宮崎県出身の柳田さん。
中学一年生の時に、祖母から
アコースティックギターを
買ってもらったことがきっかけで
ギターにのめり込み、周りの友人と
演奏を楽しんでいたそうです。
「Go!Go! GUITAR」という雑誌を
毎月買い、それに載っていた
コード譜で練習を重ねていたという
柳田さんですが、
特に印象に残っているのは、
YUIさんの楽曲なんだとか。
「「Laugh away」という曲に、
add9というギターのコードがあって、
この爽やかで、頭に海が
浮かんでくるような響きに、
中学生の僕はすごく
惹かれていたんですね。今でも
自分の曲でよく使っています。」
と語りました。
さらに中学二年生になると
お年玉を貯めて、自らエレキギターを
購入し、その頃はSIAM SHADEや
FACTといったバンドのコピーを
していたそう。ドラムをやっていた
友人の父親が空き家をスタジオに
改装してくれたという出来事もあり、
中学からの友人達とは、
高校生になっても放課後は
そこにあつまって、日々バンド演奏を
楽しんでいたんだとか。ちなみに
その頃の友人達は柳田さん以外、
現在は他の職業に
就いているそうですが、
プライベートでは皆、
楽器を続けており、柳田さん曰く、
「なんならみんな僕より
全然上手い。」とのこと。
そんな柳田さんが最初に買った
CDは、EXILEの「EXIT」。
こちらは柳田さんが当時観ていた
テレビドラマのエンディングに
使用されていた曲だそうですが、
出身地の宮崎県は現在も民放が
2局しかなく、音楽はテレビや
ラジオから入ってくる情報が
主だったとのこと。
クリス・ペプラーがこれに驚くと、
柳田さんは
「関東のいろんな局の番組が
全部ごちゃ混ぜになっていて、
月9が4週遅れの木曜の夕方とかに
放送されていたりしました。
これはいまだに続いているんで、
うちの母ちゃんはめっちゃ
TVerを活用してるらしいですよ。
TVerがないと
追いつけないって(笑)」
と話しました。
神はサイコロを振らないの
メンバーと出会ったのは
大学生のころ。
映画『ソラニン』に憧れ、
軽音サークルに入った柳田さんは、
初日にサークルのアンプを
勝手に使ったことで、
部長と揉めてしまい、
居づらい雰囲気になってしまったそう。その時に見学に来ていたのが、
神はサイコロを振らないで
ドラムを演奏している
黒川亮介さんだったそうで、
「僕はサークルには
入りたくなくなったけれど、
バンドはやりたかったので、
そこで仲良くなったドラムに
スパイとして入ってもらって、
今のギターとベースを
捕まえてきてもらいました。」
と出会いの経緯を話しました。
番組のアンケートの中で、
柳田さんがよく聴いたアルバムとして
最初に挙げたのは、
Pay money To my Painの
『Breakfast』でした。
出身地の宮崎から福岡の大学へ
通うようになった際に、
このアルバムを聴き込んでいたとのこと。
今でもツアーの移動中に
よく聴いているそうで、
柳田さんにとって
「旅立ちのアルバム」なんだそうです。
他にもORANGE RANGEの『ИATURAL』、スキマスイッチの
『夕風ブレンド』、UVERworldの
「PROGLUTION」を挙げており、
ORANGE RANGEやUVERworldの
メンバーとは面識もあるとのことで、
「小学生の時から聴いていた
アーティストと仕事が出来たり、
ライブを観てもらったりしているのは、
スゴいことだなって
改めて思います。」と述べました。
番組後半では尊敬する
アーティストのお話も。
柳田さんが挙げたのは3人。
マイケルジャクソン、
リアム・ギャラガー、The 1975の
マシュー・ヒーリーでした。
マイケル・ジャクソンは
最近になって、その良さに
気付いたそうで、きっかけは
バンドメンバーでリズムを
研究し始めたことだったそう。
「マイケルのライブ映像とかを
メンバーで集まって観るんですけど、
踊り、歌、演出、全てを
トータルで考えた時に、
この人以上のアーティストって、
これから出てくるのかなって
思うんですよね。それくらい
スゴい人だったんだなって気付きました。」
と話しました。
リアム・ギャラガーは
昨年サマーソニックでライブを見た際に、
年齢を問わず周りの観客が
盛り上がっているのを肌で感じ、
“ロックスター”のオーラに
くらってしまったそうです。
そしてマシュー・ヒーリーは
The 1975のライブをメンバーと
見に行って、マイケル・ジャクソンに
通じる、エンターテイナー、
カリスマの雰囲気を感じたそう。
しかし、昨年観に行ったライブでは、
柳田さんが一番好きな
「She’s American」という曲を
演奏しなかったそうで、
「別の会場のセットリストには
入ってたんですよ!曲数とかも
若干少なくて、全然違うやんけ!
ってなりました。」
と笑いながら嘆いていました。
他にもコールドプレイのライブも
音がとにかく良かったため、
印象に残っていると話し、その後は
ライブの音響についてのトークに。
神はサイコロを振らないは、
次回のツアーからライブのシステムを
大きく変更する予定で、
アンプを全て無くし、
QUAD CORTEXという機材を
導入するそうです。アンプの鳴りを
AIで再現するというこの機材。
「それを使えば、アンプにマイクを
立てる必要がなくて、
どの会場に行っても同じ条件で
同じ音が出せるんです。
エフェクターとかも
入っているから、とんでもないですよ。
音もめっちゃ良いし、
曲ごとに使いたいアンプも
変えられるんです。今だと、
僕はアンプを5台くらい使っている
設定になっているんですけど、
そういったことが楽になってきて、
ミュージシャンも楽しいですよね。」
と語りました。
さて、番組では
「大人の☆生 サッポロ生ビール
黒ラベル」で乾杯していることに
ちなんで、ゲストの皆さんに
「大人になったと感じる曲」を
伺っていますが、この日、柳田さんが
挙げたのは、スキマスイッチの
「ボクノート」でした。
よく聴いたというアルバムにあった
『夕風ブレンド』に収録されている、
ピアノ、ストリングスが印象的な
1曲ですが、柳田さんは制作中に
この曲を聴いて涙したそう。
「大人になって、
作詞をするようになってから、
曲の歌詞にも注目するように
なったんです。制作中に
心に余裕がなくて、何気なく
「ボクノート」を聴いたら、
とてつもなくて号泣しました。
ゼロからイチにする苦悩を
綴っている歌詞で、
何かモノづくりをしている人は
共鳴するし、みんな
泣くんじゃないかなって思います。」
と紹介しました。
そんな柳田さんがボーカルを務める、
神はサイコロを振らないは3月8日に
新曲「May」をリリースしました。
この曲は柳田さんが友人の
結婚式のために6年前の5月に書き、
当初はリリースする予定は
無かったとのことですが、この度、
メンバーと演奏しリリース。
その友人とは今も仲が良く、
2人ともサウナ好きが講じて、
資格まで持っているんだそうです。
ちなみに柳田さんは、この日の
収録の前にもサウナに
行っていたと明かしました。
神はサイコロを振らないは、
全国ツアーもスタートしています。
5月まで、全国28箇所を巡る
ライブハウスツアー
「近接する陽炎」。
メンバーそれぞれの地元でも
演奏を聴かせるこちらの
ツアーを終えると、6月と7月には
全国5都市でのZeppTour
「開眼するケシの花」も
スタート予定です。先ほど柳田さんが
紹介したQUAD CORTEXも
導入されるとのことで、
音の表現の変化や幅の広さにも
注目が期待されます。詳しい情報は、
神はサイコロを振らないの
ホームページを
チェックしてください。
神はサイコロを振らない の情報はこちらから
さて次回は北海道出身の
シンガーソングライター、
Furui Rihoさんをゲストに
お迎えします。センス抜群の楽曲で
注目を集めるFuruiさんは、
これまでどんな音楽に触れ、
影響を受けてきたのでしょうか?
ぜひ、黒ラベルとお気に入りの
おつまみをご用意して、
お楽しみください。
コールスロー
塩っ辛くて脂っこいものを
ビールで流し込みたくなるのが
大人というもの。
そこで私は、酒呑みの人間こそ
コールスローをお勧めしたい。
不足しがちな野菜も摂れつつ、
程よい酸味やシャキッとした食感が
病みつきになります。(柳田周作)
A fact of lIfe / FACT
Laugh Away / YUI
EXIT / EXILE
Same As You Are
/ Pay money To my Pain
SHAMROCK
/ UVERworld
endscape (album ver.)
/ UVERworld
キズナ
/ ORANGE RANGE
Smooth Criminal
/ Michael Jackson
Rock 'n' Roll Star
/ Oasis
If You’re Too Shy (Let Me Know)
/ The 1975
She’s American / The 1975
Viva La Vida / Coldplay
ボクノート / スキマスイッチ
May / 神はサイコロを振らない
Just Another Rainbow
/ Liam Gallagher & John Squire
柳田さんとの
トークを受けて
クリス・ペプラーが
選んだ1曲はこちら!