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2020.06.26 ON AIR
近田春夫さんをお迎えしました。
7/3は近田春夫さんとのトーク後半戦をお届けします

近田春夫さん出演回（前半）をradikoタイムフリーでどうぞ
（7月3日まで聴取できます）

近田春夫さんをお迎えしました。

まずはお互いの近況報告から。2月25日の誕生日にライブをやったのが公の動きの最後でそれ以降仕事は飛んだという近田さん。でも普段からライブやリハ以外は自宅でのデータやりとりが多いのでコロナによって生活が大きく変わった印象はないそうです。
そして自宅での自粛生活中にハマったのは「ぬか漬け作り」。以前佃煮作りにハマっていましたがぬか床は生き物なので毎回違って複雑な要素が絡んでいるのがおもしろいそうで、佃煮熱はすっかり冷めたとか。　前回いらした時にお話ししていましたが朝起きてまずビールを買いに行き朝からビールを飲むという近田さんは、朝起きてビールを飲みながら糠床を混ぜるのが日課だそうで、「犬の散歩みたいなものですよ」。
クリスペプラーもぬか漬けは大好きということで「究極、ご飯とぬか漬けのお新香と醤油と七味がちょっとあれば一生生きていける」と言い切りました！「ぬか漬けはビールにも合うしね」

最近よく聴いていたのは？という問いに出て来たのがベンチャーズ。「The ventures in space」というアルバムが子どもの頃から好きだったそうです。「いまさら言うのもなんだけど、ベンチャーズ好きなんだよ」という近田さんに、クリスペプラーは「こうやって聴くとイマドキな音だよね」と。

最近注目しているのは　dj koco。DJさばきが板前さんのようにカッコよくて気持ちいいんだとか。「DJって寿司職人とかに近いじゃない？仕事っぷりを見ているのが楽しいよね」

後半は韓国のDJ　Peggy Gouの話からスタート。
グルーヴを大切にする音楽に関しては日本と韓国で解釈が違うと感じているそうで、韓国のDJはおもしろい人が多い、と。そしてHIPHOPのトラックメイカーも韓国には優れた人がたくさんいるのでBTSなど世界で活躍するアーティストが出てくるのも納得だそうです。そして日本のアーティストは韓国よりも世界に出ようという意識が少ない、音楽は世界に向けて発信しないとおもしろくない、と。
韓国アーティストの話で、クリスペプラーからは昨年のフジロックで観たというYaejiの話が。とにかくそのステージに“ぶっ飛んだ”そうです。

「でも、今の日本の10代の子たちはすごいよ」と近田さん。他にないものを出せるかもしれないという若い子がたくさんいて、そのひとりとして挙げたのがSASUKE。
YouTubeを見ていると「この年齢でどうしてこんなことができるんだろう」と思うような人がたくさんいるので、これからおもしろいものをやって行く可能性はあるし、これからの日本は決して悲観することはない！と。
これからビリーアイリッシュのような”自然さ”が世界中で出てくるんじゃないかと。今までと違う音楽シーンが生まれつつある気がする中で、これからヒットチャートは無くなるかもしれない・・・そんなトークで今週は終了しました。

近田春夫さんとのトークは次週：7月3日に続きます。
3月にコロナで亡くなったアランメリルと親交がありバンドをやっていたこともある近田さん。アランメリルとの思い出話や日本の音楽シーンへの功績を語ります。ふたりの楽しい「リモート飲み」でのDEEPなトーク、お聞き逃しなく。

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