SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2024.04.06 ON AIR
今週は、
6人組ツイン“リード”ヴォーカルバンド
Penthouseから
浪岡真太郎さんをお迎えしました。
OTOAJITOではゲストの皆さんに、
初めて買った音楽作品を伺うことが
多いですが...

1993年生まれ、
岩手県出身の浪岡さん。
子供の頃は、
絵を描くことや工作が好きで、
加えて友人たちと外で遊ぶことも
楽しんでいたとのこと。山に行って
秘密基地を作ったことも
あったそうですが、
「山の斜面を切り開いたり、
 そこを平らにして
 畑を作ったりとか、
 色々やっていました。」と述べ、
クリス・ペプラーを驚かせました。
ちなみに浪岡さんは中学生の頃に、
「ペン回し」の世界大会で優勝した
経歴を持っており、この日は
スタジオでその技を
披露していただきました。

浪岡さんの父親は
ハードロックを好み、母親は音楽の
教師をしていたこともあり、音楽は
小さい頃から身近な存在
だったそうですが、自ら興味を
持ったのは中学生の頃。クラスで
カラオケが流行ったのが
きっかけだったそうです。
ただ両親からの影響もあったようで、
「よく親が家で歌っていましたし、
 高校では軽音楽部に
 入ったんですけど、その時は
 父親に音楽理論みたいなのを
 教わったこともありましたね。」
と話しました。そして父親の影響で
浪岡さんもハードロックを
聴くようになり、軽音楽部では
エアロスミスのような曲を作って、
地元のライブハウスなどでも
演奏していたそうです。

そんな浪岡さんが現在活動する
バンド、Penthouseは東京大学の
音楽サークルをきかっけに
結成されました。J-POPから
誰も知らないようなバンドの曲まで、
オールジャンルの演奏が出来る
サークルだったため、
浪岡さんにとって、幅広い音楽に
触れる機会になったとのこと。
「好きなハードロックをやったり、
 先輩に誘われてファンクを
 やってみたりと、
 本当色々やりましたね。
 楽器も上手い人が多かったです。」
と振り返りました。

OTOAJITOではゲストの皆さんに、
初めて買った音楽作品を伺うことが
多いですが、この質問に対し
浪岡さんは、
「これは時々訊かれることが
 あるんですけど、実はあんまり
 覚えていないんです。」と回答。
「レンタル店で借りた記憶は
 あるんですけど、
 僕の世代ぐらいからあまりCDに
 思い入れが無くなってきたのかな
 って思うんですよね。」
と説明しました。レンタル店で
借りたCDを、MDやMP3プレイヤーに
取り込んで、音楽を楽しむのが
日常だったそうです。

ヴォーカリストとして、
エアロスミスの
スティーヴン・タイラーに
大きな影響を受けているという
浪岡さん。
エアロスミスの作品の中で
フェイバリットは
「ゲット・ア・グリップ」だそう。
「ロックが持つキャッチーさと、
 スティーヴン・タイラーの
 ルーツであるブルースや
 ファンクなど、いろんな要素が
 入っているのが良いんじゃないかと
 思います。」とエアロスミスの
魅力についても語りました。

エアロスミス以外によく聴く
アルバムとして
浪岡さんが挙げたのは、
ヴィンテージ・トラブルの
『The Bomb Shelter Sessions』、
ブルーノ・マーズの『24K Magic』、
ベン・ロンクル・ソウルの
『Ben l’Oncle Soul』、
エレクトロ・デラックスの『Play』、
ミンゴ・フィッシュトラップの
『Yesterday』でした。

ヴィンテージ・トラブルは
エアロスミスに共通する
ファンキーさとブルージーさ、
そしてハードロックの組み合わせに
ハマり、よく聴いているとのこと。
ブルーノ・マーズは大学の
サークル時代に好きになり、
現在曲を書く際にも
『24K Magic』の雰囲気を
意識してしまうことがあるそうです。
ベン・ロンクル・ソウルは
フランスのミュージシャン。
アメリカのソウルミュージックの
カバーの仕方が斬新で、
作品を聴き込んだそう。
エレクトロ・デラックスも
フランス出身のバンド。
浪岡さんが挙げた『Play』には
ベン・ロンクル・ソウルも
参加しているとのことです。
そして、最後に挙げた
ミンゴ・フィッシュトラップが
浪岡さんのイチオシだそう。
「あまり僕以外から
 このバンドの名前前を
 聞いたことがないんですが(笑)
 テキサスのソウル&ファンク系
 バンドで、僕はエアロの文脈で
 カントリーも好きなんですけど
 彼らにはテキサスの
 "カントリー感"があるんですよね。
 曲も良いし、歌も良い。僕的には
 ドンピシャです。」と語りました。

番組後半では、
浪岡さんがリスペクトする
アーティストのお話も。
名前が挙がったのは、
ニューヨーク出身の
ローレンス兄妹が率いる
ソウル・グループ、
ローレンスでした。
以前、同じくPenthouseの
大島真帆さんが番組に
お越しになった際も
名前が出たグループですが、
最初はドラムの
平井辰典さんから教えてもらい、
そこからずっと聴いているそうです。
ローレンスからは
ツインボーカルをどう料理するか、
どう割り振り、片方がメインを
取っている時に、もう片方は
何をするか、などなど
ソングライティングで
かなり参考にしていると
明かしました。

そしてツインボーカルという
形については、
「基本的に、出来上がった
 曲に対してどっちが歌った方が
 良いかを考えます。あとは
 曲を作る段階で、声のレンジの
 上が使えるんですよね。
 例えば、サビの頭で僕が
 声を張る音域を歌った後に、
 真帆さんがさらに上を張れる
 音域にいくと、
 聴いた人もグッとくるものが
 あるでしょうし、そのあたりは
 良いですよね。」と語りました。

楽曲制作では音楽以外からも
影響を受けているという浪岡さん。
「最近は歌詞を勉強しようと思って、
 短歌を読み始めました。
 岡本真帆さんの
 『水上バス浅草行き』という
 歌集があって、
 それがとても良いんです。
 歌集を読んでいると
 目の付け所や、感動のさせ方が
 J-POPの歌詞と似ていると
 思うんです。たぶんJ-POPが
 出来上がる過程で短歌の情緒を
 歌詞に取り込んでいって、
 足並みを揃えながら
 育ってきたのかなと。
 短歌の文字数の制限、
 J-POPにおけるメロディの
 制限など共通するところも
 ありますし。」と分析しました。

さて、番組では
「大人の☆生
 サッポロ生ビール黒ラベル」で
乾杯していることにちなんで、
ゲストの皆さんに
「大人になったと感じる曲」を
伺っていますが、この日、
浪岡さんが挙げたのは、
ジョン・メイヤーの
「Gravity」でした。
「特にライヴ盤の
 『Where the Light Is』に
 入っているのが好きなんですが、
 この曲は僕が東京で一人暮らしを
 し始めた頃に聴き始めた曲で、
 ある意味、大人になったという
 タイミングと被るということ、
 あとこの間ブルーノートで
 ジョン・メイヤーのライヴも
 観たんですが、その頃から
 時間の経過を感じたんですよね。
 実はバンドのみんなと
 行ったので、当時との
 対比みたいなところもあって。
 この曲を聴き始めた頃も、
 自分では大人だと
 思っていましたが、今考えると
 まだまだだったなって思うし、
 そういう意味では、
 今は大人になったなと感じます。」
と紹介しました。

そんな浪岡さんがヴォーカルを
務めるPenthouseは、4/3に
新曲『我愛你/ウォーアイニー』を
配信リリースしました。
ドラマNEXT
『好きなオトコと別れたい』の
主題歌として書き下ろされた1曲。
中国語で愛しているという意味の
「我愛你」は、浪岡さんが
デモ制作の際に書いていた
適当な歌詞がきっかけだったそう。
「普段メロディを作ってから、
 そのメロディに超適当な
 歌詞を乗せて、みんなに
 聴かせた後に歌詞を
 考えていくんです。
 「我愛你」は
 適当な歌詞の段階のものが
 残っちゃった感じです。
 でも聴いてもらうと分かると
 思うんですが、ハマりが良いので、
 そこを軸に歌詞を
 作っていきました。」

浪岡さんは毎日
メロディを作ることを
習慣にしており、
それをボイスメモに録音し、
自ら点数を付けて
分類しているそうです。
その数、なんと600曲!
「我愛你」もそんな
ライブラリの中からセレクトされた
メロディにアレンジを加えて
制作されたと明かしました。
「何事も効率よくやったほうが
 絶対に良いものが出来る。
 同じ時間が人間には
 与えられていますからね。」
とも述べました。

ライブも数々予定されています。

HOT STUFF
45th Anniversary HEADZ
〜NEW HOT WAVE〜
日付: 4/27(土) 
場所:
日比谷野外大音楽堂
出演:
Penthouse/Billyrrom/
ドミコ/NIKO NIKO TAN TAN/
離婚伝説/新東京/
Special Act:jo0ji

Penthouse
ONE MAN LIVE TOUR 2024 “Tapestry”

バンド史上初のホールツアーで、
名古屋、大阪、東京、
札幌、福岡、全国5都市
全7公演をおこないます。
東京は6/12(水)、
13(木) の2日間。
会場はLINE CUBE SHIBUYAです。
ぜひ、お近くの会場へ
足をお運びください。

浪岡さんには最後に
今後の展望についても伺いました。
「国民的なバンドに
 なれたらいいなと思ってます。
 もちろん、やりたい音楽と
 聴いてもらいやすい音楽、
 というのは常にあるんですけど、
 その両方を自由に
 出来るようになるには、
 たくさんの人に聴いてもらう
 必要があるので、
 頑張っていきたいです。
 結局どんな音楽を
 みんなが聴きたいかっていうのも
 時代や人によって
 変わるものですし、
 そこに合わせるのも、
 音楽家としての仕事でも
 あると思うんです。
 本当に自分を出しすぎると
 僕はハードロックを
 やっちゃうのでね。」と
はにかみながら、締めくくりました。

Penthouseの情報はこちらから

さて次回4/13は、噂のバンド、
離婚伝説からギターの別府純さんを
お迎えします。2022年に活動を
開始し、昨年大注目となった
2人組ですが、別府さんはどんな
音楽を聴いてこられたのでしょうか?
クリス・ペプラーが別府さんの
音楽ヒストリーを紐解きます。

OMIYA

テングビーフジャーキー
一生食べていられる!(浪岡真太郎)

小さい頃に父親が食べていて、
それを見てから
スーパーに行くたびに
おねだりするようになり、
そのうち買ってもらえなくなった、
という思い出がある、
浪岡さんの"おみや"!
ベースの醤油が
味の決め手になっています。

MUSIC

  • Highway Star
    / Deep Purple

  • QUORUM / QUORUM

  • Eat The Rich / Aerosmith

  • Burn / Deep Purple

  • Blues Hand Me Down
    / Vintage Trouble

  • 24K Magic / Bruno Mars

  • Soulman
    / Ben L'Oncle Soul

  • My World Is Empty Without You
    / Ben L'Oncle Soul

  • Play
    Please Don't Give Up
    / Electro Deluxe

  • Dirty Gritty / Mingo Fishtrap

  • Try / Lawrence

  • Gravity (LIVE) / John Mayer

  • 我愛你 / Penthouse

  • Pick Up On Your Line
    / Jurassik Funk

    浪岡さんとのトークを受けて
    クリス・ペプラーが
    選んだ1曲はこちら!

SAPPORO 毎週3名にサッポロ生ビール黒ラベル1ケース350ml×24本入りとステレンス真空サーモタンブラーをプレゼント 毎週3名にサッポロ生ビール黒ラベル1ケース350ml×24本入りとステレンス真空サーモタンブラーをプレゼント SAPPORO