SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2023.12.30 ON AIR
今週はOTOAJITOの
名場面を振り返る総集編をお届けしました。
前半は2023年にご出演いただいた
安齋肇さん、原田郁子さん、
大島真帆さんのトークの模様をオンエア。
そして後半は11月に逝去された
チバユウスケさんが2018年に
ご出演された回の模様を
アンコールでお送りいたしました。

最初にお届けしたのは、
イラストレーターの安齋肇さんとのトーク。

安齋さんが今年OTOAJITOに登場したのは、
2011年以来なんと12年ぶり。
クリス・ペプラーと最後に会ったのは、
テレビ朝日のバラエティ番組
『タモリ倶楽部』のコーナー、「空耳アワー」の
最終回だったそうです。”ソラミミスト”として
1991年から「空耳アワー」を進行してきた
安斎さん。このコーナーは元々、
「あなたにも音楽を」という名前でスタートし、
後にタイトルが変わり、
「空耳アワー」になったとのこと。
番組の終了まで長く愛される、
名物コーナーになった歴史を語りました。

「空耳アワー」の収録に、
たびたび遅刻する姿を見せてきた
安齋さんですが、この日の収録には遅れず、
なんと15分前には到着しており、
クリス・ペプラーからは
「なんで今日は早く来れたの?」と
驚かれていました。安齋さんは
「取り返そうかなと思って。
 前回は多分遅れたと思いますよ。」と述べ、
これにはクリス・ペプラーも大笑いでした。
ちなみに「空耳アワー」の最終回の収録は、
ほぼ時間通りに現場に到着したそうですが、
タモリさんからは
「なんで遅れないの?」と
言われてしまったと明かしました。

クリス・ペプラーは「空耳アワー」の
年間最優秀作品を選ぶ、
「空耳アワード」という拡大コーナーに
ゲストとして何度も出演しており、
その嬉しさを語ると、安齋さんもすぐさま、
「僕も本当に参加出来て嬉しかったです。
 なにより1番早くネタを見られるからね。」
と話しました。

安齋肇さんに続いてお届けしたのは、
原田郁子さんとの音楽トーク。

コロナ禍以降に本格的に始めたという
宅録をベースに制作された、
15年ぶりのソロアルバム『いま』を引っ提げて
登場した原田さん。コロナ禍によって起きた
生活の変化について振り返り、原田さんは
「元に戻るってことは
 生物的には無いんだなって思います。
 この時間が無かったことにはならないし、
 急に外に出ていいって言われても、
 どうしようって戸惑っているところもあります。」
と話しました。

原田さんはコロナ禍に入ってから、
時間がかかることを
あえてやるようになったとのこと。
「ごはんとかもそうなんですけど、
 わざわざ何時間もかけて筍をゆがくとか、
 カレーでもいいんですけど、料理を作るとか。
 時間がかかることを楽しもうって
 考えていました。そこから自宅で
 パソコンを使って、自分の声やピアノを
 録音するっていうのが始まっていったんです。
 これが想像以上に面白くて、
 今思えばコロナ禍に、そういう時間を
 もらうことが出来たのかなって思います。」
と語りました。

そんな中、原田さんが
もう一つ楽しんでいたのは、
「Radio Garden」という世界中のラジオを
聴くことが出来るアプリだったそう。
アプリを開くと地球儀が出てきて、
好きな地域のラジオ番組を
楽しめるサービスなのですが、
「コミュニティFMなのかな?
 ローカルのラジオ局の音が
 リアルタイムで聴けるんですけど、
 ロックダウンされていた街のラジオを聴いて、
『誰かが音楽をかけている!』って思ったり、
 言葉は分からないんですけど、
 一生懸命勇気付けているんじゃないかって
 感じたりしました。その中で自分が知っている
 マイケル・ジャクソンの曲が流れたりすると
 嬉しかったり、自分が透明になって
 その街にアクセスしたみたいな
 感覚になったりして、パンデミックの時に
 一番元気付けてくれたかもしれないです。」
と語り、そのアプリをクリス・ペプラーに
オススメしました。

番組前半の最後に登場したのは、
6人組ツイン“リード”ヴォーカル・バンド、
Penthouseのボーカル大島真帆さん。

クリス・ペプラーが日曜日にナビゲーターを
務める番組『TOKIO HOT 100』では、
これまでPenthouseとしてリリースした曲が
何度もチャートインしており、
大島さんはリモートで
ゲスト出演をしたこともありましたが、
実際の対面はこの日が初でした。

大島さんが初めて買ったCDは、
1978年の映画『グリース』のサウンドトラック。
「完全に父の影響ですね。
 小学6年生くらいの時に
 映画を見せてもらって、
 「想い出のサマー・ナイツ」を初めて聴いて、
『私、この曲好き!』ってなりました。
 毎日のように繰り返し見て、
 めちゃくちゃな英語で歌ってましたね。」
とルーツを語りました。
同時に主演のオリビア・ニュートン=ジョンも
好きになり、「ザナドゥ」や「フィジカル」など
思い出深い曲がたくさんあるそうです。

ラジオを通して
音楽と出会うことも多かったそう。
中でも印象的だったのは、
J-WAVEのオンエアで知ったSuperflyの
「愛をこめて花束を」だったそうです。
「確か中学生だったと思うんですけど、
 近くのドラッグストアで
 おつかいをしてたんですよ。
 そしたらこの曲がふと流れてきて、
『これを知らない訳にはいかない』と思って、
 急いで家に帰って調べましたね。」
と語りました。初めて観たSuperflyのライブも
J-WAVEのイベントだったそうで、
その圧倒的な声量が記憶に残っており、
「どこまでも突き抜ける歌声が印象的過ぎて、
 それから何度もライブに
 行かせていただいています。」と話しました。

さて、番組後半では、
11月に逝去されたチバユウスケさんを偲んで
2018年6月にOTOAJITOにご出演された回を
アンコールオンエアしました。

チバさんは神奈川県出身。
音楽に興味を持ったのは音楽番組
「ザ・ベストテン」がきっっかけだったそうです。
最初に買ったレコードは、
ゴダイゴの「モンキーマジック」で、
同時期にYMOが流行り、チバさんもカセットで
作品を所有していたんだとか。
そんなチバさんが音楽をやろうと思ったのは、
15歳の頃に友人の家で
ジョニー・サンダースの
ライブ盤を聴いたのがきっかけだと話しました。
いわゆる「めんたいロック」にも
影響を受けたと明かし、バンドを始める前に
熱中して聴いたアルバムとして、
ルースターズの
『THE ROOSTERS a-GOGO』を挙げました。

そして1988年には明治大学に進学し、
同級生たちと
ミッシェル・ガン・エレファントを結成します。
クリス・ペプラーに
「学生時代はミュージシャンを
 目指してたんですか?
 それとも趣味だったんですかね?」
と訊かれると、チバさんは
「目指してたか、
 目指してないかっていうよりも、
 まあ一生やっていくんだろうなっていう気は
 していました。」とすぐに答えました。
バンドを始めた頃は、ザ・ダムドやザ・ジャムの
コピーをやっており、のちに
ドクター・フィールグッドなどの
パブロックなどに影響を受けたそう。
「いわゆるセブンスコードやギターの
 カッティングがカッコいいなって思って、
 そこから初期のストーンズやザ・フーの
 良さも再認識しましたね。」 
そんなチバさんは
ミッシェル・ガン・エレファントでの
活動について、
「ミッシェルだけじゃないですけど、
 ミッシェルがあったから、
 今の俺があるっていうのは
 絶対にありますね。」と語りました。

2018年に出演された時点では、
チバさんがボーカルを務める
The Birthdayは結成して13年目。
この日、The Birthdayでの
こだわりについて問われると、
「バンドのためにやるというよりか、
 個人個人で好きなことをやって、
 それを上手く合わせればいいなって
 思っています。」と答えました。
さらにバンドでの関係性については、
「この歳なんで、音を聴けば
 何を考えているか分かっちゃうんですよね。
 曲に対する捉え方や、それだけじゃなくて、
 こいつ女できたのかなとか。
 なんとなく分かりますよ。
 聞いたりはしないですけどね。」
とも語りました。
ちなみに最近聴いている音楽として、
チバさんがこの日挙げたのは、
アークティック・モンキーズの
『Tranquility Base Hotel & Casino』(2018)。
「すっげぇいいなって思いました。
 デヴィッド・ボウイみたいでしたね。」
と述べました。

作品をリリースするペースは、
特に定められていないと話したチバさんに
クリス・ペプラーは、
「だいたい期限があって、いつまでに
 作らないといけないとかあるみたいだけど、
 縛りがないのはいいですね。」と反応。
これに対しチバさんは
「有難いですね。でも若い時は、
 そのくらいやっていいんじゃないですかね。
 俺もデビューした頃は、すぐ次のアルバム、
 シングルってレコード会社に言われて、
 出来るわけねえだろこの野郎とか
 言ってましたけど、
 でも結局やっちゃうんですよね。
 やっぱりやりたいから。浮かんじゃうし、
 曲が浮かんでそれを
 レコーディングしてもらえるなんて、
 こんな最高なことないですから。
 なので本当感謝してますよ。」と語りました。

チバユウスケさん、
素晴らしい音楽をありがとうございました。
改めて、こ?冥福をお祈りいたします。

2023年も番組を
お聴きいただきありがとうございました。
2024年もSAPPORO BEER OTOAJITOを
よろしくお願いいたします。

次回はシンガーソングライターの
甲田まひるさんをお迎えいたします。
お楽しみに。

OMIYA

みなさんにご用意いただいたおみや!
奥美濃カレーせんべい(安齋肇さん)
柿の種(原田郁子さん)
SENBEI BROTHERSのおせんべい(大島真帆さん)
ハラペーニョ(チバユウスケさん)

MUSIC

  • いったい何故がどうしたのだ
    / ANZAiFURUTA

  • Short Shorts
    / The Royal Teens

  • Batdance
    / Prince

  • 青い、森、、/ 原田郁子

  • Man in the Mirror
    / Michael Jackson

  • ..恋に落ちたら / Penthouse

  • Grease / Frankie Valli
    Summer Nights
    / John Travolta and Olivia Newton-John

  • Xanadu / Olivia Newton-John

  • 愛をこめて花束を / Superfly

  • モンキーマジック / ゴダイゴ

  • バードメン
    / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

  • She Does It Right
    / Dr.Feelgood

  • RADIO上海〜WIPE OUT
    / THE ROOSTERS

  • THE ANSWER / The Birthday

  • 星の少年
    / YUSUKE CHIBA - SNAKE ON THE BEACH -

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