SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2024.08.17 ON AIR
今週は、Nulbarichの
JQさんをお迎えしました。
今年2月には年内でNulbarichとしての
活動を休止することを発表されたJQさん。
音楽活動は続けていくとのことですが...

OTOAJITOには2017年以来、
2度目のご出演となったJQさん。
2020年にはロサンゼルスに
拠点を移し、さらに今年2月には
年内でNulbarichとしての
活動を休止することを
発表されたとのことで、
ロサンゼルスでの生活や
活動休止に向けた
現在の心境などを伺いました。

「もともとはヒップホップや
 R&Bのカルチャー、特に
 ニューヨークが好きなんですが、
 ニューヨークと日本を行ったり
 来たりするのは大変だと思って、
 どちらにもアクセスしやすい
 ロサンゼルスを拠点にしました。」
とロサンゼルスを選んだ
理由を説明。テレビやラジオから
流れる音楽が洋楽中心になったことが
大きな環境の変化だと述べ、
自身も現地のカルチャーを
キャッチするために、運転中は
ラジオをよく聴いているそうです。

カントリーミュージックが流れる
番組もよく聴いているというJQさん。
ビヨンセやポスト・マローンが
カントリーに影響を受けた楽曲を
リリースし、盛り上がりを見せる
ジャンルですが、JQさんも少なからず
影響を受けているとのこと。
「カントリーミュージックから
 聴こえる景色の広さ。手を広げて
 大地を感じる、みたいな感覚は
 スタジアムに合うのかなと思うと、
 サビでそういったコードを
 使うこともありますね。」
と話しました。

ロサンゼルスに行ったのは、
いろんなプロデューサーや
ミュージシャンとセッションを
することが一つの理由だったそうで、
バーなどに出歩いてよく
参加していたとのこと。
「SNSとかで今日はあの人が
 ここにセッションに来る、
 みたいな情報をチェックして、
 みんな集まってくるんですよ。
 いわゆるオープンマイクみたいな
 時間があって、どんどん
 ミュージシャンが入れ替わり
 セッションしていく光景は
 衝撃的でした。」

そんなJQさんが最近気になる
ミュージシャンとして挙げたのは、
アメリカ出身で現在イギリスで
活動するジェイレン・ンゴンダでした。
「この人はこの数年で歌のキーを
 かなり上げたんですよ。最近は
 ソウルシンガーをチェックすると、
 いつの時代の曲なんだろうって
 思うことが多くて、特にこの人は
 衝撃を受けました。
 マーヴィン・ゲイとか、それよりも
 もっと昔の雰囲気もサウンドから
 感じられるんですよね。」

もう1人挙げたのは、ニューヨークを
拠点に英語と日本語で歌う
シンガーソングライターの
メイ・シモネスでした。
「ニューヨークってジャズの
 カルチャーが若者の中で
 あるじゃないですか。
 昔からそれを追うのが好きで、
 その中で見つけたのが彼女です。
「Kabutomushi」っていう曲とか、
 日本語で歌っていて
 クセになるんですよね。SNS上で、
 彼女がニューヨークで仲間と音楽を
 楽しんでいる姿を見るのが
 楽しいです。サブカルチャーとして
 ジャズが存在しているのは
 いい街だなあと。
 もし、もう一度生まれ変わるなら、
 若い時にニューヨークに
 行きたいなって思います。」 
移り変わりの激しいニューヨークで
奏でられるメイ・シモネスの
ナチュラルな音楽に、
「あの場所で戦って生まれた
 音楽なんだっていう先入観が
 あるのでエモさが増すんですよ。
 いろんなストーリーが
 あるんだろうなって。」
とも述べました。

最近観たライヴで印象に残っていると
話したのはポスト・マローンでした。
昨年の有明での来日公演と、
数年前のLAでの公演を観たとのこと。
「ヒップホップからカントリーまで
 演奏する彼のグラデーションが
 感じられました。LAでは
 トラップのラッパーとかと
 共演していたんですが、何曲かは
 アコギで歌ったりしてたんです。
 やっぱり他のラッパーとは
 ポテンシャルが違うんだなって
 感じました。今はもうゴリゴリの
 カントリーですもんね。
 パフォーマンス力がすごいなと
 思います。」

以前クリス・ペプラーが
ナビゲーターを務める番組、
「TOKIO HOT 100」にDef Techの
お二人がゲストで登場した際に、
JQさんがプロデュースした楽曲
「FANTASY」の話題に
なったようですが、JQさんは
Def Techがブレイクする前から
お二人のファンだったんだとか。
「Def Techは異色だったんですよ。
 レゲエでスタイリッシュで
 メロディアスで、
 スモーキーな感じもあって、
 どこ行くにも聴いてたくらい
 好きでした。もちろん今も
 大好きです。」 
プロデュースした際に
意識したことについてのお話も。
「僕的には言葉は何を言うかより、
 誰が言うか、ということも
 大事だと思っていて、
 音楽のジャンル感もそうですが、
 2人が今までやってこなかった曲、
 リリック、その上でDef Techを
 認識出来るサウンドという
 バランスを熱弁しましたね。」

番組では「大人の☆生
サッポロ生ビール黒ラベル」
で乾杯していることにちなんで、
毎回ゲストの皆さんに
「大人になったと感じる曲」を
伺っています。
この質問でJQさんが挙げたのは
Vaundyの「踊り子」でした。
「Nulbarichで初めて
 フィーチャリングアーティスト
 として呼んだのが
 Vaundyだったんです。
 今でも日本に帰ってくると、
 必ずごはんを食べに行く仲
 なんですが、彼と初めて会った時に
『学生の頃にNulbarichを
 聴いてました!』みたいなことを
 言われて、自分は知らないうちに
 中堅になっていることを
 感じたんです。自分の気持ちは
 変わらないけど、周りが立場を
 変えてくれる。大人として
 振る舞わないといけない気持ちに
 させてくれましたね。そして、
 大人というテーマで彼の曲を
 選ぶなら「踊り子」かなと。」
と語りました。

さて、Nulbarichは今月7日に新曲
「Liberation」をリリースしました。
「覚醒」や「解放」をテーマにした
楽曲で、サウンド面も今までに
やったことがないという
UKガラージを基調としています。
「時代、流行がビートに
 反映されるのが今の音楽の
 特徴だと思っていて、
 もともとビートの傾向を探るのは
 自分の音楽の聴き方として
 ひとつあるんですよ。
 そういえばUKガラージの曲って
 やったことないなと思って、
 今回取り組んでみました。」
と解説しました。

そして話は冒頭でも記した通り、
Nulbarichは今年2月に
2024年内で活動を休止することを
発表しました。音楽活動は
続けていくとのことですが、
Nulbarichとして毎年フェスに出て、
作品を作って…という
これまでのサイクルから
一度離れたかったとのこと。
「他のアーティストの方でも、
 何も発表せずに数年間、
 作品を出さないって
 あると思うんですけど、
 サイクルでNulbarichを
 捉えてくれる人もいると思って
 発表しました。」と説明。
「Nulbarichって、
 イコールJQなの?」という
クリス・ペプラーからの質問には、
「バンドメンバーがいて
 Nulbarichですね。
 メンバーは入れ替わるけど、
 みんなメンバーであることは
 変わらない。ライヴに僕だけが
 出ても、それはNulbarichでは
 ないんです。でもそろそろ、
 メンバーのみんなが
 忙しくなってきたというもの
 ありますかね。」と答えました。

活動休止前の最後のワンマンライブ
『CLOSE A CHAPTER』が、
12月5日に日本武道館で開催予定です。
「これを集大成と呼ばずに
 何と呼ぶんだ、というステージに
 したいと思っています。
 日本武道館は思い出の場所で、
 ジャミロクワイのサポートアクト
 でも立たせてもらった。
 だからこのタイミングなら
 武道館だなと。」
武道館公演以降の予定について
訊かれると、
「一旦年内は休みたいですかね。
 温泉でも行きたいです。
 チルするのに、オススメの場所
 ありますかね。」と逆に質問。
クリス・ペプラーは
「あとで教えます。」と答え
締めくくりました。

Nulbarichの情報はこちらから

さて、次回8/24は
シンガーソングライターの
さらささんをお迎えします。
番組初登場のさらささん。
どんな音楽ヒストリーを
お持ちなんでしょうか?
最初に買ったCDや音楽を始めた
きっかけの曲など、
たっぷり伺います。
次回もぜひ、お聴きください!

OMIYA

キノコのマリネ
キノコが好きだというJQさん
オリーブとビネガーが利いた
冷たくて夏にピッタリな一品
今夜も黒ラベルが進みそうです!

MUSIC

  • TEXAS HOLD 'EM / Beyoncé

  • If You Don't Want My Love
    / Jalen Ngonda

  • I Need You / Jalen Ngonda

  • Kabutomushi
    Tegami / Mei Semones

  • Overdrive / Post Malone

  • FANTASY / Def Tech

  • ASH / Nulbarich Feat. Vaundy

  • 踊り子 / Vaundy

  • Liberation / Nulbarich

  • Invisible / MonoNeon

    JQさんとのトークを受けて
    クリス・ペプラーが
    選んだ1曲はこちら!

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