ノイハウスさんはドイツで生まれ、
5歳の頃に父親の仕事の関係で
イギリスへ移り、
2016年からは日本で
生活をされています。
イギリスで暮らし始めた頃は、
ドイツの学校に通っていたこともあり、
12歳ごろまでは英語を話す機会が
なかったそうです。
小さい頃から音楽が
身近にあったというノイハウスさん。
「5歳くらい、ちょうど
イギリスに引っ越してまもなく、
ピアノを習い始めました。
親に言われた訳でもなく、
自分が「エリーゼのために」
を弾きたかったんです。」
イギリスには「英国王立音楽検定」
というものがあり、
ノイハウスさんはピアノで
最上級のグレード8まで取得したとのこと。
しかし、「上には上がいる」と感じたため、
ピアニストなど音楽の道は
選ばなかったと話しました。
ピアノで習っていた音楽だけでなく、
ポップスも好んでいたそう。
「初めて買ったアルバムは
ブリトニー・スピアーズの
『In The Zone』でした。
当時11歳くらいですかね。
テレビに映っているカッコいいお姉さん、
という感じがあって、
このアルバムを選びました。
クリスティーナ・アギレラや
シャキーラもいましたし、
良い時代でしたよね。」
と当時を振り返りました。
音楽への関心がさらに
高まったのはティーン時代。
「15歳の頃に学校で
職場体験の機会があって、
2週間どこかで働くように言われたんです。
なぜかレコードショップで
働きたいと思って、
ロンドンのファリンドンという場所にあった
『Pure Groove』というお店で働きました。
そこで出会ったパッション・ピットの
「Sleepyhead」という曲は、
今でも大好きですね。」
この頃から音楽フェスにも
行くようになったそうで、
「たぶん初めて行ったのは
『Love Music Hate Racism』というフェス。
当時だと、ザ・ビューとか
ゲット・ケイプ・ウェア・ケイプ・フライ
といったバンドを目当てに
行きましたね。」と紹介しました。
また同じ頃には、
未成年のためのレイヴ・イベントの
プロモーターを経験したことで、
好きな音楽のジャンルも広がっていったそう。
「レイヴ音楽が好きな友達がいて、
みんなで遊びに行ったことがきっかけで
私も好きなったんです。
企画するのも好きだったし、
プロモーターになると自分は無料なんで、
よくイベントに行っていました。
確かネオンのペイントを
顔に塗ったりして、
よく盛り上がっていましたよ!」
ノイハウスさんはそもそも、
ダンスミュージックを
聴くようになるもっと前は、
パンクやエモといった音楽が好きだったそう。
「パンクで言うと、
特にブリンク182は大好きでした。
+44とかエンジェルズ・アンド・エアウェーブズ
といった、メンバーの別プロジェクトの曲も
全部持っているのが、
自分にとって超ステータスでした。
他人にとっては、
なんの意味も無かったですけど(笑)」
そこからマイ・ケミカル・ロマンスや
パニック!アット・ザ・ディスコといったバンドの
世界観に惹かれたと話し、
特に好きだったアルバムとして
マイ・ケミカル・ロマンスの
『Welcome To The Black Parade』を挙げました。
その後、エリー・ゴールディングやThe xxなど、
ポップスとダンスミュージックを
繋ぐような音楽を聴き、
ベースミュージックなども
楽しむようになったそうです。
そんなノイハウスさんが通っていた
イギリスの大学には、
キャンパス内にクラブがあったそう。
「イギリスは結構あるんですよ。
私が行った大学には、
キャンパス内にも、
街にもクラブがあったんですけど、
学生としてはキャンパス内の方が
ドリンク代なんかも安いんです。
バイトもみんな学生で、
私も毎週水曜日はドリンク作ったりして
働いていました。」
ライティングなどもしっかりとしていたと話し、
クリス・ペプラーは
「すごいね!今の話を聴いて、
イギリスに留学したいって思う人
いるんじゃないかな。」と驚きました。
パンクやエモが好きだった時代には、
カナダのロックバンドSUM 41も
大好きだったとのこと。昨年3月には
「STEP ONE」にボーカル/ギターの
デリックがゲストで出演されました。
「一番初めに観た大きなライブが
SUM 41だったと思うんですよ。
やっぱり緊張しましたね。
確か曲が流れている時に
そのことを伝えたんですけど、
反応は割と薄かったですね(笑)
でもたぶん最前列でライブも観たし、
(会えたことで)人生のサークルが
コンプリートした感じがして
面白かったです。」
ナビゲーターをしていると
いろんな人と出会う機会がありますが、
他にも母の影響で楽曲を聴いていた
平原綾香さんや、ノイハウスさんが
妊娠中にゲストで来た
郷ひろみさんなどは
特に印象に残っているそうです。
たくさんのライブを観てきた中でも
特に印象に残っていると話したのは、
2017年のFUJI ROCK FESTIVALに
出演していたイギリスのプロデューサー
Bonoboのステージ。
「夕方から夜になるくらいの
時間でしたかね。木の影が見えて、
その中でゆったりとした音楽、
これは最高だ!…っていう記憶に、
目を閉じれば
いつでも戻ることが出来ます。」
さて、番組では
「大人の☆生 サッポロ生ビール黒ラベル」
を飲みながら音楽トークを
していることにちなんで、
ゲストの皆さんに
「大人になった1曲」を伺っています。
この質問でノイハウスさんが選んだ1曲は、
トレイシー・チャップマンの
「Baby Can I Hold You」でした。
「トレイシー・チャップマンの
カセットが家にあって、
親が聴いていたんです。
この曲はエリー・ゴールディングが
カバーをしたことがあって、
そのバージョンを聴いてから原曲に戻ると、
そのシンプルさと直接的な歌詞が
大人になった自分には
聴いていて心地良いと思いました。
カセットが家にあっても、
あまり聴いてこなかった
トレイシーの魅力が
やっと分かってきたかなと思います。」
現在J-WAVEで放送中のワイド番組
『STEP ONE』のナビゲーターを
務めているノイハウスさん。
コロナ禍に番組へ参加し、
リモートでのインタビューが
当たり前だったため、
現在、ゲストと実際に
対面で話が出来ることが
逆に新鮮に感じることもあるそう。
ナビゲーターとして
大変な一面もあるようで、
「やはり毎回同じような、
朝の時間帯にあったテンションで
お届けしたいですよね。
産休中は家で番組を聴いていて、
ラジオの存在を再認識したんです。
ラジオを聴いて気分を上げるとか、
そんなことを自分も
出来ればって感じているんですが、
寝不足なこともあるし、
体調もいろいろあるじゃないですか。
でも毎日元気に(やらないと)!
っていうのは、
難しいところは
あるかもしれませんね。」と明かしました。
「サッシャさんは夜にも
お仕事もたくさんされている中で、
朝の放送もやっているので、
やっぱりすごいなって思います。」
とツインナビゲーターである
サッシャさんについても触れ、
その上で放送では、
阿吽の呼吸で一緒に進行できていると感じる、
とも話しました。
そんなサッシャさんに対して、
「ここだけは直して欲しいところは?」
という質問を投げかけてみました。
「お休みをとってもいいのでは?
と思うことはあります。
私はバンバン休んじゃうんですけどね…。
やっぱり元気でいてほしいので、
ハードスケジュールですが
休める時には休んでください、
って思いますかね。」
さらにクリス・ペプラーが
「他にリスナーが喜びそうなのはない?」
と追加で質問すると、
「親父ギャグ」のワードが。
「今、『親父ギャグへの反応に困る時がある』
って言おうと思ったんですけど、
クリスさんも親父ギャグ界隈ですよね(笑)
でも、親父ギャグも
「STEP ONE」の大事な部分だと思います。」
2歳と4歳のお子さまが
いらっしゃるノイハウスさん。
「子育てはフィジカルも頭も使う、
楽しみでもあるし、
チャレンジでもある時間。
大人を相手にする仕事とは違って、
もっと自分の本心を掘られるというか、
自分の嫌な部分が見えたりとか、
子育てにはそういった
葛藤もたくさんあります。
だから今は、他の仕事を
もっとしたいっていうよりは、
出来るだけ子どもと一緒にいたいですね。」
と語り、最後はクリス・ペプラーと
子育てトークで盛り上がりました。
ちなみに最後に
クリス・ペプラーが選曲した
XGの5月に開催される
東京ドーム公演は2人とも
お子さんとの参加を計画しているそうです。
ノイハウス萌菜さんの情報はこちらから
さて、来週3月15日は、
シンガーソングライターの
ReNさんをお迎えします。
プロスポーツ選手を
目指してイギリスに渡り、
のちにミュージシャンとしての
道を歩んだReNさん。
どんな音楽ヒストリーを
お持ちなんでしょうか?
ぜひ、来週もお聴きください!
梅きゅうり
ノイハウスさんが
梅の床で漬けた梅きゅうり!
酸味と心地良い歯応えが
黒ラベルと完璧なマッチング!
Toxic / Britney Spears
Sleepyhead / Passsion Pit
The Chronicles of a Bohemian Teenager, Pt. 2
/ Get Cape. Wear Cape. Fly
No Problem / Chase & Status
First Date / Blink-182
Welcome to the Black Parade
/ My Chemical Romance
Starry Eyed / Ellie Goulding
Waiting All Night (feat. Ella Eyre)
/ Rudimental
Over My Head / SUM41
Cirrus / Bonobo
Baby Can I Hold You
/ Tracy Chapman
SHOOTING STAR / XG
ノイハウスさんとの
トークを受けて
クリス・ペプラーが
選んだ1曲はこちら!