SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

  • FACEBOOK
  • TWITTER
  • INSTAGRAM

2024.04.13 ON AIR
今週は2人組バンド、
離婚伝説からギターの
別府純さんをお迎えしました。
「僕がやりたいことを、
 もうやってくれている人」と
名前を挙げたのは...

埼玉県出身の別府さん。
明るく活発な子ども時代を過ごし、
友達も多かったそうです。
当時の印象的なエピソードとして、
地元越谷から東京湾までの
およそ40キロの道のりを
友人たちと自転車で
往復したことを挙げ、
「小学校6年生くらいだったと
 思うんですけど、
 今考えるとすごいですね。」と話しました。

別府さんが初めて
ギターを触ったのは小学生の頃。
兄が持っていた
アコースティックギターを勝手に
弾いていたのが最初で、
自分で買ったのは
中学2年生の頃だったそうです。
「リサイクルショップに行って、
 2,000円くらいのジャンク品みたいな
 エレキギターを買いました。」
と話した別府さんですが、
当時はアンプやエフェクターの
存在を知らず、
しばらく大きな音が出ないことを
不思議に思っていたそう。
「他のギタリストさんとかって、
 誰かに教わったとか、
 友達の中に弾ける人がいた、
 みたいなことが多いと思うんですけど、
 僕は友人の中でも1人目だったんですよ。
 だからエフェクターがなんなのかを
 教えてくれる人もいなかったので、
 かなり遠回りしてしまいましたね。」
と話しました。

エレキギターを購入したのは、
レッド・ホット・チリ・ペッパーズの
存在がきっかけだったそう。
「中学でなぜか流行ったんですよ。
 特に「Give It Away」は中学生の
 自分たちにとって、
 面白く聴こえたんでしょうね。
 巻き舌で歌う感じとか。
 この曲のギターが弾きたくて
 エレキギターを買いました。」
と話しました。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズの
ギタリスト、ジョン・フルシアンテには
大きな影響を受けているそうです。

そんな別府さんが
初めて手にしたCDは、
Mr.Childrenの『箒星』、
もしくはKinKi Kidsの
『ボクの背中には羽根がある』の
どちらかだったそう。
「ミスチルはお兄ちゃんが大好きで、
 その影響で
 買った気がするんですけど、
 そのもう少し前に、
 親にねだってKinKi KidsのCDを
 買ってもらったかも
 しれないんですよね。」
と振り返りました。
『ボクの背中には羽根がある』は
ドラマの主題歌だったことで知り、
別府さんにとって、
「この曲、好きかも。」と感じた
初めての曲だったそうです。

エレキギターにのめり込んだ時期、
レッド・ホット・チリ・ペッパーズと
並んでよく聴いていたのは
レディオヘッド。
「レディオヘッドと
 レッド・ホット・チリ・ペッパーズが
 2つの柱になって、
 そこからいろんな音楽を
 聴くようになりました。」と話しました。

『OK コンピューター』を
フェイバリットアルバムに挙げ、
ギタリストの
ジョニー・グリーンウッドも
大好きだとのこと。
「ジョニー・グリーンウッドと
 ジョン・フルシアンテの
 どちらにも共通しているのが、
『俺はギタリストだぜ!』という感じではなく、
 曲の中でどう作用するか、
 どう曲をカッコよくするか、
 みたいなギターサウンドだと思います。
 そこが好きなポイントですね。」
と両者の魅力を語りました。

レディオヘッドや
レッド・ホット・チリ・ペッパーズを
好きになったのち、
彼らが影響を受けた音楽を掘り始め、
ビートルズに出会ったという別府さん。
「ビートルズに憧れて
 音楽をやっている人が、
 この世界にはたくさんいるんだって
 気がついた時に、僕の中でも
 大事なグループになりました。」と語り、
ビートルズの中では特に
後期の作品を好んでいるとも話しました。
メンバーの中では
「ヘンテコな曲を書く」という理由もあり、
ジョン・レノンが好きだそう。
しかし、一番好きな曲は
ジョージ・ハリスン作の
「サムシング」だそうで、
クリス・ペプラーと嗜好が重なり、
トークが盛り上がりました。

他によく聴いたアルバムとして
別府さんが挙げたのは、
アークティック・モンキーズの
デビュー作
『ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、
 ザッツ・ホワット・アイム・ノット』でした。
中学、高校の多感な時期にリリースされ、
周りの友人たちも
みんな好きだったとのこと。
「アークティック・モンキーズ以降、
 ここまでバンドシーンを
 変えた人たちって
 あまりいないかもしれない。
 マネスキンが今、
 その感じがありますけどね。」と語りました。
ザ・ストリーツなどに影響を受けた、
畳み掛けるような早口の歌い方が
当時の別府さんにとって新鮮に聴こえ、
それがハマった理由だと分析しました。

2022年1月に結成された離婚伝説は、
別府さんとボーカルの松田歩さんの
職場が一緒だったことで出会い、
コロナ禍の空いた時間に
自作の曲を送り合ったことがきっかけで
活動がスタートすることになりました。
バンド名の離婚伝説は、
マーヴィン・ゲイが1978年に
リリースしたアルバム『Here, My Dear』の
邦題が由来となっています。
このタイトルを使用した理由について、
「ブラックミュージックへの
 リスペクトを持ちつつ、
 やっぱり文字の強さが
 すごいじゃないですか、”離婚伝説“って。
 初めて僕らを見た人にも、
 バンド名から何か引っ掛かって
 もらえるんじゃないかなと思って
 名付けました。」と明かしました。

番組後半では、
別府さんが尊敬するアーティストのお話も。
「僕がやりたいことを、
 もうやってくれている人」と
名前を挙げたのは星野源さん。
「僕もいろんな音楽で
 感動してきましたけど、
 音楽はどちらかと言うと
 土着的なものだと思っていて、
 日本人は日本の音楽を
 やっていたほうが、音楽にとって
 多様的になれる気がしているんです。
 そんな中で、星野さんは
 影響を受けてきた音楽を
 J-POPに落とし込むのが
 一番上手いと思うので尊敬しています。
「不思議」っていう曲が一番好きですね。」
と紹介しました。別部さんは星野さんに
まだお会いしたことはないそうですが、
出身地も同じ埼玉県だということで、
会ってみたら地元の話なども
してみたいと述べました。

そんな別府さんですが、
最近ライヴを観て
悔しい思いをしたとのこと。
「ついこの前、
 君島大空さんのライヴを観て、
 たぶんジミ・ヘンドリックスって
 こんな感じだったんだろうな
 って思いました。バンドメンバーが
 日本一の若手みたいな
 人たちが揃っていて、
 ズルいなっていうのも
 あったんですけど(笑)
 でもそれを抜きにしてもスゴかったです。
 久しぶりに悔しいなって思いました。」
と話しました。

ちなみに別部さんにとって
ライヴで大事にしているのは、
いかに”熱量“が
伝わるかどうかだそうです。
別府さんはロックバンド、
どついたるねんのライヴを観て、
「この人たちは真剣に楽しんでる!
 自分もやりたい!」と熱量を感じ、
就職活動を止めたんだとか。 

さて、番組では
「大人の☆生
 サッポロ生ビール黒ラベル」で
乾杯していることにちなんで、
ゲストの皆さんに
「大人になったと感じる曲」を
伺っていますが、この日、
別府さんが挙げたのは、Superflyの
「愛をこめて花束を」でした。
リリースされた頃は、
他のロックバンドにのめり込み、
良い曲だとは思いながらも、
芯には響いていなかったとのこと。
しかし、大人になって改めて聴くと、
歌詞に共感を覚える部分が
多くあることに気がついたそうです。
「僕の中でどんどん
 大事になってくる1曲ですね。
『この込み上がる気持ちが愛じゃないなら
 何が愛か分からない』という
 一説があるんですけど、
 実家の犬を撫でている時にふと、
 同じことを思ったんですよ。
 そしてこれを
 歌っている人がいた!と(笑)
 それも含めて大好きですね。
 僕たちはJ-POPを
 やりたいグループなので、
 こういう名曲にたくさん触れて、
 影響を受けています。」と紹介しました。

そんな別府さんが
ギターを務める離婚伝説は、
3月20日に1stアルバム
『離婚伝説』をリリースしました。
これまでリリースしてきた
シングル曲をコンパイルした内容で、
結成からの2年を凝縮した
『離婚伝説』という
セルフタイトルがバッチリな
1枚となっています。
配信のみという
リリース形態が多い中、
フィジカルでもリリースするのは
未来を考えてのことだそう。
「時代によって
 音楽の聴き方も変わるし、
 僕も実はアルバムって
 本当に必要なのかって
 思うところもあるんです。
 ただ、CDにして
 リリースすることも大事で、
 もし音楽配信が急に
 止まってしまったら、
 一生この世から消えてしまう
 可能性もありますよね。
 そう考えると怖いので、
 何かモノにして残して、
 50年後、100年後に
 たまたま手にした人が
 聴けるようにしたいですね。」
と語りました。

アルバムを引っ提げての
ツアーも決定しています。

『離婚伝説 1st ONEMAN TOUR
「渚のランデブー」』

東京は7月12日(金)
恵比寿 LIQUIDROOM。
さらに追加公演で、
7月30日(火)同じく、
恵比寿LIQUIDROOMが決定しております。
他、愛知、大阪でも
公演が予定されていますので、
お近くの方は、
ぜひ足をお運びください。

離婚伝説の情報はこちらから

さて次回4/20は、
Tempalayのドラマー、
藤本夏樹さんをお迎えします。
今年結成10周年となる
Tempalayですが、
藤本さんはこれまでどんな音楽に
影響を受けてきたのでしょうか?
ドラムを弾くことになったきっかけや、
尊敬するミュージシャンについてなど、
いろいろ伺います。次回もお楽しみに。

OMIYA

やわらかあたりめ
「基本的におつまみっぽいものは
 好きなのですが、
 1つ選ぶならスルメイカです。」 (別府純)

おつまみの定番ですが、
久々の登場(?)かもしれない
イカのあたりめです。
旨みがどんどんと出てくるイカに
濃厚な黒ラベルがピッタリです!

MUSIC

  • Give It Away
    / Red Hot Chili Peppers

  • ボクの背中には羽根がある
    / KinKi Kids

  • Airbag / Radiohead

  • I Want You (She's So Heavy)
    Something
    / The Beatles

  • Happiness Is A Warm Gun
    / The Beatles

  • Dani California
    / Red Hot Chili Peppers

  • I Bet You Look Good on the Dancefloor
    / Arctic Monkeys

  • 愛が一層メロウ
    / 離婚伝説

  • Here,My Dear / Marvin Gaye

  • 不思議 / 星野源

  • 都合 / 君島大空

  • カズダンス
    / どついたるねん

  • 愛をこめて花束を/ Superfly

  • あらわれないで
    さらまっぽ
    メルヘンを捨てないで
    / 離婚伝説

  • Gino (The Manager)
    / Daryl Hall & John Oates

    別府さんとのトークを受けて
    クリス・ペプラーが
    選んだ1曲はこちら!

SAPPORO 毎週3名にサッポロ生ビール黒ラベル1ケース350ml×24本入りとステレンス真空サーモタンブラーをプレゼント 毎週3名にサッポロ生ビール黒ラベル1ケース350ml×24本入りとステレンス真空サーモタンブラーをプレゼント SAPPORO