今週はMr.ChildrenのPart2!
ゲストは引き続き、CHEMISTRY川畑要さん、長濱ねるさんをお迎えしました。
■ミスチルのメロディ
グローバー:特に「このメロディ本当に良いんだよな」って感じる曲ありますか?
川畑:これはむちゃくちゃ難しいです、全てにおいて感じるんで。メロディーがやっぱりミスチルワールドなんですよ。
グローバー:ミスチルワールドっていうのはどういう感覚なんですか?
川畑:僕、ライブでもソロでカバーさせてもらった事とかあるんですよ、今までカラオケで歌ってきたもので歌いたくて。で、いつも通り歌おうとしたんですよ。もちろんアレンジは変えるんですけど、凄っごい難しいんです。これってミスチルさんのサウンドがあってメロディーがあるから成立してて、ちょっと変わるともの凄く難しい。ちょっとメロディーが裸になるじゃないすか、それを歌うと“え?ここにこの音が無いと歌いづらいんだ!”とか色々分かってくるんですよ。
グローバー:そういうところで言うと先週長濱ねるさんがおっしゃってましたけどロックバンド ミスター・チルドレンの格好良さっていうのは歌ってみるとまた気づくんだ?
川畑はい、僕は気づきました。本当に難しいなって思いました。
グローバー:実は本当に緻密に組み上げられている。
川畑:すっごい組み上げられてると思います。
グローバー:長濱ねるさんは“これ気持ち良いな”って感じたミスチルナンバーどんなものがありますか?
長濱:私は『シーソーゲーム』が凄い好きです。やっぱ歌っちゃいますし、ライブで自分がボーカルで観客の人が居て煽るような感じも1人でやっちゃいます(笑)
川畑:あ、多分あそこだシーソーゲームのとこ、♪世界中の誰もが〜で言わせるんですよね。それ僕も絶対やりますね。
長濱:やりますよね(笑)
グローバー:そうか、脳内アリーナツアーをしてるというね。
■日本の音楽シーンにおける最高峰のボーカリスト、CHEMISTRY川畑要が選ぶ、「桜井さんのこの歌声、ぐっとくるわぁ〜 Mr.Childrenナンバー」TOP3」!!!
川畑:僕がカラオケでよく歌う曲を3曲に並べてしまったみたいなとこあるんですけど…
3位:くるみ <2004>
川畑:バラードじゃないですか、だからみんなでカラオケ行く時は後半に歌いますね。そこまで切ないラブソングじゃない温かみのあるものなんですけど、後半にいつも持って行くところがあります。
グローバー:特にここは何回歌ってても大好きっていう歌い回しとかありますか?
川畑:後半ですかね。どんどん桜井さんの想いが熱くなっていくのを凄く感じてて、曲って全てそうだと思うんですけど起承転結があって後半に広がっていく想いっていうか。最後サビが繰り返しになるんですよね、そこのファルセットからまた最後にいくところが凄い好きで。「どんなことが起こるんだろう♪」ここファルセットなんですよ。それで「想像してみよう〜」から一気にいきます(笑)
2位:花 <1986>
川畑:張るものも多いんですけど張ることだけじゃなくてAメロとか低いじゃないですか、ここもミスチルさんの魅力だと思って。Aメロ低いんですけどサビに無茶苦茶上がるんですよ。あのジャンプし具合ってミスチルさんならではだと思ってます。Aメロでまだ閉まってる部分もあってサビで解放して歌うところが好きですねー。
1位:H A N B I <2008>
川畑:これは結構ドラマのイメージも自分の中でハマったのかもしれない。イントロからミスチルさんを感じました。
長濱:分かります。歌声に来る前から“あ、ミスチルさん?”って。
川畑:そうなんすよ、イントロで “おれ好き”って思ったんですよ。
グローバー:名曲ってそうみたいですよね、始まって何秒でもう好きって。
川畑:イントロから良くてAメロ入ったらもう間違いなかった。これもなんでですかね急に2020年の終わりぐらいにこの『H A N B I』をカラオケで歌い出したんですよ。
グローバー:あれ!実は昨年末急遽来た、何が今刺さってますか?
川畑:なんだろうな、このミスチル感なんですかね。「もう一回もう一回」が大好きですね“何回でも行けるな”って思いながら(笑)
■キャッチコピー
川畑:「Mr.Childrenとは…ジャンルを超えたバンド」である!
世代とか時代とかかな?って思ったんですけど、それを一つにまとめるとジャンルなのかなって思いました。もちろんロックバンドっていうのがベースにあったと思うんですよ、今もあると思うんですけど、なんかそこがありながらもこの20年以上の中で一つのミスター・チルドレンっていうジャンルを作ったんじゃないかなってすごく感じましたね。
長濱:「Mr.Childrenとは…ずっとそばにいてくれるヒーロー」である!
2週に渡っていろんな曲を聴いていく中でバラードだったりポップソングだったりちょっと強い曲だったり、共感して隣にいて居てくれる時もあれば手を引っ張っていってくれるような曲もあったりして、私が生きている間ずっとそばに居てくれたかっこいいヒーローだなぁと思いました。
2週に渡るレジェンド『Mr.Children』ラストは「HERO」で締めくくられました。
PLAYLIST
Tomorrow never knows / Mr.Children
Starting Over / Mr.Children
HANABI / Mr.Children
擬態 / Mr.Children
FLASH BACK / 川畑要
HERO / Mr.Children
■放送後1週間は右のRadikoタイムフリーボタンでお聴きいただけます。
■川畑要さんの詳しい情報はオフィシャルサイトへ
■長濱ねるさんの詳しい情報はオフィシャルサイトへ