2020.10.24 ON AIR
【嵐 Part2!】ジャングルポケット斉藤さん、 ノーナ・リーヴス 西寺郷太さん登場!

今週は、年内での活動休止を発表している、のPart2!
ゲストには引き続き、お笑いトリオ ジャングルポケットの斉藤慎二さん、
ノーナ・リーヴス 西寺郷太さんをお迎えしましました。

■LIVEでテンションが上がる曲

グローバー:ライブパフォーマンスを映像で楽しんだりしてる方ももちろん大勢居ると思います。その姿で惚れた、大好きになった、嵐のファンになった、って方も多いんじゃないですかね?
西寺:西寺:今、Netflixで「ARASHI's Diary -Voyage-」
っていうドキュメンタリーをやってて。レコーディングの風景、休止すると決まり5人で相談していく姿、ライブの途中の映像もどんどん入ってくるんですけど。あれも多分ライブに来れなかった僕らみたいな人にその断片でもちゃんと観せたいって言う配慮だと僕は思ってるんですよね。“なんで休止しちゃうの?”っていうことに対する一つの答え。できるだけメッセージを伝えるっていう方法を探ってる中でのNetflixだと思うので。
グローバー:実際のアラフェスがどういった形になるかも楽しみですが、じゃあこれをオンラインで観れるとしたら斉藤さん、この曲きちゃったらもうテンションぶち上がるなって曲は?
斉藤:『Happiness』です!これはもうめちゃくちゃテンション上がる曲で、未来に向かって希望に満ち溢れてる曲と言うか、そういった部分でもアップテンポなこの曲がすごく大好きで、これを実際にステージ上でトレンディエンジェルの斉藤さんと一緒に踊ったことがあるんですよ。ダンスもすごく覚え易くて。
グローバー:それこそカラオケとか行って誰かが歌ったらもうみんなで盛り上がりますよね!
斉藤:実際に合コンでトレンディの斉藤さんと歌ったことがあります。二人で朝一緒に松屋に行って帰りましたね、みんなは楽しんでたみたいですけど(笑)
西寺:走り出しちゃった、相手がどっかへ行っちゃった(笑)
斉藤:そういった部分ではいちばん盛り上げてた部分はあるんですけども(笑)
グローバー:郷太さんはどうですか?この曲きたらライブテンション上がっちゃうなってのは?
西寺:「a Day in Our Life」ですね。これは2000年代初頭の曲でスケボーキングのチームが少年隊の「ABC」をサンプリングして作ったんですけど、若い世代のジャニーズグループが少年隊をやってくれたってことも嬉しかったですし、それがまたラップになってて2000年代の音楽のフォーマットでやってるっていうのが良かったんで、今後色んな若い世代のジャニーズのグループが嵐の曲をサンプリングしたりとかそういう時代になってくるんじゃないかなって思って。
グローバー:ジャニーズの歴史があるからジャニーズのアーティストにしかできないし、ファンっていろんな年代また次に好きなものが増えてくのも楽しいですからね。
西寺:ディズニーや宝塚のようなひとつジャニーズの芸能の形ってあるじゃないですか。新しい形で生まれるのもちょっと楽しみにしてます。

■ポップ・マエストロ=西寺郷太が選ぶ「驚愕のトラックメイク!? 傑作ポップソング」TOP3!!!

3位:DRIVE <from album『Are You Happy?』(2016)> 

西寺:西寺:単純に好みというか大好きだなっていう。少年隊的な臭いもあると言うか80年代のアーバンポップ。ソウルミュージックの影響を受けながらも、ちょっと都会的なヴォーカルで。嵐のメンバー、制作チームにとってもアルバム『Are You Happy?』の一曲目にしたっていうことで、シングルには選ばなかったけれど自信がある曲だと思うんですよね。いま世界的にもある意味日本のシティポップが再評価されてる中で、現在進行形の嵐がこういう曲をやってくれた、ということで3位にしました。

2位:Step and Go <from album『Dream "A" live』(2008)> 
 
西寺:youth caseっていう「Love so sweet」とかいっぱい嵐のヒット曲を書いてるチームが居て、もう16年ぐらい前かな2004、5年に彼が前やってたバンドのプロデュースしたことがあったんです。僕より年下で “郷太さん、作曲ってどんな風にしてやってんですか?”みたいなことで“お前なあ、こんなんやで”みたいなこと言ってたんですけど、その後3年ぐらい経ってから「Love so sweet」とこの曲を出してきて“すいません!”って(笑)めっちゃええ曲書いてる!凄すぎる!と思って。ほんと凄いですよyouth caseの二人が作った曲はもう歴史に残る曲が多いんで、そういう意味で思い入れもあるし、単純に曲としてもめちゃくちゃ好きです。 

1位:Turning Up <2019> 
 
西寺:これまで聴いてきた日本のポップソングでも1番ぐらいに好きですね。人生ベストソングにも入るぐらい好きです。この曲はいろんな観点があるんですけど、作ってるのはスウェーデンのソングライターチームで、嵐が歌うことによって“j-popによって世界と繋がっていこう”というメッセージを打ち出しています。スウェーデンの作曲家って、今世界中で山ほどヒット曲を作ってるんですけど、アメリカの音楽ライターが書く曲とかイギリスの人が好きな曲とかとちょっと違って日本人の歌謡感と近いところがあるんですよ。スウェーデンの人は日本人と同じようにアメリカやイギリスの音楽を海の向こうの「洋楽」として聴いてるんですよね。アメリカ本国生まれのメロディ感より、ちょっとノスタルジックなんですよね。サウンドは今のサウンド。ただ80年代のポップスをすごく柔らかく噛み砕いた曲を嵐が歌ってくれてるってことで。イギリス、アメリカ、日本とスウェーデンの音楽のチャームポイントが凝縮してる“いいとこ取り”って感じがして。ポップソングのお手本ですね。

■嵐が与えた影響

西寺:西寺:まず純粋に曲がいいって言うことと、声がいいっていうこと。人を幸せにするパワーを彼らは持っているし、協力してそれを続けることが出来たっていう事実。それまでの j-pop 、日本の音楽を色々研究した中で最高の「j-pop」を完成したグループなんじゃないかなって思いますね。で、令和になってからはそこだけにとどまらずグローバルな展開、今だったらブルーノマーズに曲依頼した件もそうですけどこの「turning up」もノスタルジックでありながらサウンドは完全に海外とシンクロしていて。j-pop ってガラパゴスと言われたり、日本特有の文化になっている部分があって。そこで極めた部分もありつつ、世界中で愛される曲にするために今世の中でどういうものが流行ってるんだ?って考えているわけで。その二つの視点を持ってのは凄いなって思いますね、嵐は。
グローバー:これを見て影響を受けてこういう動きがどんどん日本のエンタメ音楽シーンで大きくなりそうですよね。
西寺:そうなんです、嵐がやってるんだから自分たちだってできるはずだっていう。トップレベルの人たちがやってるのにチャレンジャーがやらなくてどうすんの?ってみんな今思ってる。嵐が変わってくれることで色んなPOPの中心がずれる。そっち側にまた首都が変わるみたいに、また新たな街ができる気がして。今後すごい楽しみなんですよね。

■キャッチコピー

西寺:「嵐とは…平成と令和を繋ぐ日本のシンボルである」
まず「平成 j-pop」を完成させたこと。加えて、この1、2年の海外への動きだったり令和になってからの嵐の新たな冒険。グローバルに、次に繋げようとする力。あと同じぐらいの年代で5人が組んで、今まであったような縦社会システムじゃない、ゆるい共同体っていうんですかね、すごくこの2010年代後半からの日本とか世界の状況に合ってると思うんですよね。嵐はそういった意味で新しかったんだろうな、ということも含めてこういうキャッチフレーズにしてみました。

斉藤:「嵐とは…人生そのものである」
いま37歳で芸歴14年でこの世界に入る前も影響を受けて入ってからも影響を受けた人と言うか、だから人生そのものと言うか過去を振り返ると学生時代本当にいいことがなかった時“自分の未来は明るいんだよ”という本当にシンプルな素敵なプラスな思考に変えてくださった方々と言うか、そこから自分の人生が変わったと言っても本当に過言ではないのでやっぱり出会いって本当に大切だなというか。相方との出会いもそうですし僕が営業マンだった時の職場の人もそうですし、劇団の養成所に居た人もそうですし演劇の学校行ってた時もそうなんですけども、その一つ一つの出会いを大切にしようと改めて考えさせてくださったグループなので大袈裟に言うようでまたシンプルに聞こえるようでもあると思うんですけども“人生そのもの”というフレーズにしました。 

2週に渡るレジェンド『嵐』ラストは「Monster」で締めくくられました。

PLAYLIST

a Day in Our Life / 嵐

迷宮ラブソング / 嵐

Turning Up / 嵐

Still... / 嵐

BLUE JEAN/ 西寺郷太

Monster / 嵐


■放送後1週間は右のRadikoタイムフリーボタンでお聴きいただけます。
■ジャングルポケット斉藤さんの詳しい情報はオフィシャルサイト
■ノーナ・リーヴス 西寺郷太さんの詳しい情報はオフィシャルサイト

来週のレジェンドは、先日、中心メンバーであるエディの訃報が伝えられたヴァン・ヘイレン!ゲストには、ギタリスト 野村義男さん、雑誌「BURRN!」編集長の広瀬和生さんをお迎えします。お聞き逃しなく!