまりなかった音楽を堂々とやりきった、という心意気がカッコイイぜと思う感覚もあるし、曲、ライヴ、人間すべてですかね。何を取っても何とも比べられないし、魅力がある」とビッケブランカさん。
「フレディ・マーキュリーの変態っぽさと、たとえ人類が滅びて一万年ぐらい経っても人類の記憶のDNAの中にボヘミアン・ラプソディっていう曲は刻み込まれてると思う」とROLLYさん。
さらにROLLYさんは「ボヘミアン・ラプソディが生まれた後、ボヘミアン・ラプソディに影響を受けてないバラードはないんじゃないかと思うぐらい。ポール・アンカもエルヴィス・プレスリーも曲の長さは2分半ぐらい。それじゃないとラジオでかけてもらえない時代だった。それがボヘミアン・ラプソディは6分ぐらいある。それを堂々とシングルカットして出し切ってナンバーワンヒットにした。人類にとって凄く重要な歴史。フレディ・マーキュリーの残した遺伝子はいろんな人の心の中に染みわたって私やビッケブランカさんにも染みついている。ロック史上ベスト10に入る曲でしょうな」と。
クイーンのキャッチ・コピー
ビッケブランカさんのクイーンとは?
『キングである』
「すべてにおいて数値化もできない、誰もまともに説明できないであろう力を持っている」
ROOLYさんのクイーンとは?
『人類史上最も偉大なゲテモノバンド』
「クイーンには凄く愛情を込めてゲテモノバンドって言いたいね。ただキレイなだけではない。とんでもない変なものだ。飽きないですね」
そして、ラストの一曲は、
クイーンのデビュー曲「Keep Yourself Alive~炎のロックンロール~」で締めくくられました。
■この収録は「丸ビル コンファレンススクエアGlass Room」で行なわれました。
PLAYLIST
Another One Bites the Dust / QUEEN
We Will Rock You (Fast Version) / QUEEN
Hammer to Fall / QUEEN
Bohemian Rhapsody / QUEEN
Slave of Love /ビッケブランカ
Keep Yourself Alive / QUEEN
※放送後1週間はRadiko タイムフリーでお聴きいただけます。
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