TDK VOICES FROM NIHONMONO
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旅するにほんもの

岡山 葡萄『JA 晴れの国岡山船穂町ぶどう部会』

日本の本物とその作り手の声ご紹介するTDK VOICES FROM NIHONMONO。

今回からは、中田英寿さん岡山県の旅の模様をお届け。
第1回は『JA 晴れの国岡山船穂町ぶどう部会』を訪ねた模様をお届け。

代表の、浅野三門さんにお話をうかがいました。

岡山県倉敷市の船穂町。
岡山県内でも特にブドウの栽培が盛んで、
「マスカット・オブ・アレキサンドリア」や「シャインマスカット」などを生産しています。

去年の数字では、100戸の生産者で、合計11億円以上の売り上げを記録。全国からの視察があいつぐほど 注目を集めています。

岡山名産のマスカット「マスカット・オブ・アレキサンドリア」は、エジプトの「アレキサンドリア」という港から世界各地に広がったことが名前の由来です。
エメラルドグリーンの美しさと上品な香り、奥行きのある味わいが 多くの人を魅了してきました。
そして、その90%以上が岡山で作られているんだとか。

岡山県は温暖で日照量があることから、ぶどうなどの作物を作るのに適しています。

そしてその栽培で特徴的なのは、南向きの丘陵地を利用したハウス栽培です。
かなり急な斜面にビニールハウスが並ぶため、湿度をおさえられ、太陽の光がたくさん受けられるんだとか。

現在は、船穂町では「マスカット・オブ・アレキサンドリア」より シャインマスカットのほうが生産量が多くなっています。
その理由の1つは、栽培するのにとても手がかかること。ですが、浅野さんが「アレキに勝るとものはない」と断言するほど魅力的な「マスカット・オブ・アレキサンドリア」、是非味わってみてください。

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