2011年にシングル「六等星の夜」で
メジャーデビューしたAimerさん。
子供の頃から歌うことが好きだったそうで、
「ソファーの上に立って
一人で歌い出しちゃうような感じの子供でした。」
と話しました。ミュージカル映画の
『アニー』が好きだったこともあり、劇中歌の
「Tomorrow」や「Maybe」をよく歌っていたそうです。
「小さい頃から、歌を歌う仕事をしたいって、
ぼんやり思っていましたね。」と振り返りました。
音楽が好きになったきっかけは、
趣味でベースを
演奏していた父親の影響だそう。
家ではジャズやブルースが
流れている環境だったことから、
それらがAimerさんの
音楽ルーツになっているとのこと。
中学の頃にはマーカス・ミラーの
CDも聴いていたそうで、
「父にベースのスラップを教えてもらって
自分でも練習していました。
今でも休憩中にふざけて、
バンドメンバーの
ベースを借りてスラップを
やってみたりしています。」と明かしました。
そんなAimerさんが
初めて買ったCDは、
アヴリル・ラヴィーンの
デビューアルバム『Let Go』。
当時インタビューも
よく読んでいたというAimerさんは、
アヴリルの魅力について、
「何にも捉われず、
自分のやりたいことをやっている感じで、
ファッションも含めて
すごく好きでした。」と話しました。
日本の音楽だとスピッツと
LOVE PSYCHEDELICOが
特に好きだそうで、
「どちらも声が素敵だなって思います。
LOVE PSYCHEDELICOは
父に教えてもらった往年の音楽の
系譜を受け継ぎながら、自分たちの音楽に
昇華している感じが
カッコいいと思いました。
スピッツは歌詞も含めて、
世界観が構築されていて
衝撃を受けましたね。」
とそれぞれの魅力を語りました。
LOVE PSYCHEDELICOは
「Last Smile」という曲に
特に思い入れがあるそうで、
「イントロからセンチメンタルで、
今聴いても当時を思い出します。
すごく好きです。」と述べました。
スピッツもLOVE PSYCHEDELICOも
プライベートでライブを
見に行ったことがあるそうですが、
仕事での共演は
これまで一度もないとのこと。
クリス・ペプラーが
「それだけ好きなミュージシャンと、
同じイベントやステージで共演するのは
楽しいかもしれないですね。」と話すと、
Aimerさんは想像しながら、
「今こうやって話しているだけでも
ドキドキしちゃいます。」と反応しました。
そんなAimerさんが
生まれて初めて観に行ったライブは、
エリック・クラプトンの
武道館公演だったそう。
「上の方の席でクラプトンが
すごい小さく見えたんですけど、
ベーシストがネイザン・イーストだったので、
父から『ネイザンをよく見なさい』って
言われたのを
覚えています。」と話しました。
今年4月の来日公演も観に行ったそうで、
その時に聴いて
印象に残ったのはブルースのナンバー。
「身体が勝手に動くって
こういうことなんだっていう
感動がありましたね。」と語りました。
一方、「Layla」が披露された時の
会場の盛り上がりも特別だったそうで、
「涙を拭きながら
聴いている人もいらっしゃって、
何十年も経っているのに
心に残り続ける曲って
スゴいんだなっていうのを
改めて感じましたね。」と話しました。
放送日はクリスマス・イヴの
前日だったこともあり、Aimerさんには
クリスマスにまつわる
エピソードもお聞きしました。
「昔はいろんなライブでクリスマスの曲を
よくカバーして歌っていました。
何回も歌ったのは「きよしこの夜」や
「オー・ホーリー・ナイト」、
あとはスキマスイッチさんと
一緒に歌わせていただいた
ナット・キング・コールの
「クリスマス・ソング」も印象的です。」
なんでもAimerさんは一年の中でも、
クリスマスは特に好きだそうで、
「この夜だけは
夢を見るのを許されるような、
そんな神秘的な感じがあって
好きですね。」と話しました。
さて、番組では
「大人の☆生
サッポロ生ビール黒ラベル」で
乾杯していることにちなんで、
ゲストの皆さんに
「大人になったと感じる曲」を
お聞きしていますが、
今回Aimerさんが挙げたのは、
サラ・ヴォーンの「Lullaby of Birdland」でした。
ビルボードライブに公演をおこなった際に、
この曲をカバーしたそうで、
「お客さんがお酒を飲みながら聴いてくださって、
そんな場でこの曲を歌っている自分は
大人だなっていう感じがしました。」と振り返りました。
そんなAimerさんは
12月6日にニューシングル
『白色蜉蝣』をリリースしました。
表題曲「白色蜉蝣」は
NHKドラマ10「大奥Season2」の主題歌です。
Aimerさんはドラマのストーリーから、
“大切な何かを守り抜こうとする人間の姿”を
曲にしたいという考えが浮かび
制作に至ったそうです。
Aimerの2023年を
締めくくるシングルとなっていますので、
ぜひチェックしてください。
Aimerさんの情報はこちらから
次週12/30は、
2023年の名場面を凝縮した総集編をお届けします。
今年お迎えしたイラストレーターの安齋肇さん、
クラムボンの原田郁子さん、
Penthouseの大島真帆さんとのトークに加え、
チバユウスケさんの追悼特集もお届けします。
ぜひ、お聴きください。
パパ好み
Aimerさんがツアーで
仙台に行った時に見つけたという
宮城・古川名物のおかき。
ネーミングもナイスです。
Tomorrow / Aileen Quinn
Rampage / Marcus Miller
(I’m Your) Hoochie Coochie Man
/ Muddy Waters
Complicated / Avril Lavigne
Everybody needs somebody
/ LOVE PSYCHEDELICO
渚 / スピッツ
Last Smile
/ LOVE PSYCHEDELICO
魔女旅に出る / スピッツ
Change The World
/ Eric Clapton
Kind Hearted Woman
/ Eric Clapton
Layla / Derek And The Dominos
everlasting snow / Aimer
The Christmas Song
/ Nat King Cole
白色蜉蝣
Overdrive / Aimer
Driving Home for Christmas
/ Chris Rea
Aimerさんとのトークを受けて
クリス・ペプラーが
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