セントチヒロ・チッチさん出演回(前半)をradikoタイムフリーでどうぞ
(6月5日まで聴取できます)
BiSHのセントチヒロ・チッチさんをお迎えしました。
八王子出身のチッチさん。音楽は子どもの頃から良く聴いていたそうですがのめり込んで聴くようになったのは高校生の頃。人間関係がうまくいかなかった時に自分を人間らしくさせてくれたのが音楽で、高1の時に銀杏BOYZの「Baby Baby」を初めて聴いて電流が走ったような感覚を覚え、私はもっと広い世界を見ることができるのかもしれない、と思ったそうです。「音楽はいつでも側にいてくれる」と。
そして高校生の時に女の子3人バンドを組み、ギターボーカルを狙っていたチッチさんはじゃんけんで負けてドラムを担当。チャットモンチーのコピーバンドを始めたものの全然うまくなれずに挫折してバンドも解散。
ちなみにバンド名は「ロロット」。「怪物=トロール」を逆から読んだ名前だそうですが、この名前はクリスペプラーも絶賛。「未来のプロジェクトで使えるんじゃない?」
その後TV業界を目指して専門学校に通っていた時に前の事務所にスカウトされてアイドルデビュー。でも「もっと面白いことをしたい」と思っていたところBiSHの初期オーディションをTwitterで見つけて応募し、BiSHに入ることになったそうです。
“楽器を持たないパンクバンド”BiSHの6人は、性格も個性もバラバラだけどそれぞれのPUNK魂を感じるそうです。
ちなみにクリス・ペプラーはSummer SonicでBiSHのライブを見た時、デスボイスに衝撃を受けたとか。デスボイスはいつもは可愛い声のメンバー:リンリンがステージでシャウト。チッチさんもレコーディングでデスボイスにチャレンジしたことがあるそうですが全然できなかったとか。「あれは危険だよね」とふたりの意見が一致していました。
とんねるずにも影響を受けたというチッチさん。エンタメの世界を目指すきっかけになったのがとんねるずだそうです。お母さんがとんねるず好きで、その影響で「とんねるずと仕事をしたい」と思ってTVの制作を目指したものの、結果的に裏方ではなく表現する側になったとか。
チッチさんのスーパーヒーローは、銀杏BOYZの峯田和伸さんとサンボマスターの山口隆さん。サンボマスターの曲にも救われたそうです。「熱い人が大好きで、カッコ悪くても泥臭くても熱く自分に語りかけてくれる人が好きです。今でもずっと助けられていると思います」。
ちなみにチッチさんにとってのベストアルバム3枚は、銀杏BOYZ 「DOOR」、andymori 「ファンファーレと熱狂」、そしてコートニー・バーネット「Tell Me How You Really Feel」。
コートニー・バーネットは去年のフジロックで来日したので彼女目的でフジロックに行き、めちゃくちゃ近くでにやにやしながらステージを観て時々泣いて…と満喫したそうです。
ライブには良く行くというチッチさん。印象に残っているライブといえばSummer Sonicに出演した時にたまたま観たDream Wifeのステージ。いいライブを観ると自分のパフォーマンスにも影響があるそうで、他にも例えばeastern youthからは自分にない暑苦しさ、GEZANからは未だかつて見なかった表現力・音楽の可能性などを学んだとか。「自分の中にないものをたくさんインプットして、それをアウトプットするのがステージ」と。
さて、BiSHのは7月22日に3.5枚目のアルバムをリリースしますが、その中から「Tomorrow」を先行配信中。本当はシングルをリリースする予定だったのですが、今のこの状況でBiSHとして何ができるかを考え、新曲を追加して3.5枚目のアルバムとしてリリースすることにしたそうです。詳しくはBiSHのtwitterをチェックしてください。
BiSH セントチヒロ・チッチさんとのトークは次週:6月5日に続きます。
チッチさんが好きな意外なアーティストとは? そして仲良しのアーティストと一緒にフジロックに行った話も! ふたりの楽しい「リモート飲み」でのDEEPなトーク、お聞き逃しなく。
BiSHに関する情報はこちらから
アボカドフライ&ポップコーン
チッチさんは2品用意してくださいました。
☆簡単に作るなら→アボカドフライ
塩かケチャップとマヨネーズをつけて色んな味を楽しみながらビールが進みます!
カロリーは低くないけどカリウムたくさん入っててむくみに効くので
夜に食べすぎても悪いことした気になりません!
☆市販で買えるものだったら→バター味のポップコーン
レンジでチンが1番美味しいです!
家では塩胡椒やコンソメパウダーを少しかけてビールが進む味にします!
Baby Baby / 銀杏BOYZ
シャングリラ / チャットモンチー
SHARR / BiSH
情けねえ / とんねるず
光のロック / サンボマスター
1984 / andymori
Nameless, Faceless / Courtney Barnett
Let's Make Out / Dream Wife
Tomorrow / BiSH