SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2023.08.25 ON AIR
今週はTESTSETから
砂原良徳さんをお迎えしました。
クリス・ペプラーと砂原さんが
会うのはかなり
久しぶりだったようで...

番組初登場の砂原さん。
クリス・ペプラーと砂原さんが
会うのはかなり
久しぶりだったようで、
前回はなんと砂原さんが
電気グルーヴのメンバーとして
活動していた90年代後半
だったかもしれないとお互いに
確認し合いました。
しかしその間も、
クリス・ペプラーは砂原さんの
ライブを何度も見たり、
砂原さんはクリス・ペプラーの声を
ラジオを通して
聴いていたそうです。

さて、今週は
そんな砂原さんの
子供時代の話題からスタート。
小学生の頃に
インベーダーゲームが
ブームになり、同じ時期に
YMOが登場。砂原さんは、
ロボットなどが展示されている
イベント会場に足を運んだ際に、
YMOの曲を耳にして、
「この音楽は何なんだろう?」と
思ったことを覚えているそうです。
学校の音楽の授業は
あまり好きではなかったという
砂原さんですが、
家にエレクトーンがあったため、
たまに触れてみたり、さらに
電子工作が好きだったため、
はんだごてを用いてラジオなどを
作って過ごしていたそう。
小学生時代のエピソードから
現在の砂原さんの活動の原点を
窺わせました。

人間のエモーショナルな表現が
あまり好みでなかったという
子供の頃の砂原さんは、
次第にYMOの機械的、無表情な
感じに惹かれていったそう。
YMOで最初に手にした
レコードは、スネークマンショーが
参加した作品『増殖』。
「なんでこれを買ったかと言うと、
 このレコードは安かったんですよ。
 普通1枚、2,500円から
 2,800円くらいだったんですけど、
 『増殖』は10インチで、確か
 2,000円だったんです。独特で、
 他には無い感じの作品。
 当時の雰囲気を
 先取りしているのが、
 小学生にも分かりました。」と
解説しました。

YMOがきっかけで音楽に
興味を持った砂原さんは、
中学に入ると同じような音楽を
聴く友人が出来て、一緒に演奏も
始めるようになったんだとか。
「朝練をしたいから音楽室を
 使いたい、と先生にお願いして、
 朝の7時くらいから集まって、
 ピアノとブラスバンドのドラムセット、
 あとは電子オルガンの
 3つを借りて、YMOのコピーとかを
 していましたね。」と振り返りました。
最初にコピーしたのはYMOの
「中国女」だったそうですが、
演奏が難しいYMOの曲の中では、
比較的簡単に演奏出来る曲
だったとのこと。クリス・ペプラーに
「YMOの曲をコピーする時に
 難しいポイントはどこですか?」
と質問されると、
「一番難しいのは
 機械でやっている速弾きの
 シーケンスとか、あとは坂本さんの
 曲が特にそうなんですけど、
 コード進行が難しいっていうのが
 ありましたね。」と語りました。

そんな砂原さんは平沢進さんの
コンサートツアーの
サポートメンバーに抜擢され、
さらに時期を同じくして、
対バンのイベントで出会った
電気グルーヴに加入することが
決まり、いわゆるプロとしての
キャリアをスタートさせることに
なりました。

番組後半では
リスナーから寄せられた
質問にお答えいただきました。

『TESTSETの曲は
 どのようにして作られていますか?
 メロディ、ベースライン、コードだと、
 どこから思いつくのでしょうか?』

「僕の場合はリズムから
 作ることが多いです。
 まずはドラムの
 パターンを打って、
 それを流しながら
 メールを書いたりして、
 アイディアが思い浮かんだ時に
 シンセとかを足して、
 さらにまたそのループを流しながら
 別のことをやって、
 っていう感じですね。
 実はコードを入れるのは、
 普段の自分のやり方では
 あまりやらないです。
 なぜかと言うと、
 コードを決めてしまうと、
 先に結果が
 分かってしまうことになるので、
 なるべくコードを入れないで
 作っていきます。
 自分の考え方として、コードは
 結果論でありたいっていうのが
 あるんです。効果音に
 引っ張られて、
 別のコードに聴こえるとか、
 そういうのが好きなんですね。」

『今回のアルバム
『1STST』の曲のタイトルは、
誰がどのように
決めたのでしょうか?』

「歌詞を多く書いているのが
 LEOくんなので、LEOくんが
 決めるパターンが多いんですけど、
 出してきたものに対して、
 『もう一捻り欲しい』とか、
 そういうリクエストを
 出すことはたまにありましたね。
 1曲目に「El Hop」っていう曲が
 入っているんですけど、
 最初「〇〇 Dance」みたいな
 タイトルだったんですね。その時に、
 もう一捻り欲しいってなって、
 「El Hop」になった気がします。
 たまに僕がそういうワガママを
 言う時があります。TESTSETも
 LEOくんが名付けたんですけど、
 その前にシンメトリーで、って
 僕がお題を出してたっていう(笑)」

そんな砂原さんがメンバーとして
活動するTESTSETは、
7月12日に初のフルアルバム
『1STST』をリリースしました。
 昨年8月の配信シングル
『EP1 TSTST』に続く
 作品となりますが、今回から
 砂原さん、LEO今井さんに加え、
 白根賢一さん(GREAT3)、
 永井聖一さん(相対性理論)が
 メンバーとして正式に参加し、
 4人体制となりました。ミックスと
 マスタリングは砂原さんの
 スタジオで行われたとのことです。
「スムーズじゃなかったですね。
 自分で作って、ミックスして、
 マスタリングすると悩みが
 結構多いので、いろんな場所で
 聴きました。車のオーディオで
 チェックすることが多いんですけど、
 車にパソコンを持って行って、
 サブウーファーで低域を
 調整したりとか、
 いろいろ苦労しながら
 作業しました。」

11月7日には
大阪 梅田クラブクアトロ、
11月12日には
東京 恵比寿ガーデンホールにて
ライブも予定されています。
詳しい情報はTESTSETの
ホームページを
チェックしてください。

TESTSETの情報はこちらから

次回も引き続き、
TESTSETの砂原良徳さんを
ゲストにお迎えします。
砂原さんが観て印象に残っている
ライブはなんだったのでしょうか?
みなさんもぜひ黒ラベルを
飲みながら、
番組をお楽しみください!

OMIYA

MISTER FREE'd
トルティーヤチップス
ケール&ホウレンソウ

砂原さんが普段から
よく食べているという
トルティーヤチップス
ケールとほうれん草の風味に
カリッとした歯応えのチップスは
黒ラベルとの相性も間違いなし

MUSIC

  • パラシュート
    / 電気グルーヴ

  • LOVEBEAT
    / 砂原良徳

  • NICE AGE
    / YELLOW MAGIC ORCHESTRA

  • Autobahn
    /Kraftwerk

  • JINGLE "Y.M.O."
    TIGHTEN UP
    (JAPANESE GENTLEMEN STAND UP PLEASE!)
    / YELLOW MAGIC ORCHESTRA

  • 中国女
    / YELLOW MAGIC ORCHESTRA

  • 山頂晴れて
    / 平沢進

  • Carrion
    / TESTSET

  • El Hop
    Japanalog
    Moneyman
    / TESTSET

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