2021.04.10 ON AIR
【スピッツ Part2】お笑い芸人で俳優のアキラ100%さん、The Songbards上野皓平さん登場!

今週はスピッツのPart2!ゲストには引き続き、お笑い芸人で俳優のアキラ100%さん、The Songbards上野皓平さんをお迎えしました。

■草野マサムネが太鼓判を押したバンド:The Songbards上野皓平が選ぶ、
  「ここ!ここ!ピンポイントでここ聴いて!ここが最高なのよ〜」
スピッツナンバーTOP3!!!



3位:迷子の兵隊

上野:これは完全にベースラインですね。イントロから始まるそのベースラインと言ってしまえばそれでおしまいなんですけど僕本当にUKロックとか普段たくさん聴いてビートルズが大好きなんですけど、やっぱり曲によってすごいポールマッカートニー的なベースの動き方を感じる曲がたくさんあって、この「迷子の兵隊」のベースラインもイントロからそれをグッと感じるんです。

2位:愛のしるし

上野:これはセルフカバーになると思うんですけどPUFFYさんに提供した曲で、ギターソロがあるんですけど中華風と言うかちょっと面白い雰囲気であるんですけどコピーしてみるとわかるんですけど2〜3回転調してるんですね。
グローバー:ギターソロの中だけでそんなに転調するっていうのはなかなか無いですよね。
上野:そうですね、なかなか無いんじゃないかと。面白いことしてるんですけど、いかにも“してますよ”っていうのを感じさせずすごいストレートに入ってきながらもこういう技巧があるっていうのがすごい良い部分だなって思います。
グローバー:スピッツの魅力にそのテツヤさんの存在っていうのもあの方がいる魅力っていうのも大きいですよね。
上野:そうですね、いかにもギタリストという感じだと思いきや、なんか僕はそうでもないんじゃないかなと思ってて草野さんの歌に本当にハマるキャラクターのあるギタリストだなぁと思ってて、アルペジオがメインなギタリストってそんなに多くないんじゃないかな。やっぱりリードでギャンギャン弾きたいギタリストが多い中でちゃんと歌に添えるっていうのが特色になってるギタリストっていうのは本当に素晴らしいなと思いました。

1位:プール

上野:やっぱり間奏とかCメロの部分。独自性をすごい感じる中で僕がスピッツさんの楽曲の中で一番好きなCメロです。
グローバー:特にこの曲のCメロ何がお好きなんですか?
上野:もうタイトル通りですね、水の中にいるんだろうなというのを本当に感じる。これを音源で聴いても感じるんですけど初めてこの曲を聴いたのはYouTubeのライブ映像だったんです。その時Cメロで草野さんが歌ってリバーブが満ちてる雰囲気とか結構異世界に飛ぶぐらいの衝撃を覚えて…本当に僕の中で堂々の第1位ですね。

■「裸のままで」
    
グローバー:お送りしたのはアキラ100%さんセレクトの1曲「裸のままで」(笑)
アキラ:ちょうどいい曲があるもんですね(笑)
グローバー:この曲を聴いてアキラさんは服を脱ぎ始めたということなんですか?アキラ:そんなことではないんですけど、たまたまこのMUSIC VIDEOでもマサムネさんが赤の蝶ネクタイしてるんですよ!パーティーグッズで買ったかのような赤いでっかい蝶ネクタイしてて。
グローバー:アキラさんは今日もスピッツTシャツに大きな蝶ネクタイをしっかりしてますね。
アキラ:はい、そうなんです。タイトルもね「裸のままで」っていう曲なんですけど、以前テレビの番組で自分の好きなものを紹介するっていう番組でスピッツのことを紹介させてもらったんですよ。それをマサムネさんが観てくださったみたいでファンのブログの方に僕のことを書いてくれてですね“裸なのになぜかカラフルに見える”みたいな。マサムネ節で書いていただいてその最後に“裸のままでっていう曲があるからそれを出囃子にどうかな”みたいなことを書いてくれたんですよ!
グローバー:それ読んだときの気持ちどうでした?
アキラ:めちゃくちゃ嬉しかったですよ!売れて良かったな!と思いましたね。
グローバー:ここで繋がったかというね、不思議ですね。
アキラ:人生の伏線を回収するもんですね。

■スピッツの影響

グローバー:今日本の音楽シーンの中を見渡したとき“これはスピッツが居たからかなぁ”とか感じる事ってありますか?
上野:やっぱりスピッツっぽさっていうのは日本にいる限り染み付いてしまってると思うんですね。僕よりも上の世代の方も染み付いてるとは思うんですけど、特に物心ついた時からスピッツの曲が広がってたくさんどこでも聴ける状態の若者にとってはスピッツを意識しなくても日本人にとっての歌謡曲とか演歌が染み付いてるようにスピッツが染み付いてると思うんです。“このメロディスピッツやろなぁ”とか思っちゃうんですよね。スピッツのライブ映像を観た後に“ちょっとこの感じで”って思って別のパーツから曲を作り始めても“ちょっとこのメロディ流石にスピッツっぽ過ぎるなぁ”と思ってちょっといじったりとか。
グローバー:うっかりするとスピッツが出てきちゃうんだ。
上野:そうなんですよ。

■キャッチコピー

アキラ:「スピッツとは…センチメンタルロック少年」である!
僕がいちばん初めに感じたあの切ない気持ち“センチメンタルだ”っていう気持ちも多分にあるんですけど、それでもロックで今30年続けててもまだ本当にロックが大好きな気持ちのままでいるっていう。それは凄くいいなと思いますね。

上野:「スピッツとは…おるたな」である!
第一線で活躍しながらも一筋縄ではいかない部分をたくさん持っていてそこが本当に魅力だと思うんですけど「おるたな」っていうアルバムがあるんですけどその中の一曲で「夕焼け」っていう曲が大好きなんです。その歌い出しが今改めてスピッツの魅力を語ろうと思った時に感じたことをまるまる歌ってるなと思って“言葉でハッキリ言えない感じ 具体的に「好き」では表現しきれない 溢れるほど”っていう。やっぱりスピッツの魅力を言葉で語ろうと思っても本当に難しいなと改めて感じたので曲を聴いてもらうしかないなって思って「おるたな」にしました。

2週に渡るレジェンド『スピッツ』 ラストは「夕焼け」で締めくくられました。

PLAYLIST

プール / スピッツ

野生のポルカ / スピッツ

涙がキラリ☆ / スピッツ

裸のままで / スピッツ

窓に射す光のように / The Songbards

夕焼け / スピッツ


■放送後1週間は右下のRadikoタイムフリーボタンでお聴きいただけます。
■アキラ100%さんの詳しい情報はこちらから
■The Songbardsの詳しい情報はオフィシャルサイト

次回のテーマは、まもなくコンサート・ツアー「ディズニー・オン・クラシック 〜夢とまほうの贈りもの」もスタート!時を超えて世界中で愛される「ディズニー音楽」です。お聴き逃しなく!