ARCHIVE | SAPPORO BEER OTOAJITO | Every Sat. 18:00-18:54

2023.03.31 ON AIR
今週はBREIMENの
ベース/ボーカル、
高木祥太さんをお迎えしました。

高木さんがこの日、黒ラベルのおつまみとして
持ってきたのは、“いぶりがっこオカキ”。
「いぶりがっこには無い軽やかさと、
　味はいぶりがっこくらい美味しい。」と表現する
高木さんに、クリス・ペプラーは一口食べると
「冗談抜きで美味い！群を抜いて美味いよ！
　深みのある味で、いやあ、いい発見したなあ。」
と大興奮でした。

そんなお二人ですが顔を合わせるのは、
昨年の朝霧ジャムのバックヤードで会った以来
だったそう。様々なバンドのサポートベーシスト
としても活躍する高木さん。その時はTempalayの
サポートとして出演していたそうですが、
その後からBREIMENとしての活動が忙しくなり、
現在はサポートの数を減らしているんだとか。

高木さんがベースを始めたのは高校生の頃。
クリス・ペプラーは高木さんを
「グルーヴィなベースでスゴイなって思う。
　何をすればいいのかを瞬時に分かるベーシスト。
　アンサンブルに対する”さじ加減”というか、
　高木祥太の強みってそこじゃないかなって
　思います。」と評価しました。
あまりそのように言われたことがない、
と述べた高木さんですが、クリス・ペプラーが
評価するプレイは自覚的にやっているそうで、
「俺はいわゆる”ベース的なベース”が好きなので、
　家で一人で爪弾いていても、
　楽しく無いと思っていて。
　結局、人と一緒にいる前提で
　ベースという楽器が俺にはあって、
　それこそアンサンブルでの押し引きが楽しいから、
　そう言ってもらえて嬉しいですね。」
と述べました。

Tempalayの他にもCharaさんや
TENDREさんなどのサポートも務める高木さん。
BREIMENとしての活動との住み分けについては、
「基本的には変わらないつもりでやっている」
とのことだそうですが、BREIMENではボーカルも
務めているため、そこが大きな違いなんだとか。
「MELODY (prod.by BREIMEN)」で
コラボレーションしたポルノグラフィティの
岡野昭仁さん、King Gnuの井口理さんや、
過去に共演のある奇妙礼太郎さんなどを挙げ、
「ある意味、音楽的な部分と乖離して
　歌が上手いっていう人がいて、
　そういう人たちと共演すると、
　歌はアンサンブルから
　逸脱できる部分もあると思います。
　逆に言えばベース弾いている瞬間だけは、
　どのバンドにいても俺は変わらないですね。」
と話しました。

ベースに関してはいつでも最高のパフォーマンスが
出来るように、ルーティンを作らず、どんな機材でも
問題ないように努めているという高木さんですが、
歌に関してはルーティンを作り、オンとオフを
切り替えるようにしてライブなどに臨んでいる
そうです。クリス・ペプラーは先日来日した
スティングについて、高木さんは
エスペランサ・スポルディングを挙げて、
ベースとボーカルを一緒に行うことの面白さや
難しさを語り合いました。

番組後半には、高木さんが最近注目しているという
ミュージシャン、由薫さんの話も。
2000年生まれのシンガーソングライターですが、
高木さんはJ-WAVEで曲が流れていたことが
きっかけで知ったそうで、
「「GOLD」っていう曲がマジで好きで、
　最近聴いている日本の曲の中で
　一番好きかもしれない。サビのメロディが
　すごいんですよ。声もめちゃくちゃ良いし。」
と紹介しました。

そんな高木さんが注目する由薫さん、
そしてBREIMENも出演するイベントのお知らせも。

J-WAVEと六本木ヒルズが
毎年ゴールデンウィークに開催する
フリーライブイベント「TOKYO M.A.P.S」ですが、
今年の開催も決定しています。
オーガナイザーはクリス・ペプラーが務めます。
開催は5月5(金)、5月6日(土)の2日間。
BREIMENは初日に登場しライブを行います。
他にも上原ひろみさんや、ROTH BART BARON、
君島大空さん、由薫さんなど、多くのアーティストが
出演しますので、ぜひ「TOKYO M.A.P.S」の
ウェブサイトをチェックしてください。

TOKYO M.A.P.Sの情報はこちらから

クリス・ペプラーは今回の
「TOKYO M.A.P.S」について、
「テーマは『新しさと心地よさ』です。
　新しいものって冷たかったり、
　エッジーな感じがしたりするけど、
　人間の琴線というか、物が変わろうが
　テクノロジーが進化しようが、
　心地よさのスイッチを入れてくれるのは
　共通している気がするんですよね。
　だからそれを紡ごうかなと思っています。
　バリバリのベテランだけど常に斬新な人や、
　常に変わろうとする若い才能を
　フィーチャーしていて、BREIMENも
　常に新しいことに突き進むんだけど、
　どこか心地よさや気持ちいい部分を
　提供してくれるっていうところがありますよね。」
と語りました。

BREIMENの情報はこちらから

さて、BREIMENの高木祥太さんとのトークは
次週4月7日に続きます。
後半戦はどんな音楽トークになるんでしょうか？
ぜひお聴きください！