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SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2024.06.15 ON AIR
今週は、シンガーソングライターの
Michael Kanekoさんをお迎えしました。
Michaelさんにとっての、
最初のギターヒーローは...

湘南生まれ、南カリフォルニア育ちの
Michaelさん。オーシャンパドラーとして
活躍するデューク金子さんを父に持ち、
4歳の時に家族と共にアメリカへ
移住されたとのことですが、
その理由について、
「お父さんは、僕と兄貴をアメリカで
 育てたい気持ちが強かったんです。
 あと兄貴が小学生の時に、海で焼けた
 髪を黒に染めろって学校の先生に
 言われたんですよ。それをお父さんは
 我慢出来なくて、『日本は無理!』って
 なったみたいです。サーフィンも
 カリフォルニアも好きだったことも
 あって、家族で南カリフォルニアに
 行きました。」 と話しました。
デュークさんは仕事が決まっていないまま
観光ビザでアメリカへ渡り、
アルバイトなどで生活をしながら、
最終的には自分の会社も
立ち上げたとのこと。そんな父を
Michaelさんは、
「めちゃくちゃ自由人だけど、
 すごい尊敬しています。」
と述べました。

Michaelという名前は当時大活躍だった
マイケル・ジョーダンに由来している
とのことで、初めて買ったCDも、
彼が出演した実写アニメーション映画
『スペース・ジャム』のサウンドトラック
だったそうです。他にも子供の頃は、
父が車で聴いていたラジオから流れる
音楽にたくさん触れていたとのこと。
「お父さんはクラシックロックしか
 流さないラジオ局、モータウンしか
 流さないラジオ局みたいなの
 ばっかり聴いていて、その影響で僕も
 イーグルスとかドゥービー・ブラザーズ
 とかが大好きになりました。」
リアルタイムでは、
バックストリート・ボーイズや
ノー・ダウト、オフスプリングなどが
流行っており、これらも好んで
聴いていたそうです。

Michaelさんは4歳からアメリカで
育ったため、向こうでは現在のように
流暢に日本語が話せなかったそう。
そんな姿を見た両親はMichaelさんに、
日本人としてのルーツやアイデンティティ
を忘れて欲しくないという気持ちが
芽生えたとのことで、Michaelさんが
15歳の頃に帰国しました。そこから
少し経った頃に、ギター教室に
通い始めたことで、音楽へ
のめり込むようになったとのこと。
ちなみにそのギター教室の先生から
教えてもらった、ジミ・ヘンドリックスや
エリック・クラプトンには大きな影響を
受けているそうです。

そんなMichaelさんにとっての、
最初のギターヒーローは
ジョン・フルシアンテなのだとか。
「高校生の時にレッチリを知って、
 とにかく好きになりました。
 ジョンのプレイは”自由“。
 レッスンとか受けていないギタリスト
 だからこそ弾けるギター。
 でもソウルがめっちゃある。
 テクニックじゃない感じが
 ロックで大好きですね。
 アルバムだと『Mother's Milk』
 あたりが好きですね。」

ジョン・メイヤーもMichaelさんが
好きなギタリストのうちの一人。
「ギターしかやっていなかった時に、
 ジョン・メイヤーの音楽に
 出会ったことがきっかけで、歌も
 歌いたいと思うようになりました。
 ギターソロも弾けて、歌も上手い、
 なんだこいつ!ってなりましたね。
 こういうミュージシャンになりたい、
 憧れている存在です。」
と語りました。?

デレク・トラックスも好きな
ギタリストとして挙げ、彼をきっかけに
ギブソンのSGを使用し始めたと述べ、
コロナ禍以降、楽器人気が
再燃しつつあることを
感じるということで、お互いにトークが
盛りがりました。
「ギターブーム来ると思います。
 個人的にはすごく嬉しいですね。
 ギターソロを音源に入れないみたいな
 流れがあるじゃないですか。
 僕はそんなの関係ないから、
 絶対入れるようにしてます!」

番組後半はMichaelさんから
クリス・ペプラーへ
「難しい質問ですけど、一番好きな
 バンド、アーティストって
 誰なんですか?」という
質問からスタート。
ロックだとレッドツェッペリン、
女性ミュージシャンだと
ジョニミッチェルという回答に
「熱いですね!僕も好きです!」
と反応。
「僕と同じ年齢のミュージシャンって、
 どちらかというとR&Bとか
 ブラックミュージックが
 バックグラウンドにある人が
 多いですけど、僕はクラシックロック
 から始まってるんですよ。」
どこかクラシックな
ロックミュージックの雰囲気がある
ミュージシャンに惹かれるそうですが、
最近注目しているのはヴルフペックの
メンバーでもあるテオ・カッツマン
なんだとか。
「彼のソロは大好きですね。
 僕が好きになるのは
 アーティストであり、
 プロデューサーみたいな、
 単にシンガーみたいな人じゃないかも
 しれないです。全部理解がある人を
 尊敬しますね。僕もそんな
 ミュージシャンを目指したいです。」

歌い始めてから10年ほどは
ボイトレに一切通ったことが
なかったというMichaelさん。
「Youtubeの動画を見て発声練習とか
 してました。英語で歌う方が
 100倍楽ですけど、他はあまり何も
 意識していないかもしれないです。
 よく自分で言っているのが、
 歌は上手くない。
 声が良いだけっていう(笑)」
歌も上手くて声も良い
ミュージシャンとして、
Michaelさんが例えに出したのは、
共演もされている
さかいゆうさんでしたが、
ふたりの初対面は印象的だったそう。
「ゆうさんと初めて会ったのが
 ライブ会場で、目が合った時に
 挨拶しようと思ったら、
 『君、英語話せるでしょ?
 英語を話せそうな顔の
 筋肉をしている。』っていきなり
 言われたんです(笑)
 それが初めましてでした。
 英語と日本語って使う筋肉が
 絶対違うから、顔の形も
 変わっていくと思うんですよね。」

さて、番組では
「大人の☆生
 サッポロ生ビール黒ラベル」で
乾杯していることにちなんで、
毎回ゲストの皆さんに
「大人になったと感じる曲」を
伺っています。この質問で
Michaelさんが挙げたのは、
ビートルズの「In My Life」でした。
「高校の卒業式で弾き語りで
 演奏したんです。今でも
 この曲を聴くと
 懐かしい気持ちになります。
 当時考えていたこと、
 人生で何をしたらいいか分からない、
 そんな自分を思い出しますね。」

そんなMichaelさんは5/29に
ニューアルバム『Daydreams』を
リリースしました。
Michaelさんが本当に作りたいと思った
楽曲だけを詰め込んだ
シネマティックな楽曲達、
というキャッチコピーの通り、
それぞれ様々な景色が想像できる
アルバムとなっています。
「とにかくやりたいことを
 やった作品です。
 これまでのアルバムも
 もちろん好きですが、どこかで
『こんな曲を作った方がいいな』、
『日本語で歌った方がいいのかな』とか
 考えすぎちゃった部分もあったんです。
 今回は周りの影響とか受け取られ方を
 気にせずに制作しました。」
全曲セルフプロデュース、
ほぼ全てのパートも自身で演奏したという
渾身のアルバム。
Michaelさんは8/3、4に
逗子マリーナで開催される
「MARINA SUNSET」に
出演予定となっています。
出演日の8/3には『Daydreams』からの
曲も聴けるとのことですので、
ぜひチェックして足をお運びください。

Michael Kanekoさんの情報はこちらから

さて、次回6/22は作曲家・音楽家の
坂東祐大さんをお迎えします。
現代音楽や、映画・ドラマなどの音楽も
手掛ける坂東さんは、
これまでどんな音楽を聴き、
影響を受けてきたのでしょうか?
話題のアニメ『怪獣8号』の音楽を
担当されたとのことで、
そのお話も伺います。
ぜひ、次回もお聴きください。

OMIYA

ポテトフライ アンチョビバター味
みんな絶対好きでしょー(Michael Kaneko)

家飲みが好きなMichaelさんは
居酒屋っぽい料理を作るのが上手なんだそう。
スタジオ内にはアンチョビのいい香りが充満していました

MUSIC

  • Space Jam / Quad City DJ’s

  • Eagles / Hotel California

  • Everybody (Backstreet's Back)
    / Backstreet Boys

  • Little Wing / Jimi Hendrix

  • Stone Cold Bush
    / Red Hot Chili Peppers

  • Bold As Love(LIVE)/ John Mayer

  • Joyful Noise
    / The Derek Trucks Band

  • Achilles Last Stand
    / Led Zeppelin

  • She's In My Shoe
    / Theo Katzman

  • SANDI feat. さかいゆう
    / Michael Kaneko

  • In My Life / The Beatles

  • The End
    Daydreams
    long island iced tea
    Strangers in The Night
    / Michael Kaneko

  • Reaching Out / Olu

    Michaelさんとのトークを受けて
    クリス・ペプラーが選んだ1曲はこちら!

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