今週のレジェンドは映画「キャッツ」での歌声も話題!世界中のファンを魅了するポップ・アイコン、『テイラー・スウィフト』!ゲストにはchayさん、セレイナ・アンさんをお迎えしました。
■テイラー・スウィフトとの出会い
グローバー:chayさんはテイラー・スウィフトとほぼ同世代。
chay:そうなんですよ。多分、私よりテイラーが1コ上ですね。
グローバー:初めて出会った時、覚えてます?
chay:確か高校生ぐらいの時、テレビで観たんですですけども、それまでもギターを持って歌うシンガーは居たと思うんですけど、キラッキラのドレスを着てキラッキラのハイヒールでキラッキラのギターを持ってめちゃめちゃ大熱唱している姿が衝撃的で、今までこんな人居なかったし“こういうのもアリなんだ!”って。なかなか日本には居ない存在だったので衝撃的だったの覚えてますね。それですぐにその『Fearless』っていうアルバムを買いに行きました。まさにこのFearlessツアーっていうのがいちばん好きだったんですけども、ギターを持って歌ってる人のライブじゃないぐらいエンターテイメントが詰まってるし、衣装もキラキラしてるし演出も凄いし、今までに居ないなっていうのがいちばん思ったことで、私の中で唯一無二の存在でしたね。
グローバー:いきなりハマりましたね、曲を聴いてハマったいちばんのポイントはどこでした?
chay:やっぱりカントリーミュージックに今のポップスを混ぜながら、そして歌詞は自分の実体験の今どきの女の子の乙女心を歌ってるっていうのが、それも今まで居ないし、本当に共感しましたし、カントリーミュージックも好きだったので、そことポップスとロックを掛け合わせるテイラーにしかできない音楽っていうのを10代という年齢で成し遂げてることが本当に衝撃的でしたね。
グローバー:セレーナさんは世代でいうとテイラーよりちょっと下になりますけど、最初はどんな風に出会いました?
セレーナ:私は中学生だったんですけど、クラスにテイラー・スウィフトのアルバムを持ってきてくれた子が居て“これ聴いたらいいよ”って言われたのがきっかけで。その時に聴いたのは『Taylor Swift』っていうデビューアルバムだったんですけど、それまで父の影響で昔のクラシック・ロックとかバンドサウンドを聴いていたので、カントリーミュージックにあんまり触れてこなくて、その時初めて弾き語りの女の子の音楽というのを聴いて、真っ直ぐグッと心にきて、惚れ込みましたね。なんか歌詞が学校の先輩に恋愛話されてるような、恋愛教えてもらってるみたいな、そんな感覚があってキュンってしたんですよね。
グローバー:いちばん好きな曲は何ですか?
セレーナ:そのアルバムを聴いた後に改めて出会った曲なんですけど、中学校2年生のクリスマスの時期にちょうど体調を崩してて、移ると良くないからって家族に部屋に閉じ込められてて、みんなクリスマスパーティしてるんですよ。部屋でひとりで寂しいなぁって時にYouTube観てて、アメリカ人の女の子がテイラー・スウィフトの曲をアコギでカバーしてる動画を見つけて“なにこの曲?”って調べたらテイラー・スウィフトの『Our Song』っていう曲だっていうのも知れて、テイラー本人がアコギで弾いてるバージョンとかも出てきて“うわぁ、この曲弾きたい!”ってギターを手に取ったのがきっかけで今、シンガーソングライターをしてます。
■いちばん好きなアルバム
グローバー:その「Our Song」が入ってるアルバム『Taylor Swift』はchayさんがいちばん好きなアルバムですね。
chay:そうなんです。やっぱりファーストアルバムっていうのもあってまだ本当に初々しい。そしてカントリー感で言ったらいちばん楽しめるアルバムなんですけども、今はEDMだったりとか結構電子的な音も多くてトレンドをバンバン追っていくそんなテイラーも好きなんですけど、やっぱり元を辿ればこのアルバムがいちばん良いですよね。歌詞もめちゃめちゃ純粋なんですよ。純粋で良い子。私自身も曲を作る時には今しか感じられない気持ちとか、今しか書けない言葉があると思っていて、そこを大切にしてるんですけど、まさにテイラーもアルバムごとに、年齢を重ねていくごとにどんどん恋愛観だったり、世界観も含めて考え方、思考も全部大人になって、どんどん一緒に成長していってるような感じがするので、そこも魅力のひとつだなと思います。
グローバー:アルバムで言うとセレーナさんは?
セレーナ:私は『Speak Now』ちょうど高校生になるかならないぐらいかなぁ。いちばん敏感になってた時期にいちばん聴いたアルバムですね。「Back to December」って曲がすごく刺さって、実は自分の楽曲の中にも「Kiss on November」っていう曲があるんですけど、完全にそこはインスパイア受けてますね。タイトルに日程を入れたくなっちゃったみたいな(笑)
グローバー:テイラー日程入れてくるよね。
chay:具体的なんですよね、だからよりその世界観に入り込めるんですよね。みんなも重ね合わせられるし。
セレーナ:そうですね、冬になると聴きたくなる曲です。
■chay が選ぶ、映像の世界観丸ごと魅力!ミュージックビデオもチェックして欲しいテイラー・スウィフト曲TOP3」!
3位:Love Story
chay:だってもうお姫様になってるんですよ!歌詞にも入ってくるんですけどロミオとジュリエットを自分で再現してるようなミュージックビデオなんで、貴族の衣装を着てたりもするんですけど、なんかここまで再現すると逆に斬新というか。でもすごいカワイイし、乙女心が詰まった一曲ですし、これはもう女子はみんな好きだと思いますよ。でもこれをテイラーがやるからお花畑感は無いんですよ、オシャレに落とし込めてるところがテイラーの良さだと思います。
2位:Mean
chay:自分がイジメられた実体験を“そんなことしなくていいじゃん、そんなこと言わなくたっていいじゃん”っていう本当にストレートな歌詞なんですけど、バンジョーを持って歌ってるテイラーが大好きなのと、なんかちょっとレトロな香りがするようなミュージックビデオが彼女は多いんですけど、これも途中で衣装だったり髪型だったり舞台感っていうのも50年代とか60年代を意識したような素敵なレトロクラシカルな感じがして大好きなんです。
1位:You Belong With Me
chay:このミュージックビデオはマジで唯一無二だし、テイラーにしかできないし、とにかく素晴らしいんです。これを観てテイラーが好きになった人はたくさん居ると思います。最初メガネをかけてちょっとダサめの格好して、そこからどんどん素敵に変わっていくテイラーっていう歌詞とリンクしたミュージックビデオっていうのもすごくカワイイですし、このミュージックビデオで着てたマーチングバンドの衣装でライブでもこの曲を歌ったりするので、それも込みでカワイイんですよね。
まだまだ話し足りないお二人。この続きは来週の『テイラー・スウィフト』Part2で!お楽しみに!
■この収録は大手町にあります次世代オフィス「3×3 Lab Future」で行なわれました。
PLAYLIST
Fearless / Taylor Swift
Our Song / Taylor Swift
Back to December / Taylor Swift
You Need to Calm Down / Taylor Swift
伝えたいこと/ chay
You Belong With Me / Taylor Swift
■放送後1週間は右のRadikoタイムフリーボタンでお聴きいただけます。
■chayさんの詳しい情報はオフィシャルサイトへ
■セレイナ・アンさんの詳しい情報はオフィシャルサイトへ