「こんな番組、俺がやりたい!2代目譲って!」と
開口一番述べたTOSHI-LOWさん。
「もちろん!ぜひ!」と答えたクリス・ペプラーは続けて、
「絶対喋りの仕事やったほうがいいと思う。
今のTOSHI-LOWだったら何でも出来ると思うよ!」と
絶賛していました。さらにTOSHI-LOWさんの
ギターの演奏についても「上手くなったよね!」と述べました。
するとTOSHI-LOWさんは照れながらも、
「東日本の震災までちゃんとやってなかったんだけど、
ボランティアで避難所に行ったら、おじさんに
『これ波に流されたギターだけど、
あんちゃんミュージシャンなんでしょ?
みんなに歌ってやってよ』って言われた時に、
何にも歌えなくて。
『いや、俺バンドマンなんですよね。』って断った時の、
おじさんの悲しい顔を見たら、
なんの為に歌ってきたんだろうって。
それを二度と繰り返したくないってことだけだよね。
ギター弾けなかったら、
手拍子でもなんでも歌えばいいんだよ。
その為に音楽でメシ食ってきたんだからさ。
2011年にはまだその気持ちが無かったんだよね。」
と弾き語りや歌に対する気持ちの変化について語りました。
さらにTOSHI-LOWさんは被災地で、
黒く焼けた校舎の前で子供たちが野球をやっている光景を
見て、生きることの意味を感じたそう。
「素晴らしいと思ったの。生きていくってそういうことだって。
人間の強さってすごいし、尊い。
焼け野原みたいになった街の中で、
明るく生きているって美しいって思っちゃった。
だから自分もカッコつけないで、心の底から
ギター1本で歌おうって思ったよ。」と述べました。
BRAHMANとOAUの活動を並行しているTOSHI-LOWさん。
もともとはそれぞれのバンドで、
自身の人格も別だと思っていたそうですが、
現在は線引きがなくなってきたんだとか。
「怒っている自分も、優しい自分も、慈しむ自分も、
結局全部自分なんだよね。」
これに対しクリス・ペプラーが、
「でも、TOSHI-LOWはクレバーだと思うな。
パンクから始まって、
そこから年相応の音楽家になっている気がするんだよ。」
と話すと、TOSHI-LOWさんは、
「子供の存在もそうなんだけど、
それまで”明日死んでもいい!”ってやってたのに、
子供が成人するまで見てみたいって思ってしまった。
そこから矛盾が始まってるのよ。
今は矛盾だとは思わないけど、その時は苦しくて、
全部辞めた方がいいと思ったね。
ただ、良いか悪いかは置いておいて、
今の自分の価値を見てくれる人もいるから、
音楽に対して頑張らない理由は一個も無いんだよね。」
と考えを述べました。
さて、サッポロ生ビール黒ラベル
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「音楽フェスでも、完璧な生ビール体験を。」 をコンセプトに、
この夏の音楽フェスをさらに盛り上げるため、
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こちらでは黒ラベルのブランドメッセージ
「丸くなるな、星になれ。」にちなんだ、
TOSHI-LOWさんのスペシャルインタビュー記事を
公開しています。TOSHI-LOWさんの他にも
04 Limited SazabysのGENさん、My Hair is Badの
椎木知仁さんのインタビューもありますので、
ぜひ、チェックしてください。
『黒ラベルFES』のウェブサイトはこちら
そんなTOSHI-LOWさんですが、4月1日にOAUとして
ニューアルバム『Tradition』をリリースしました。
現在、こちらの作品を引っ提げたツアーを開催中です。
最終日7/8は東京 昭和女子大学人見記念講堂にて
ライブが行われます。チケットは現在発売中です!
最後はクリス・ペプラーが
人見記念講堂でライブを見たという、井上陽水さんの話題に。
「間がスゴかったよ!
無音がこれだけ音楽になるのか!っていう感じだった。」
と感想を話すと、TOSHI-LOWさんは
「いつか絡んでみたいと思ってるんだよね。
こないだ民生に訊いたら、
陽水さんはとにかく蟹が好きだって。
だから蟹だけ用意して、どっかで絡みてえなって思ってる。」
と述べ、4度目の出演を締めくくりました。
BRAHMAN/OAUの情報はこちらから
さて、次週7月14日&21日のゲストは、
15年ぶりのソロアルバムをリリースした原田郁子さん。
最近はどんな音楽を聴いているんでしょうか?
ぜひ、次回も黒ラベルを飲みながら、
大人の音楽談義をお楽しみください!
栃尾の油揚げ
カリッとした表面と
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栃尾名物の油揚げ
今年の夏は
黒ラベルと油揚げで決まりです!
月だけが / OAU
鼎の問 / OAU
今夜(TOKYO GUITAR JAMBOREE 2023)
/ TOSHI-LOW
Headlight / MONKEY MAJIK
セラヴィ -c’est la vie-
/ OAU
初期衝動 / OAU
Trollin' / The Stooges
満月の夕 / OAU
こころの花 / OAU
世界は変わる / OAU
いっそ セレナーデ
/ 井上陽水
夢の続きを / OAU
琥珀色の街、上海蟹の朝
/ くるり