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2020.07.24 ON AIR
音楽プロデューサーのYaffleさんをお迎えしました
7/31はYaffleさんとのトーク後半戦をお届けします

Yaffleさん出演回（前半）をradikoタイムフリーでどうぞ
（7月31日まで聴取できます）

藤井風やiri、SIRUPなど注目のアーティストを数多く手がける音楽プロデューサーの Yaffleさんをお迎えしました。

東京・表参道出身のYaffleさん。小さい頃からいろいろな習い事の一つにピアノがあって、他のことはやめてしまってもピアノだけは残ったそうです。とは言っても特に好きだったわけではなく、中学の頃に自分でJ-POPヒットの楽譜を買って弾くようになりコードを知ってから面白いと思うようになったそうです。
そこから音楽制作のフリーソフトを触りはじめ、大規模編成ものに憧れ、高校入学して吹奏楽部に入り、高２の頃には50人編成の楽譜を書いたというYaffleさん。それがとてもいい経験だった、と語ります。

その後音大の作曲科に進んだものの、そこからのスタンダードな「プロの道」は現代クラシック作曲家になるか、または映画やドラマのフィルムスコアラーになるか。でも元々ブリットポップが好きだったYaffleさんにはどちらもピンとこず、どうすればそちらの道に行けるのかわからなかった中、そんな矢先に出会ったのが小袋成彬さん。レーベルを作るというプランがあった小袋さんから協力を要請されて一緒にTokyo Recordingsというレーベルを立ち上げたことが、この道に進むきっかけとなったそうですが、Yaffleさんにとって小袋さんはいい意味で職人っぽくなくビジネス的な視点も持っているところが新鮮だったとか。

そんなYaffleさん、最初に買ったCDは６歳の頃に買ってもらった玉置浩二の「田園」のシングル。聴きながらソファーでジャンプして転んでステレオの角に頭をぶつけたという思い出も。
そして音楽に本当にのめり込むきっかけとなったのがColdplay。深夜のTVで来日公演告知が流れていた時に「21世紀最高のバンドが来る！」というコピーを目にして「もう21世紀最高のバンドが出たんだ」と思って興味を持って聴いてみてハマったそうです。中高生のなんとも言えない葛藤に寄り添ってくれていたのではないか、と。

「人生を変えた」存在といえば、Sigur Rós と Jack U。Sigur Rósは音大受験で先生の家に通っていた頃その道中で聴いて救われたとか。そしてJack Uは初めてかっこいいと思ったハウスミュージックで、そこから打ち込み系への関心が広がり今の彼のWorkに繋がっている、と。

日本のアーティストでは、よく聴いたのはくるり。90sのUSロックが好きで、そこに繋がっていたのかもしれません。インテリジェンスが感じられて、常にUpdateしているところが好き、と。それはColdplayやRadioheadにも繋がっている、と語っていました。

さて、Yafflさんはフランスのシンガーソングライター：Eliaを招いた新曲「À l'envers feat. Elia」を7/31リリース。詳しくはYaffleさんのSNSをチェックしてください。

Yaffleさんとのトークは次週：7月31日に続きます。
藤井風やiriのプロデュースエピソード、彼のプロデューススタイルに迫ります。ふたりの楽しい「リモート飲み」でのDEEPなトーク、お聞き逃しなく。

Yaffleさんに関する情報はこちらから