今週はマルーン5のPart2!
ゲストは先週に引き続き、SPiCYSOL KENNYさん、
シンガーソングライターのカノエラナさんをお迎えしました。
■ライブパフォーマンス
グローバー:今年12月には日本でもドーム公演がありますけども、ライブの魅力、KENNYさんはどんなところが好きですか?
KENNY:ライブになると少し歪むというかロックスピリッツを出してくるところもそうですし、あと、そのツアーそのツアーで違うんですけど結構マッシュアップしたり。カニエ・ウエストの曲から「Harder to breathe」にいったりとかライブならではの伏線作りからメインの曲にいくみたいなところとかが面白いなと思いますね。
グローバー:トータルでオーディエンスを持っていく連れて行き方が凄いんだ。
KENNY:上手いすねー。
グローバー:カノエラナさんはいかがですか?
カノエ:そうですね、私自身も割とセットリストの作り方とかって困ったりするのはいろんなタイプの曲があるからっていうのもあるんですけど、マルーン5も結構いろんな曲が本当にあるからどういう風にその世界観を最初から最後まで作り上げるんだろう?っていうのがすごい気になるのでそういうところは注目したいなっていう風に思いますね。
グローバー:自分が行ったらこの曲は絶対やって欲しいというのはありますか?
カノエ:やっぱいちばん最初に出会った「Sunday Morning」ですねー。
グローバー: KENNYさんはいかがです?
KENNY:「Moves Like Jagger」かなぁ。ここ最近これを1曲目にライブでやってることが多かったんですけど、入れてくれるのかどうかっていうところも。
グローバー:今ライブを待ちわびながらもう聴けるライブ音源とか動画で楽しんでるファンの方も多いと思うんですけど、KENNYさんは“このライブ音源いいよ”とかってあります?
KENNY:やっぱ初期の頃の曲になっちゃうんですけどね「This Love」もいいし、あ、でも「Payphone」いいかもしれないですね。清々しさと“あ、バンドだとこうなるんだ”って感じのイメージが強いですね。
■カノエラナ セレクト!
歌詞に注目して欲しいマルーン5ナンバー、TOP3!
◆3位:Sunday Morning
カノエ:強すぎる(笑)そんなに英語がわからない中学生時代でもなんとなく朝の曲なんだっていうのはもうわかる曲じゃないですか。実際歌詞を見ると結構濃密な(笑)朝、ベッドの中でモゾモゾみたいなそういう空気感というか、歌詞を見ると“そういう事があったのね”っていうのでパタッと閉じるみたいな。当時はそうでしたけど、今私は絶対こんな曲書けないなっていうのでちょっと注目して欲しいなっていうので入れました。
◆2位:This Love
カノエ:こんなに力強く”LOVEだ“って言えないんで(笑)両手広げてバッていうのはできないからマルーンで吸収するしかないんですよ。私の曲は回りくどく、いかに好きとか愛してるっていう言葉を使えないから使わないように逃げ道を作ってできてるので、全く逆っていうか。
グローバー:カノエさんはそれでもこの歌詞よく読んでみてもやっぱり大好きだなーってなるわけですよね。どういうとこなんですか?
カノエ:メロディも相まってなんですけど、なんか“ドヤッ”ってするまでにも時間があるというか、やっぱりちょっと浮いたり沈んだりっていうのがあるっていう世界観の中でそれでも“私はLOVE”っていうのがカッケーみたいな。
◆1位:Stutter
カノエ:この曲ずっと聴いてますね。すごい好きですね一。いちばん最初当時の先生にこのアルバムをおすすめされた時に“この曲の感じと歌詞がすごいお前っぽい”って言われたんですよ。どういうことだろう?と思ってちょっと聴いて中身開いて見てみると、ちょっと口ごもったりとか、言いたいことがあるのに“ううう…”って言葉が詰まっちゃうよっていうことを言ってるんだっていうのがあって。でも好きだったらそれを乗り越えちゃっていうか、ちゃんと言いたい言葉があるから好きだからこそ”ううう…言っちゃう!“みたいなのがタイトルもそうなんですけどドモリながらも振り回されてる女の子に対してちゃんと言葉を言うっていうのがいいですね。
グローバー:この気持ちは生きていてね人を好きになったことがある人はみんなわかる。そんなものをこう表現したかってことですね。
カノエ:そうですね。なので、愛だ、恋だがちょっとよくわかんないよっていう人でも好きなものに置き換えられる。
グローバー:こういった表現は影響を受けました?
カノエ:受けましたね。自分の曲にも“別にそんなんじゃない”って言えばいいところに“別にそんなんじゃない”っていうのをそのまま歌詞に入れたりとかそういうのやったりしてるのはこの曲がなかったらできてないです。
■マルーン5の影響
グローバー:マルーン5から自分の音楽活動にはこんな影響もらってるなってところKENNYさんいかがですか?
KENNY:僕はやっぱバンドをやるものとして、バンドの観せ方がちょうどいいんですよね。言い方正しいかわかんないすけど万人受けするバンドサウンド。マルーンはそこまで媚びてもいないんですけど、だけど誰が聴いても“いい曲だね”っていう曲を作ることのできるマルーンのスタンスとかあとはその曲の雰囲気はすごく参考になるというか影響を受けてますね。
グローバー:カノエさんはいかがですか?
カノエ:どんな曲調であってもその人が歌ってればその人のカラーになる、そのバンドのカラーになるっていうのが凄い出てるんじゃないかなっていうのを思ってて、それは自分自身の弾き語りの活動もそうだし、もちろん音源もそうなんですけど実際に音源になった時にこういうふうに変わるっていうのとかもこういういろんな曲を歌っているアーティストに出会ってなければ自分はできなかったことなんでそこはやっぱり活動的にはめちゃくちゃ影響を受けてるところだったりしますね。
■チャッチコピー
KENNY:「マルーン5とは…バンド界のスパイス」である!
やっぱ尖ってますよね、ちゃんと。バンドっていうものにとらわれないでどストレートのバンドももちろん最高なんですけど、マルーン5は本当に一癖二癖ある香辛料のようなバンドだなぁと思います。
カノエ:「マルーン5とは…新入部員も大歓迎」である!
KENNYさんも私も中学生の時にも出会ったっていう共通点もありますけど、やっぱり私は本当に洋楽とか全然聴いたことがなかったのに自然にメロディーが入り込んできたっていうこと自体が本当に私の中では革命的だったんですね。なので私みたいに馴染みがない方でも1回聴いてなんとなくフレーズを覚えられるってのはなかなか無いことだと思うので是非知らない人にこそ聴いて欲しいなっていうのはありますね。
2週に渡る『Maroon5』ラストは「Memories」で締められました!
PLAYLIST
Moves Like Jagger / Maroon5
Payphone / Maroon5
Stutter / Maroon5
CHASE / SPiCYSOL
Memories / Maroon5
◆Spotifyにもプレイリストを掲載しています。ぜひお聴きください。
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■放送後1週間は右下のRadikoタイムフリーボタンでお聴きいただけます。
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