2021.05.22 ON AIR
【平井堅 Part2】女優でミュージシャンの松下奈緒さん、 シンガーソングライターで音楽プロデューサーの川口大輔さん登場!

今週はNewアルバムをリリースしたばかりの平井堅part2!
ゲストには引き続き女優でミュージシャンの松下奈緒さん、
音楽プロデューサーでシンガーソングライターの川口大輔さんをお迎えしました。

■ライブの魅力

グローバー:今週はライブの平井堅さん。また音源とは違った魅力たくさんあると思いますがパッと思い浮かぶライブの平井堅ここが好き、どこですか?
松下:ライブにはテレビでもラジオでも見られない平井さんがいらっしゃいますよ。私初めてライブに行ったのが平井堅さんなんです。高校生だったと思うんですけど、まだその時関西に居たんですけどなんばHatchで近い距離感であの歌声を独り占めできるみたいな。そういうKen’s Barももちろん好きなんですけども特に印象に残ってるのはアリーナツアーっていうかそういう広い所でも曲によっては本当に平井さんを近くに感じられる。そしてあんなに素晴らしい素敵な歌声なのに喋ると本当に面白い、MCが本当に楽しい。それももう一つの楽しみになっちゃうぐらいに。テレビではそんなにトークをずっとされるっていう印象が無いんですけどもライブに行くとその時の時代情勢だったりとか何かそういうものを踏まえたりとか本当に楽しいお話をたくさん聞けるっていう。歌声だけでも十分もう本当に心を胸いっぱいになるんですけどもそれプラス楽しいお話があるっていうのはファンとしてはたまらないですね。あと、横浜だったら“横浜ボーイズ&ガールズ!”って言うんですよね。あれがたまらなく好きで“あ、聞けた!”って思うんですけど(笑)
グローバー:川口さんもそういうのありますか?ライブ行ったらこれなんだよねってやつ。
川口:僕も“埼玉ボーイズ&ガールズ!”僕、埼玉ボーイでありました(笑)でも本当に平井さん、中で不思議な乗り物に乗って会場の中をぐるぐる回られたりとか、平井さんという不思議なモニュメント。踊りもやられるじゃないですか、意外とキレキレに踊る曲もあればなんかびっくりするような可愛い踊りの曲もあったりとかありますよね。まあ本当に平井さんのライブは飽きる隙がないまま終わります。
グローバー:松下さん、どの曲もハイライトだと思うんですけども中でもこの曲きたら私はもう我を忘れてしまいますというのは何ですか?
松下: 「Strawberry Sex」っていう曲があって最初のAメロの”LOVE LOVELOVE~”の時にみんなで“L”を作るんですよ。ライブならではの家で聴いてるのは違う気持ちになるんです(笑)会場が一体になる感じがあってライブじゃないとこの感覚って味わえないなって思いますね。

■松下奈緒セレクト!
「ああ…もうウットリしちゃう? 平井堅、珠玉のラブソング」 TOP3!!!


3位:「僕は君に恋をする」(2009)

松下:これは映画の曲でもあってその映画のイメージを持ちつつもこの曲を聴くともうとにかく泣ける曲でもラブソングでもあるんですけれども「僕は君に恋をする」っていうのは平井さんて主語が“僕”っていうところがすごく私は好きなんですね。俺とか絶対ないんですよ、私でもないし。僕っていうところがなんか自分が今思ってることを何か代弁してくれてるような気持ちにもなるし、「僕は君に恋をする」って一瞬なんとなく意味は分かるんですけども歌詞聞いたらどういうことだろう?っていろんな想像を掻き立てられるそんな曲なんですね。

2位:「Ring」(2002)

松下:これは本当に「LIFE is...」 と並ぶぐらい本当に王道のラブソングの一曲かなと思うんですけども、とにかくイントロから鷲掴みでした。壮大さっていうことに関して言えば結構壮大なんですけどもその壮大さイコールちょっと物悲しい些細な幸せみたいなところがもっとインナーに寄っていく感じがあってとにかくもう本当によく聴いた一曲ですね。

1位:「ため息キップ」(from SINGLE『POP STAR』2005)

松下:これシングルにはなってないんですね。なので大きな筆で何かを書いて“どうぞ!”っていう感じではない印象なんですけど“なに?この温かみ”っていうその情景が浮かぶんですよ。この曲を聴いてるだけで“あ、駅行かなきゃ、切符買わなきゃ”みたいな。なんかそういうちょっと甘酸っぱい印象がすごくある曲で、とにかくこのメロディアスなメロディと平井さんの声がこんなにマッチしてる曲って平井堅さんの中でもいちばんの曲だなって思うぐらい。ラブソングの中で言うと私の中では珠玉のベストワンソングかもしれないですね。青春を思い返すと言うか、夕日が沈みそうな海沿いの駅から見る景色っていうのを想像して聴いていただきたいです。

■キャッチコピー

川口:「平井堅とは… 掴めないブルーモンスター」である!
こちらは掴みたいけど平井さんはスッと逃げて行かれる。でも何かの時にスッとこちらに来てくださる。で、気づかないと実は手の中に握っていたような…でも指からすり抜けていくようなそんな平井さんは感情のモンスターなんだけれどそれもブルーな感情のモンスターということですかね。
グローバー:川口さんが思うそのモンスターな部分、ここが怪物なんだよっていうのはどこに感じてるんですか?
川口:分からないですけど僕もあくまでも予想ですけれど、いろんなものをすごく期待して、でもいろんなことにものすごく傷ついてとか多分普通の人よりも何倍も何倍も多分感受性とかの部分でいろんな感情を抱きながら生きてらっしゃるのかな?っていうことをなんかすごく思うんですよね。それが歌声だったりとかメロディだったり歌詞とかそういうところに太字ではなく、でも全部表現をしていて曲の中で瞬間瞬間に沸き立つ匂いみたいな感じでその感情をずっと多分1995年から実はもずっと感じていて気づかないところにモンスターが居るのかな?ということを思います。

松下:「平井堅とは… 未知の歌バカ」である!
「歌バカ」っていうのは平井さんのアルバムでもありますし「裏歌バカ」っていうのもあるぐらいご自身でも“自分は歌バカ”ということも公言されてらっしゃいますし、でも今回こうやって25年分のいろんな曲を振り返ってみてなんか同じ気持ちになる事って無いんですよね。常に更新もされるし常に新しいものを届けてくださるし、なんか存在自体がなんかもうわからない未知なんですよね私にとっては。常に新しいものをどんどんクリエイティブに作り出していかれるしでやっぱそこにいろんな方が感銘を受ける感激するっていうことももちろんあるし、次はどんなことをやってくれるのか?っていうような楽しみもあるし、平井堅さんってもう未知なんです。

2週に渡るレジェンド『平井堅』ラストは「half of me」で締めくくられました。

PLAYLIST

Strawberry Sex / 平井堅

夢のむこうで /平井堅

ため息キップ / 平井堅

残響 / 平井堅

Miss サマータイム / 平井堅

half of me / 平井堅


■放送後1週間は右下のRadikoタイムフリーボタンでお聴きいただけます。
■松下奈緒さんの詳しい情報はオフィシャルサイト
■川口大輔さんの詳しい情報はオフィシャルTwitter

来週のテーマは、今もなお、音楽ファンを魅了するUKバンド、Sade!ゲストはにSalyuさん、WONKのボーカリスト 長塚健斗さんをお迎えします。お楽しみに!