2021.10.23 ON AIR
【B’z Part2】マキシマム ザ ホルモン ダイスケはん、ベッキーさん登場!

今週は、B’z の Part2!
ゲストには引き続きマキシマム ザ ホルモン ダイスケはん、ベッキーさんをお迎えしました。

■B’z のLIVE

グローバー:初めて観た生のステージ、いつでしたか?
ダイスケ:間接的でもいいですか?自分も出演者だったけど初めて観れたのが実は最初で、2017年のROCK IN JAPANっていう夏フェスが。
グローバー:共演者として初めての生のB’z、そりゃまたすごいですね。
ダイスケ:同じステージで僕らがB’zの一個前で。
グローバー:生の音楽いかがでした?
ダイスケ:それまでは僕は映像でしか観てなかったんですけど、B'zのライブの特徴ってすごいエンターテイメント溢れる演出も一個の魅力だとすっごい思ってるんですけど、そのROCK IN JAPANの時のB'zはお二人、そしてサポートのバックバンドの方全員上下無地で真っ黒の衣装で、ステージもいたってシンプルなセットで純粋にB'zの楽曲とエナジーを放つみたいな。だからよりB'zのシンプルなパワーがすごくダイレクトに響いてきて“やっぱすごいアーティストなんだ!レジェンドなんだなぁ”って痛感したかな。
グローバー:ベッキーさんはどんなライブのシーンを思い出しますか?
ベッキー:いちどホールツアーをした時に青森まで観に行きました。なんかやっぱりB'zともなるとドームとか大っきいスタジアム規模でライブする人たちがこんなに身近に感じられるんだっていう。いつものロックロックとはまた違ったちょっと暖かみがプラスされたような“俺たち近いよね”みたいな。もちろんロックなんだけど暖かみもあるようなライブはすごい印象的でした。
グローバー:その時、中でもこの曲っていうのは何かありました?
ベッキー:ホールで聴く「juice」がすごい良かったです。ホールが熱量でパンパンになる感じがなんかねーたまらなかったですね。
グローバー:ダイスケはんはなんでしたか?
ダイスケ:2017年のROCK IN JAPANで言うともう神セトリ、中でも特に印象的だったのが「衝動」。フェスなんでB’zを観たい方もいらっしゃれば他のアーティストを観たい方々も一堂に会する訳じゃないですか。グラスステージっていう約7万人ぐらいが入る大きなステージだったんですけどテトリスだったら全部消えるぐらいパンパンで、「衝動」の「go for it愛情こそが衝動」っていう一番最後のオーラスの部分からまずライブアレンジで始まるんですよ。そしたら色んなアーティスト目当てで集まった方々約7万人がその部分を大合唱したんですよ。もう鳥肌。そこからバンドも全部入ってバチン!ってやった時のパワーが本当に忘れられない。“B’zってすげえな”っていう。

■マキシマム ザ ホルモンの「キャーキャーうるさい方」ダイスケはんセレクト!
「激エモ!激熱!激ラウド!これぞロックスピリッツ全開のB’z ナンバー」TOP3」!!!


3位:MOTEL (1994)

ダイスケ:毎回聴くたびに僕の中で激エモでもあり、胸アツな曲なんですね。B’zの持つブルースの要素を“もうやっていこう!”みたいな。振り切ってそっち行こうぜってところから派生して「MOTEL」ってところに辿り着くんですけど、稲葉さんの声がよりブルージーで、なんでこんな響くのかな?って僕思ったんですよ。そしたらこの歌詞の裏側にはかつての戦争時代のこととかもバックボーンであったりするので、その戦争時代から学んだ教訓とかを稲葉さんが歌詞に落とし込んだ部分もあるんですね。稲葉さん個人の思いというよりも、すごくワールドワイド。世界に向けて放つ言葉だからなんかこう胸にくるものがあるのかな。

2位:Brotherhood (1999)

ダイスケ:99年の曲なんですけど、別にアゲアゲチューンではないです。ちょっとスローな感じなんですけど、まずこの「Brotherhood」っていうのがB’zの周りのスタッフだったり、日頃支えてくれる応援してくれるファンの方々への感謝の曲なんですけど、僕は今バンド20年以上やっててなんかちょっとこう共感できるというか、B'zの二人には到底及ばないんですけど共感できる部分もあったりして、バンドやってるからこそより歌詞が身に染みるというか感謝を常に忘れずに前進していくことも忘れないお二人の姿勢にやっぱりすごくグッと熱くなる。

1位:愛のバクダン (2005)

ダイスケ:これもうね非常にシンプルです。もうスカッっと。3位2位とちょっとミドル、グッとくる感じの曲を挙げてるんですけど、1位はもうスカーン!と一気にハジけようという意味で。“理由なんていらないよ、ぶち上がるよ”と思った後に歌詞見たら、世の中嫉妬が根源によって色々巻き起こることがテーマで稲葉さん書かれたのかなっていうところもあったりして、なんかすごいアッパーなんやけど言ってることは結構抜け切れてないテーマを歌ってる曲なんですね。すごいなと。

■B’zの影響

グローバー:ベッキーさんがいちんばん影響刺激を受けたという「イチブトゼンブ」。この曲はどういうところがお好きなんですか?
ベッキー:まずタイトルが優勝。「イチブトゼンブ」って文章じゃないですか、漢字にしたら本当に文章。カタカナにして「イチブトゼンブ」っていう一つの言葉を作った。これは優勝でよろしいですよね。あと歌詞の“愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに”これ優勝ですね。もうこの歌詞がすべてで“あっ、そうだよね”っていう。曲ってなんか人生をテーマにしたものとか色々あるけどやっぱり恋愛の曲が好きなんですよ。私は恋愛の曲として入ってったんですけど、やっぱ恋愛っていちばんわがままになっちゃったりとか欲が出ちゃったりとか、そういうのがある中で“愛しぬけるポイントがひとつありゃいい”喧嘩とかもするけどムカついたりもするけどこれだよなっていう。それだけじゃなくて人生とか仕事もそうだよな、大変だったりするけど愛し抜けるポイントひとつありゃいいんだと。なんか哲学を感じて、これはすごい曲だなと思ったんですよね。素晴らしい曲だと思います本当に。
グローバー:ダイスケはんはどうですか?いちばん影響もらったな刺激もらったなっていう曲。
ダイスケ:僕は「ゆるぎないものひとつ」っていう曲なんですけど、僕も一応歌を歌ってて稲葉さんとはスタイルはちょっと違うんですけど、稲葉さんの歌唱法っていうか歌い方もすごく勉強になるので、僭越ながら歌ってちょっと稲葉さんのエキスを注入しようかなみたいな感じなんですけど、この曲の歌いまわしというか、稲葉さんの特徴のひとつですごい好きなのが母音と子音ってあるじゃないですか、稲葉さんって子音の繋げ方がすごくきれいというか特徴的なんだなーっていつも聴いてて思うんですよ。例えば「ゆるぎないものひとつ」でいうと2番の“神様ならたぶんね そんなに多くのことを 求めちゃいないよ”っていう歌詞があるんですけど、この“そんなに多くのこと 求めちゃいないよ”の部分。これをアルファベットにして子音の部分を稲葉さんの独特のタイム感で繋げていってるんですよ。なんか綺麗な楽譜に起こしたような譜割ではなく、稲葉さん独特のためて歌うというか、後ろノリっていうんですけど、それは多分稲葉さんのバックボーンのひとつのブルースだったりとかっていうのもあると思うんですけど、そうしながら独特のタイム感で子音で歌い繋げていくっていうところが自分で歌ってみて初めて、改めて自分が歌うことで気付かされて、やっぱすげえって。他にも色々ポイントあるんですけど特にその部分に影響というか、僕らも一応日本語の歌詞を英語っぽく聞こえるような特徴なのですごく子音って大事で、そこの影響は貰ってますね。

■キャッチコピー

ダイスケ:「B’z とは… 音楽界の松岡修造」である!
本当に背中を押してくれるだけじゃなくて、一緒に泣いてくれたり一緒に怒ったりしてくれてるっていう。喜怒哀楽を共にしてくれるっていう。で、熱さもあるっていうところで松岡修造さんがなんかパンと。

ベッキー:「B’z とは… 流れる哲学書」である!
迷った時辛い時、哲学書とかに答えありそうですけど、本読むってハードル高いじゃないですか。もうB’z聴けばいいんですよ。人生の迷い、恋愛の迷い、どんな迷いも答えはそこにあると思うので流れる言葉をキャッチしましょうみたいな。

最後の一曲は「孤独のRunaway」で締められました!

PLAYLIST

衝動 / B’z

声明 / B’z

愛のバクダン / B’z

イチブトゼンブ / B’z

G'old~en~Guy / マキシマム ザ ホルモン

孤独のRunaway / B’z


◆Spotifyにもプレイリストを掲載しています。ぜひお聴きください。

■放送後1週間は右下のRadikoタイムフリーボタンでお聴きいただけます。
■マキシマム ザ ホルモン ダイスケはんの詳しい情報はオフィシャルサイト
■ベッキーさんの詳しい情報はオフィシャルサイト

来週のテーマは、ミレニアル世代を代表するポップアイコン、デュア・リパ!ゲストは、男女混合アカペラグループ、ナギーレーンからバラッチさんさん、シンガーソングライターのセレイナ・アンさんをお迎えします。お楽しみに!