SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2024.06.29 ON AIR
今週は、シンガーソングライターの
MINMIさんをお迎えしました。
ロサンゼルスでは、最初は...

OTOAJITOには2016年以来、
2度目のご出演となった
MINMIさん。2019年からは
ロサンゼルスに拠点を持ち、
活動の幅を
広げていらっしゃいますが、
そのきっかけはお子さんからの
言葉だったそうです。
「私も昔から海外で
 生活することに
 憧れていたんですけど、
 大変だろうなと思って
 先延ばしにしていたんです。
 そんな中で子どもから、
 小さい時に英語の環境に
 行ってみたいと言われて、
 挑戦してみようかなと。
 本当は怖かったので、
 誰か止めて欲しいっていう
 意味も込めて、マネージャーとかに
 相談したら、「すごく良い!」
 って逆に言われちゃって(笑)
 とりあえず頑張れるだけ
 やってみようっていう感じです。」

ロサンゼルスでは、最初は
子育てで精一杯だったそうですが、
生活しているうちに
アメリカという国を肌で
感じられるようになり、
刺激にもなっているとのこと。
日本との違いを問われると、
「一番はお金の感覚ですかね。
 チップという文化も
 そうですけど、働く人も
 何時から何時までって、
 時間がきっちり決まっていて、
 最初はちょっとドライだなと
 思ってたんです。だけど
 見方が変わってきて、みんな
 働くことの価値観がしっかり
 していて、対価を求めることに
 ネガティブなイメージが
 無いのかなと思うんです。
 どっちが良いとかではなくて、
 日本とは少し違うな
 っていうのを感じています。」

アメリカでの子育ても慣れ始め、
音楽仲間も少しずつでき、
ライヴへ足を運ぶ機会も
増えてきたというMINMIさん。
コーチェラ・フェスティバルには
2年連続で行っているそうです。
「すごく面白いですよ。音響が
 どのステージも良いんですよ。
 ゲサフェルスタインさん
 っていうテクノ系の
 アーティストは音の威力が
 すごくて、もう地面が
 揺れているような感じでした。」 
コーチェラの会場はとても広く、
1日いろんなアーティストを見て
回るとクタクタになるとも
話しました。

その後、日本では
あまり聴かなかった
ロックミュージックを、
ロサンゼルスでは聴くように
なったとMINMIさんは話し、
クリス・ペプラーも
「LAだとロックの鳴り方が
 違う気がする。車の中とか、
 日常で流れている地元の
 音楽っていう感じがします。」
と納得。そんなMINMIさんは最近、
アメリカのシンガー
ソングライター、レミ・ウルフの
音楽に注目しているとのこと。
「去年のコーチェラで観て
 めちゃくちゃ良かったので、
 よく聴いてますね。
 アメリカでも人気で、今年は
 フジロックにも
 出演するみたいですけど、
 すごく嬉しいですね。
 勝手に私の推しが日本にも
 伝わった!みたいな(笑)
 彼女は堂々としていて、
 ありのままの自分が魅力的!
 って言い切っている感じが
 好きです。」

他にも南アフリカのシンガー、
Tylaにも注目している
とのことですが、
ロサンゼルスでは日本の音楽も
よく聴いているそうです。
「よく聴いていたのはVaundy。
 サウンドもカッコいいし、
 歌詞の表現も好きだし、
 中2の息子も大好きで親子で
 聴いています。あとは
 YOASOBIさんはコーチェラに
 出る前から好きで聴いてます。
 作詞作曲の部分でも
 刺激をいただいています。
 コーチェラでもお客さんが
 たくさん観に来ていて、
 アニメの音楽もやっているから
 熱狂的なファンがいらっしゃい
 ましたね。個人的に感動した
 のは、MCを英語でされていて、
 ライヴ感があったところ。
 YOASOBIさんの音楽は
 打ち込みというか、
 出来上がったものとして曲を
 聴いていたんですけど、
 めちゃくちゃ
 ライヴ感がありましたね。
 日本語の曲だけど現地の
 お客さんに熱さが
 伝わっていて、
 私も興奮しました。」 

 K-POPも最近よく
 聴いているとのことで、
「同じアーティストとして
 悔しいというか、
 日本も頑張れる!っていう
 気持ちにもなりますけど、
 そんなのを軽々と超えて、
 子ども達は
 大好きじゃないですか。
 だからスゴいなって思います。 
 娘はENHYPENのことが
 大好きで、無理やり
 フォトカードを見せられて、 
『どの写真がママの好み?
 ママこういうのが好きなんだ!』 
 みたいな感じです。」
と微笑みながら
親子の会話について明かしました。

MINMIさんは
今年デビュー22周年。
これまで多くのミュージシャン
とも共演されてきていますが、
若手のミュージシャンに対しては
どのような気持ちが
あるのでしょうか。
「素晴らしいですね。
 スキルも感性も新しくて、
 どんどん良い音楽が
 生まれてきているので
 網羅出来ない。
 バンドで言うと、
 前に私がプロデュースしている
 フェス「Freedom」に
 Blue Vintageというグループが
 出たんですが、曲も歌も
 ライヴも全部良い。最近は
 日本語も英語も歌えるっていう
 子たちも多いし、洋楽と邦楽の
 隔たりが無いなって思います。
 逆にGADOROっていう
 日本語で攻めている
 ラッパーも良いですね。
 日本語だからこその
 情緒があるラッパー。
 日本語の世界観を大事にする
 ヒップホップって新しいなって
 感じますね。」

先ほども
コーチェラ・フェスティバルの
話題が上がりましたが、特に
印象的だったステージは
タイラー・ザ・クリエイターと
ドージャ・キャットだったそうです。
「タイラーはステージの
 上でキャンプをしていて、
 テントを張って、時には雨が
 降ったり、火を焚いたり、
 ヴィジュアルでも
 楽しませてくれてよかったです。
 爆発もあったり、
 途中でパンを食べたり
 面白かったですね。
 ドージャ・キャットも
 すごいパフォーマンスでした。
 ショー全体がMVみたいで、
 彼女は炎上上等みたいな
 スタンスで、
 性格キツそうだなって
 思ってたけど、ライヴを観たら
 アーティストとしての心意気を
 感じました。嫌われても
 いいっていう覚悟が
 あるような。
 私は嫌いじゃないですね。」

そんなMINMIさん、
リラックスしたい時に聴くのは
藤井風さんの楽曲。
「私も
『ナンナン 電話鳴ってんやん』
 って歌ってる曲があって、
 藤井風さんも「何なんw」
 っていう曲があるじゃないですか。
 そういう何でも言葉を音楽に
 しちゃう感じが好きだし、
 勝手に似てるって
 思っちゃってます。
 歌詞の世界観から、
 隔たりがない、
 虚勢を張らない人っていう
 印象がありますね。」
と藤井さんの魅力に
ついて語りました。

さて、番組では
「大人の☆生
 サッポロ生ビール黒ラベル」
で乾杯していることにちなんで、
毎回ゲストの皆さんに
「大人になったと感じる曲」を
伺っています。この質問で
MINMIさんが挙げたのは、
荒井由実(現:松任谷由実)さんの
「ルージュの伝言」でした。
「まだ自分が恋愛とか
 していない時に初めて聴いて、
『いつか恋愛とかするのかな?』  
 とか思っていたんですが、
 今では子供たちと一緒に
 ユーミンを聴いているなと!
 時間の経過を感じるし、
 私、大人になってる!って
 感じますね。」 
お子さんの恋愛については、
「子どもがお友達と
 クラスメイトの誰がどうで、
 みたいな話をするように
 なってきて、可愛いですよね。
 私は少し離れて
 見守っています。」
と話しました。

そんなMINMIさんは
7月3日に初期のアルバム、
2003年の『Miracle』、
2004年の『imagine』、
2006年の『Natural』の3枚が
ボーナス音源&映像付きで、
リイシューされます。
それぞれの作品ともに、
同時期に発売された
未収録シングル、別バージョン、
インスト等がボーナスCDとして
ついてきます。さらに、
当時DVDとしてリリースされた
映像(MV集、ライブ映像2作品)も
それぞれBlu-ray化されて
特別に付属。ライナーノーツには
MINMIさんの最新ロング
インタビューも掲載された
豪華なリイシューとなっています。
リマスタリングもおこなわれ、
当時と最新の音響技術が
組み合わさったハイブリッドな
サウンドになっているそうです。

「過去の自分は今の自分にとって
 ライバルのような感じで、
 あの時頑張っていた自分から
 学ぶこともあるし、まだまだ
 だったなって思える
 部分もある。でも、あの頃は
 若かったから、ってまだまだ
 言いたくないし、
 負けたくない。夢に向かって
 挑戦していた自分を
 振り返って、その時か
 それ以上に頑張ってやる!
 って思っています。」 

MINMIさん曰く、
ロサンゼルスでは
音楽に挑戦するスタートラインに
立ち始め、これから制作や
ライヴ、フェスなども
立ち上げる計画を
すすめているとのこと。さらに
「理想ですが、LAと日本の
 架け橋というか、
 距離を縮められるような
 活動をしていきたいです。」
と語りました。

7月からは6年ぶりとなる
コンサートツアーが
全国4会場で開催されます。
<“The Songs of Freedom”
 ?自由への旋律? 序章 翼〉
東京は7月28日(日)
キネマ倶楽部にて開催されます。
リイシューされた初期の楽曲を
バンドセットで楽しめる
機会となるかもしれません。
気になった方はぜひ、
チェックしてみてください。

MINMIさんの情報はこちらから

さて、次回7/6は番組初登場!
Chilli Beans.からボーカルの
Moto.さんをお迎えします。
2月には初の武道館公演を
大盛況で成功させたChilli Beans.。
Motoさんはどんな
音楽ヒストリーを
お持ちなんでしょうか?
詳しく伺います。
ぜひ、次回もお聴きください。

OMIYA

カリッと!亀田の柿の種
やめられないとまらない
アメリカでも買える(MINMI)

ロサンゼルスに行っても
柿ピーの味は忘れられないほど
日本人にとっては定番のおつまみ!
黒ラベルで流し込みたい。

MUSIC

  • Opr / Gesaffelstein

  • Cinderella / Remi Wolf

  • Water / Tyla

  • トドメの一撃 feat. Cory Wong
    / Vaundy

  • アイドル / YOASOBI

  • Sweet Venom / ENHYPEN

  • Life / Blue Vintage

  • ここにいよう / GADORO

  • BEST INTERREST
    / Tyler, The Creator

  • OKLOSER / Doja Cat

  • 何なんw / 藤井風

  • ルージュの伝言 / 荒井由実

  • The Perfect Vision / MINMI

  • Free Mind / Tash Sultana

    MINMIさんとの
    トークを受けて
    クリス・ペプラーが
    選んだ1曲はこちら!

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