SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2024.03.09 ON AIR
今週は、ラッパー、プロデューサーの
Mummy-Dさんをお迎えしました。
若手で気になる
ヒップホップグループのお話も。
Mummy-Dさんが
注目するグループとして挙げたのは...

番組には14年ぶりのご出演となった
Mummy-Dさん。自身が活動する
グループ、RHYMESTERは今年結成
35周年ということで、先日は17年ぶりの
武道館公演もおこないました。
岡村靖幸さん、スチャダラパー、
Reiさんなど8組の豪華ゲストを迎えた
当日について、
「前回は気負い過ぎたのもあって、
 3時間半以上やっちゃって
 大変だったんです。
 今回は肩の力を抜いてやろう、
 みたいな感じだったけど、結局
 武道館にのまれましたね。やっぱり
 武道館は特殊な場所です。でも2回目が
 出来ると思わなかったですね。」
と満足しつつ、振り返りました。

2010年にご出演いただいた際は、
初めて買ったレコードや
幼少期に聴いていた音楽のお話を
うかがいましたが、最近は音楽の聴き方に
少し変化があったそう。
「家で音楽を聴くと仕事モードに
 なっちゃうので、ジムで聴くことが
 多いですね。ウェイトトレーニングの
 時はヒップホップ、走る時はJ-POPの
 最新ヒットのプレイリストを
 聴くんですよ。急にアイドルの曲が
 流れてくることもあるし、ジャンルも
 さまざまで、情報量が多くて時間が
 早く過ぎるんです。」と話しました。

最近よく聴くミュージシャンとして
最初に挙げたのは坂本慎太郎さん。
「ヒップホップの耳で聴いても、
 めちゃくちゃカッコいい。世界レベルの
 アーティストになっているのが
 当たり前だなって思います。」
と大絶賛しました。Mummy-Dさんが
坂本さんの音楽から学ぶことは、
「何をしないか」という引き算の
感覚だそう。
「自分はカチカチしちゃうほうだから、
 坂本さんのような絵は
 描けないんですよ。ポンっと色を
 置いただけでカッコよくなっちゃう。
 真逆だから好きなんだと思いますね。」
と述べました。

他にもお子さんの影響もあり、
King Gnuや藤井風さんの音楽も
よく聴くとのこと。
「息子がギターを始めたんですけど、
 King Gnuばっかり弾いていて、
 カッコいいな!って。
 あと藤井風さんはレベルが違う!
 30年に1人みたいな人って
 本当に出て来るんだなって
 思いましたね。」 と。
最近の日本の若いミュージシャンには、
90年代に宇多田ヒカルさんや
椎名林檎さんなどが出てきた時の、
攻めの姿勢を感じているそうです。

Mummy-Dさんは自宅にいる時は
音楽を聴かず、無音でいることも
多いそうですが、70年代の
ソウルミュージックの
メロウな曲であれば、リラックスした
時間を過ごせるそう。元々は
サンプリングのネタとして聴いていた
スティーヴィー・ワンダーや
ミニー・リパートン、ダニー・ハサウェイ、
ロイ・エアーズなどの音楽は、
Mummy-Dさんにとって
原点とも言えるそうです。さらに
「自分がやっている音楽が
 打ち込みだったりするから、
 やっぱり生音が好きなんだろうな。
 憧れですよね。」とも語りました。

自宅での過ごし方からMummy-Dさんが
コロナ禍でハマったという料理の話へ。
番組ではゲストの皆さんに黒ラベルに合う
"おみや”をお持ちいただいていますが、
この日Mummy-Dさんが
お持ちになったのは、
お手製のチリコンカンでした。
「コロナ禍でライヴも制作も無くなって、  
 奥さんが仕事から帰って来た時に、
 プレステのコントローラーを
 持ちながら『おかえりー』とか
 言ってたんですよ(笑)これは
 マズイぞ、っていうことで
 料理を始めてみました。」
ときっかけを説明しました。

若手で気になるヒップホップグループの
お話も。近年は日本でもヒップホップが
盛り上がり、基礎のスキルが全体に
上がっていると前置きした上で、
Mummy-Dさんが注目する
グループとして挙げたのは、
ラッパーのBIMさん、
in-dさん、VaVaさん、
JUBEEさん、
DJのdooooさん、
映像を手がける
Heiyuuさんからなる
CreativeDrugStoreでした。
「力の抜けた、新しい
 日本のヒップホップを
 作ろうとしている感じが、
 有望だなって思います。」
と述べました。また自身がリリックを
書き始めた時は、
聴かせようとし過ぎていたと振り返り、
「若い子はもう少し自由で、
 コラージュ的に日本語を使っていて、
 CreativeDrugStoreもそうだけど、
 そういったセンスを感じますね。」
と語りました。

CreativeDrugStoreもライブで
観たというMummy-Dさんですが、
生まれて始めて観たのは
箱根で開催された、高橋幸宏さんと
RCサクセションが出演する
ライブだったそう。中学校1年生の時に
弟でラッパーのKOHEI JAPANさんと
一緒に出かけたそうですが、
同じような年齢の観客が
あまりいなかったこともあり、
周りの若い女性からチヤホヤされたという
記憶があるそうです。最近はBAD HOPの
東京ドーム公演も観に行ったとのこと。
「ドームでやろうと思うんじゃねえよ!
 やれちゃったよ!っていうね(笑)
 ビックリですよね。」と述べ、自身が
RHYMESTERとして出演した1996年の
「さんぴんCAMP」にも触れつつ、
5万人の観客が集まったBAD HOPの
ライブに驚いていました。昔と比べて
拡大した日本のヒップホップシーンに
対しては、
「羨ましい」と正直に述べる一方で、
「1人のミュージシャンとして、
 例えばギタリストで12小節もらったら、
『お前よりいいソロを俺は弾くぞ、
 頑張れよ』っていう気持ちもあります。
 やっぱり負けたくないっていうのは
 もちろんですね。」とも述べました。

さて、番組では
「大人の☆生 サッポロ生ビール黒ラベル」
で乾杯していることにちなんで、
ゲストの皆さんに
「大人になったと感じる曲」を伺っていますが、
この日、Mummy-Dさんが挙げたのは、
グローヴァー・ワシントン・ジュニア、
ビル・ウィザースの
「Just the Two of Us」でした。
「小学生の時かな、流行っていたんですよ。
良い曲だなって思っていて、
あとからこれが、ブラックミュージックの
キモになっているような
コード進行だということに気付いたんですけど、
これをうちの子どもたちが
TikTokとかで拾ってくるのか、
好きだって言うんです。
俺、教えてないんですよ。これめっちゃ
基本の曲だけどなって思うんだけど、
世代によって感じ方が違うんだなって
思いましたね。」と紹介。
Mummy-Dさんは、小学生の時にこの曲に
出会ったのちに、いわゆる
「Just The Two Of Us進行」という
コード進行にのっとった、FLYING KIDSの
「幸せであるように」を聴き、
感動を覚えたそうです。

そんなMummy-Dさんは
35年のキャリアで初となるソロアルバム、
『Bars of My Life』を
3月13日にリリースします。
初のソロアルバムであることの気負いや、
ブラッシュアップを繰り返す時期が
あったことから、制作に6年もの時間を
かけた本作。今のタイミングでソロ作を
出したことについては、
「やっぱりエゴですかね。
 RHYMESTERだと、
 これはパーソナル過ぎるっていう
 サブジェクトも1人だと歌えるから、
 やってみたいっていう欲求が
 徐々に高まってきたっていう
 ことですかね。」と明かしました。
ボツにした曲もあるそうですが、
アルバムを聴いたクリス・ペプラーは
「すごく丁寧に作られた作品だと
 思いました。音もじっくり
 選んだんだろうなって。」
と感想を述べました。
ILL-BOSSTINOさん、DJ KRUSHさん、
H ZETTRIO、ミッキー吉野さん、
斎藤ネコさん、Nulbarich、
さかいゆうさんなど、豪華な参加
アーティスト/プロデューサーとの共演も
注目の『Bars of My Life』は、
Mummy-Dさんのこれまで、
そしてこれからの歩みも感じ取れる
1枚になっています。ぜひチェックしてください。

Mummy-Dさん、『Bars of My Life』の情報はこちらから

さて次回はバンド、
神はサイコロを振らないのボーカル、
柳田周作さんをゲストにお迎えします。
バンドで作詞・作曲を手がける柳田さんは、
これまでどんな音楽を
聴いてきたのでしょうか?
クリス・ペプラーが柳田さんの
音楽ヒストリーを紐解きます。

OMIYA

チリコンカン
コロナ禍で料理にハマったという
Mummy-Dさん手作りのチリコンカン
歯ごたえのある大きめのひき肉と
深みのあるスパイスの風味が
黒ラベルにピッタリです!

MUSIC

  • After 6 / RHYMESTER

  • ONCE AGAIN / RHYMESTER

  • 物語のように / 坂本慎太郎

  • 一途(ALBUM ver.)
    / King Gnu

  • 死ぬのがいいわ
    / 藤井風

  • アイドル / YOASOBI

  • Lovin' You
    / Minnie Riperton

  • 待ってろ今から本気出す
    / RHYMESTER

  • Ceremony
    6ix Pack
    / CreativeDrugStore

  • すぐそこにある / 高橋幸宏

  • Kawasaki Drift / BAD HOP

  • Just The Two Of Us
    / Grover Washington, Jr. ,Bill Withers

  • 幸せであるように
    / FLYING KIDS

  • マイク持つ者よ
    虹色
    同じ月を見ていた feat. ILL-BOSSTINO
    / Mummy-D

  • Use Me / Bill Withers

    Mummy-Dさんとの
    トークを受けて
    クリス・ペプラーが選んだ
    1曲はこちら!

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