小麦畑を持ち、オーガニックの小麦の種まき、育成、収穫、脱穀、製粉を自らおこない、そうしてパンを作っているパン職人、蔭山充洋さん。蔭山さんが焼くパンはまさに「唯一無二」。三浦半島の太陽と大地の香りのする、自然そのものを食しているような茶色いパンたちです。134号線沿いを、葉山、秋谷と抜けて三崎へ向けて走り続けると、左手に京急三崎口の駅があり、その少し先。ゆっくり少し下った途中、134号線沿いの右側に、「充麦」があります。三浦半島に暮らす人たち、逗子や鎌倉の住民たちはもちろん、東京や、もっと遠くからわざわざ「ここのパンが食べたい」とやって来る人たちが後を絶ちません。
横須賀生まれ、横須賀育ち。20歳の頃にはどぶ板通りの米兵バーでバーテンダー&DJをしていた若者は、ヨーロッパ放浪の旅の途中、南フランス、アビニョンの山中で、一軒のベイカリーと偶然出逢います。隣に小麦畑のある村のパン屋。小麦を自ら育てパンを焼く。蔭山さんのほんとうの旅の始まりでした。
なぜ小麦作りから始めるのか。充麦のパンの個性、特徴とは。蔭山さんが思い描いている理想のパンとは?
三浦パン屋「充麦(みつむぎ)」
神奈川県三浦市初声町入江54-2
046-854-5532
「充麦」HP→http://mitsumugi.web.fc2.com
instagram→https://www.instagram.com/imitsu/