「明日からNYへ向かう」という蓮沼さん。
ひょうひょうとしたした語り口で、深い音楽談義が繰り広げられました。
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胡桃のロースト
野村友里さんが手がけるeatripの胡桃のロースト。
しょっぱくなくて、カイエンペッパーの香りがふわっと香って、
蓮沼さんいわく「食べ始めると止まらなくなる」一品。
ヘルシーで美味しい、Beerがすすむおつまみでした。
If It Had Loot/Tony! Toni! Tone!
初めて自分のお金で買ったCDです。小学5年生くらいだったと思います。マセてますか?たぶんJpopのミュージシャンがこの曲に影響を受けた…みたいなポップがCDショップの試聴機に出てたんだと思います。10代の頃は邦楽が嫌いだったんですよ。洋楽がかっこいいと思ってたんですよ、大きな間違いだったんですけど。
Breezin'/Cornelius
ライブを観てみたいですね。小山田さんの音楽は「ファンタズマ」までしか追ってなかったんですけど去年色々聴く機会があって、もうすごく良くて…追ってこなかった10数年を大反省しました。ライブも観たことないので見てみたいです。
Nas Is Like/Nas
スケートボードのビデオ見るのが好きだったので、その影響でHIPHOPとか、そのネタ元のソウルファンクとかが好きでしたね。ひたすら色々調べてレコード屋さんに通ってました。高校生の時一番好きだったのはベタにNASですね。その世代です。
Spider Monkeys Moving Through/Chris Watson
音楽を始めるきっかけとなった人です。BBCのサウンド技師で、フィールドレコーディングする人で、相当影響を受けてます。僕は演奏するというよりすでにある音を使って音楽を作って行くのが強いので、そこは通じるなって思います。
Stepping Into Tomorrow/Madlib
マッドリブも音楽をやっていくきっかけとなりましたね。割と最近の人なので…。僕のひねくれているところで当時は「大物を聴かない」というのがあったので、ブライアンイーノにどっぷりハマることはなかったです。
What's Going On/Marvin Gaye
すごく良く聴いてました。オールタイムフェイバリットというか。
マーヴィンゲイといえば中学生の時に「Sexual Fealing」を聴いて、音楽で初めて「エロいな」と思った記憶があります。
Devil's Pie/D'Angelo
これもすごく良く聴きました。やっぱりブラック系が好きでしたね。
Marquee Moon/Television
朝霧でみたテレビジョンのライブはすごく良かったですね。テレビジョン大好きですね。聴いた瞬間に上がります。
吹渡/武満徹
明治神宮の芝生で雅楽を観る…という会がありまして。武満徹さんの没後何年、みたいなことだったと思うんですけど。アウトドアで雅楽っていうのがすごく衝撃的でした。
Seneca/Tortoise
人生を変えた1曲です。高校生くらいの時ですね。インストロック、かっけー!っていう感じになったのはトータスがきっかけですね。それまでロックって歌詞ありきで聴いていたので、そうじゃないってことを僕に教えてくれた1枚です。
風をあつめて/はっぴいえんど
これも人生を変えた1曲です。邦楽嫌いだったんですけどはっぴいえんどだけは聴いていたんです。単に好きで。音楽はアメリカだけど歌詞は日本語…みたいな感じで。分岐点だったようにも思います。
A Kind Of Love Song/蓮沼執太&U-zhaan
ユザーンとアルバム作りました。アートリンゼイさん、デヴェンドラバンハートさん、坂本龍一さんに参加していただきました。ユザーンとライブやりたいんですけどね…僕NYに行っちゃうんです。
My Ex-Girlfriend/Tony! Toni! Tone!
クリスさんが今夜のお話をうけてラストに選んだのはこの曲。