森山直太朗さん出演回(後半)をradikoタイムフリーでどうぞ
(8月21日まで聴取できます)
先週に引き続き森山直太朗さんをお迎えしました。
今週はなぜか喉仏の大きさの話からスタート。
そして直太朗さんが出演中の朝ドラの話へ。役者を始めたという自覚はないそうですが、芝居はオフィシャルに自分以外の誰かになって、自分だったら絶対に言えない言葉をなんのためらいもなく言える、「嘘をつける」面白味を今は感じているそうです。
そこから話は、7月に開催したブルーノート東京での無観客配信ライブの話に。
「のびのびやってたように見えたんだけど…」というクリスペプラーの言葉に対し直太朗さんは「そう言う部分もあったかもしれないですね」と。
お客さんがいなくてもブルーノートはブルーノートだった、と。受付やラウンジ・導線など 場所から磁場を感じたそうで、場所との出会いを大事に自身の実感を画面を通してみんなに感じてもらいたいと思ったことと、ステージにただカメラを置いて歌うというのは自分らしくないと思ったことからの演出だったそうです。「お客さんがいないことを逆に利点と捉えて、いろいろな場所で歌わせてもらいました」と。
もしかしたら今のこの状況が来年まで続くかもしれない・・という状況をミュージシャンとしてどう思うのか。直太朗さんはこんな風に語りました。
「あるかどうかわからないライブや来るかどうかわからない明日をただ指をくわえて受け身になった時に削がれていくものがあるということを切実に感じているそうで、何か自分にできることはないかということを探していきたいし、それをアクションにおこせなかったとしても想像を膨らませることが大事だし、人間の本質がきっと今浮き彫りになっているので、当たり前が当たり前ではないということを自覚して、この時間を経て自分たちは何を失い何を得たのかを自分たちの世代が新しい世代に伝えられると思う…」
続いてはリスナーからの質問にお答え。
「インスタで、コザクラインコのマチネちゃんとソワレちゃんをお見かけしています。どこで見分けているのですか?」
正直なところ視覚的にはわかっていません。という衝撃的なお答え。「でもフィーリングとしてソワレが気が強くてマチネがおっとりしているのでそれで見分けていますが、合っているかどうかはわかりません」 とのこと。直太朗さんのインスタグラムには2羽の可愛い写真もアップされているのでぜひ覗いてみてくださいね。
そんな森山直太朗さん、7月17日に新曲「すぐそこに NEW DAYS」をリリース。これは2018年10月から2019年6月にかけて開催されたツアーの直前に完成し初演された楽曲で、今年のはじめにレコーディングしたものですが、「最悪な春」を歌いきれた時にこの曲をちゃんと出そうと思えたそうです。ちなみにブルーグラス風のアレンジは、一緒にアレンジしたフィドラーの山田拓斗さんのアイデア。ライブもレコーディングもなくなりあまりにも暇になった彼が「ブルーグラスバージョンでアレンジ仕上げてみました〜」と、いわば彼が能動的にやったそう。「コロナがなかったらこのアレンジは生まれなかったかもしれないですね」と。
そして森山直太朗さんは今年10月公開の堤幸彦監督の映画「望み」の主題歌を担当することが決定!詳しくは森山直太朗さんのオフィシャルサイトをチェックしてください。
次週:8月21日& 8月28日は BRAHMAN / OAU のTOSHI-LOWさんをお迎えします。
フジロックの思い出に残るステージは? このコロナ禍:ライブができない日々をどう思う? 海外フェスでの強烈なエピソードも披露してくれます。クリス・ペプラーとのDEEPなトークをお楽しみに。
森山直太朗さんに関する情報はこちらから
ビーフジャーキー
クリスペプラーが用意したのはビーフジャーキー。
食べてみて「日本のビーフジャーキーですね」と一言。
本場アメリカのジャーキーは野性的だよね、と。ビールが進みそうです。
星影のエール / GReeeeN
レスター / 森山直太朗
最悪な春 / 森山直太朗
すぐそこにNEW DAYS / 森山直太朗
Old Man / Neil Young
森山直太朗さんとのトークを受けてクリスさんが選んだ1曲