ARCHIVE | SAPPORO BEER OTOAJITO | Every Sat. 18:00-18:54

2020.10.09 ON AIR
フレデリックの三原健司さんを迎えての後半です。
バンドメンバーの影響で聴くようになった
ミュージシャンとして、Chic、Tuxedo、
Jamiroquaiを挙げた健司さん。
クリス・ペプラーに
「彼らのコード感には影響されてる？」と聞かれると...

三原健司さん出演回（後半）をradikoタイムフリーでどうぞ
（10月16日まで聴取できます）

先週に引き続き、フレデリックの三原健司さんをお迎えしました。

冒頭で2020年のコロナ禍を振り返るクリス・ペプラーと三原健司さん。
「SFみたいだよね、全世界だもん。」と言うクリス・ペプラーに健司さんは、
世界規模で同じ話が出来ることに驚いていると話しました。

バンドメンバーの影響で聴くようになったミュージシャンとして、
Chic、Tuxedo、Jamiroquaiを挙げた健司さん。
フレデリックのギターの赤頭さんがNile Rodgersのライブを見にいったり、
健司さんはJamiroquaiを武道館で見たり、
Tuxedoはフレデリックのメンバー4人で見に行ったこともあるそう。
クリス・ペプラーに
「コード感には影響されてる？3組ともセブンスサス系な音じゃん。」と聞かれると、
「フレーズとかは意識してますかね。
　あ、でもセブンスとかも入れがちかも。」と答えました。

とにかく聴いたアルバムとして健司さんが挙げたのは、
SUPER BUTTER DOGの「犬にくわえさせろ」。
ボーカルの永積タカシさんに対して、
「歌であそこまでグルーヴ感が出せるのは本当にすごい。」と話しました。
その他にも、2018年にライブを見たJose Jamesも凄かったと語る健司さん。
「Jose Jamesがドラムと2人で掛け合いしている場面があったんですけど、
　それが凄くて更に好きになりました。」と話しました。

番組の後半には、健司さんがのめり込んだ
「ナゴムレコード」のミュージシャンの話から。
健司さんが好きなバンド、たまがナゴムに所属していたことから、
マサ子さんやカステラといったバンドを知り、
「色とりどり過ぎねえか！？」と感じたそう。
カステラのボーカルを務めていたTOMOVSKYさんのライブを見た時には、
憧れのアーティストを生で見ることが出来る喜びが強かったと振り返りました。

健司さんを始め、フレデリックのメンバーは、
外出自粛期間に入ると、すぐに音楽機材を揃えたそう。
「機材の勉強を始めたり、エンジニアさんに色々教えてもらったり、
　やることは山積みって感じでしたね。」と話しました。
音楽の楽しみや自分が歌う意味を考え直すきっかけにもなったそうです。

リスナーから寄せられた質問にも答えていただきました。

『弟の康司さんと一緒に行った初めてのライブは何でしたか？』
「うちの2番目のお姉ちゃんがパンクとかハードコア大好き人間なんです。
　そのお姉ちゃんがハードコアバンドを組んでいて、ドラムを康司がやってたんですよ。
　それが初めて一緒に行ったライブだったと思います。」

『私の夢の１つは着席でお酒を飲みながらフレデリックのライブを見ることです。
　そういうライブをやる計画はありますか？』
「僕、ビルボードでライブをやりたいっていうのがあるんです。
　フレデリックってBPMが早いバンドっていうイメージもあると思うんですよ。
　でもアルバム曲とか、リードトラックとして出してない曲とかは、
　ブラックミュージック的な要素もありつつ、BPMも落ちてる曲も多いし、
　着席が合うんじゃないかっていう曲もあるんです。
　着席で見てもらいたいって思うことも多いので、
　そういうライブをやる計画はめちゃくちゃあります。」

『康司さんが作った新曲「Wake Me Up」を聴いた第一印象を教えてください。』
「2020年って本当に色々な事があったからこそ、
　フレデリックの活動は「遊び」をテーマにしていこうぜって話を
　メンバーやスタッフとしていたんです。
　それを楽曲にも落とし込めたらいいなって言ってた時に、
　康司がこの曲を作って来てくれて、どんなアレンジをしても
　遊び心が凄そうな幅広い楽曲だなって感じたので、第一印象としてはワクワク、
　フレデリックまだまだやれんじゃん！って思いましたね。」

9月22日にEP「ASOVIVA」をリリースしたフレデリックですが、
10/10(土)から北海道を皮切りにツアーがスタート。
関東エリアでは10/30(金)、31(土)に神奈川・KT Zepp Yokohamaで、
来年2/23(火)には日本武道館でライブ予定です。
「コロナ前の状態でライブをやりたい。
　でも、ガイドラインに沿っても面白い事は考えられるし、
　そこのアイデアは尽きないですね。」とライブに向けての意気込みを話しました。
来年の武道館でのセットリストはすでに考え中で、１曲目はもう決まっているんだとか。

最後に今後の抱負を聞かれると、
「20代の頃は夢を語るのが恥ずかしいと思っていたんですけど、
　自分がフレデリックとして叶えた夢が他の人にも共有されて、
　みんなの夢になっている事に気がついたんですね。
　だから、30代はめちゃくちゃ夢を語っていきたい。
　ビルボードでのライブやワールドツアーとかもやってみたい。」と話しました。

フレデリックに関する情報はこちらから

次週10月16日&10月23日は
銀杏BOYZの峯田和伸さんをお迎えします。
幅広い世代に影響を与える峯田さんはどんな音楽を聴いてきたんでしょうか。
音楽を始めたきっかけは？仲の良いミュージシャンは？
クリス・ペプラー×峯田和伸さんのDEEPなトークをお楽しみに！