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SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2021.02.26 ON AIR
今週は、シンガーソングライターの
関取花さんをお迎えしました。
「高校の時に組んでたバンドは
 どんな風だったの?」とクリス・ペプラー。
関取さんは
「私は先輩たちが作るオリジナル曲を
 ただ歌うっていう感じでした。ギターの人は...

ビールが大好きだという関取さん。
自宅には黒ラベルを常備しており、
知り合いにも黒ラベルLOVERが多いと話しました。
クリス・ペプラーも
「黒ラベルはミュージシャンが飲んでいる率が
 すごく多いんですよね。」と反応しました。

幼少期をドイツで過ごした関取さん。
日本人学校に通っていたため、
ドイツ語を話すことは出来なかったそうですが、
通学路で会う盲目のおじいさんに出会い、
声を覚えてもらえた経験がとても印象に残っていると話しました。

関取さんが中学生の頃に聴いていた
音楽として挙げたのがBUMP OF CHICKEN。
「高校生になって、兄の同級生とバンドを組んで
 ボーカルをやっていたんです。
 中学生の時にBUMP OF CHICKENとか
 J-POPのランキング1位とかになる曲を聴いていたんですけど、
 先輩の影響で急にSigur RósとかBjorkとかを聴くようになりました。
 その後、大学でバンドサークルに入って、
 同級生にThe BeatlesとかThe Bandとか
 The Velvet Undergroundとかを教えてもらったんですね。
 その頃、アコースティックギターを持って
 弾き語りを始めてたんですけど、
 それを知った大学の先生が勧めてくれたのが
 Joni Mitchellだったんですよね。」と話しました。
 関取さんは、Joni Mitchellを聴いた時に、
 「私がやりたいのはこういう音かも。」と思ったんだそう。

「高校の時に組んでたバンドはどんな風だったの?」とクリス・ペプラー。
関取さんは
「私は先輩たちが作るオリジナル曲を
 ただ歌うっていう感じでした。ギターの人はメタルが好きで、
 ベースの人はポストロックが好き、ドラムの人はJ-POP、
 キーボードの人はDream Theaterが好きで、
 変なメンバーでしたね。」と話すと、
クリス・ペプラーも「めちゃくちゃだね。」と笑いました。

大学時代に先生に教えてもらった
Joni Mitchellに影響を受けている関取さん。
フェイバリットアルバムは『Court and Spark』。
「Joni Mitchellの作品の中でも、乾いた音というか、
 土の匂いがするところがあって、
 そういうのが好きですね。」と紹介しました。
クリス・ペプラーは
「僕は女性アーティストの中で
 Joni Mitchellが一番好きかもしれないです。
 彼女は50年以上キャリアがあるけど、
 楽器をちゃんと習ったことがないんじゃないかな。
 チューニングも我流だから、
 彼女の曲をやろうとしてもちょっと違っちゃうんだよね。
 だから後期になるとJaco Pastoriusとか
 Pat Methenyとかとやってるけど、
 ああいう理論がバキバキに分かるミュージシャンじゃないと、
 彼女についていけないですよね。」と話しました。
関取さんも
「真似しようと思っても出来る音楽じゃないし、
 いい意味で何回聴いてもメロディーをちゃんと覚えられない。
 鼻歌の延長線上っぽいですよね。
 2回同じように歌えるのかなって思う時があります。」
とJoni Mitchellの魅力を分析しました。

番組後半は
「関取さんの高校時代は
 『積木くずし』のようだったって聞いたんだけど、
 どんな感じだったの?」というクリス・ペプラーの質問からスタート。
「「あんた、『積木くずし』の子みたいだね。」
 って母に言われたのを覚えていて、外で悪いことをしていたんじゃなくて、
 家に帰って本領発揮みたいな感じでした。
 「うるせえ、ババア!」みたいな。」と関取さん。
クリス・ペプラーに「なんでそうなっちゃったのかな?」と聞かれると、
「外では人気者でいたいみたいなところがあって、
 無理をしていた訳じゃないんですけど、
 どこかでちょっと疲れちゃった感じがあったと思うんです。
 母親ってすごく子供を見ているから、
 家に帰った時の私の「ただいま」の一言で何かを察して、
 「どうしたの?何かあったの?」って聞いてくれたんですね。
 外で完璧に元気に振舞っていたのに、
 家に帰ったら一瞬でバレたのが
 すごく悔しかったんだと思うんですよね。」と話しました。

「私の母親は強くてすごく前向きな人」だと話した関取さん。
「私がすごく反抗しても笑い飛ばして、
 ポジティブな方向に持って行ってくれる。
 私の機嫌が悪くて母と喧嘩した時に、当時母が韓流ドラマにハマっていて、
 番組表の見たいドラマに印を付けていたんですね。
 私それを怒ってビリビリに破いたんですよ。
 困らせてやろうって思ってやったことなんですけど、
 母はキラキラ笑っていて、
 「明日燃えるゴミの日だからちょうど良かった。
 破いてくれたから資源ごみじゃなくて、
 燃えるゴミとして出せるわ。」とか言ってて。
 そういうのが重なっていって、この人には叶わないな思うようになって、
 徐々に反抗期は幕を閉じましたね。」と当時を振り返りました。
クリス・ペプラーは
「一枚も二枚も上手なお母さんだね。そういう意味では、
 お母さんは花ちゃんのサポートとして大きいかもしれないね。
 そんなお母さんがいると
 人生の荒波を乗り越えられるよね。素敵な人ですね。」と語りました。

そんな関取花さんのメジャーファーストアルバム
『新しい花』が3/3にリリースされます。
2019年にメジャーデビューをしたタイミングで、
今までやってこなかった事にチャレンジしようと考えた関取さん。
「自分の好きな事だけやって生きている人ってほとんどいなくて、
 嫌な命令とか嫌な仕事を頑張っている人もいるから、
 そういう方の気持ちを考えたり、
 自分から進んでやらなかったことに足を踏み入れたいと思ったんです。
 タイトル曲の「新しい花」は、あえてど直球の
 分かりやすいポップスをやってみたいって考えて作りました。」と話しました。

さて、関取花さんとのトークは次週:3月5日に続きます。
関取さんが尊敬するアーティストの話や、仲の良いミュージシャンの話など
次回もたっぷりの内容でお届けします!
クリス・ペプラー×関取花さんのここだけの音楽トーク。
黒ラベルを用意してお待ちください。

関取花さんに関する情報はこちらから

OMIYA

コンビーフ×辣油×花椒
関取さんが自宅で飲む時に作る
辣油と花椒を混ぜたコンビーフ。
混ぜ合わせるとユッケのような食感になり、
黒ラベルがとまらない一品になります。

MUSIC

  • オンリーロンリーグローリー
    / BUMP OF CHICKEN

  • Hoppípolla / Sigur Rós

  • Help Me
    Down to You
    / Joni Mitchell

  • The Dry Cleaner From Des Moines
    / Joni Mitchell

  • あなたがいるから / 関取花

  • 『魔法の料理 〜君から君へ〜』
    / BUMP OF CHICKEN

  • 新しい花 / 関取花

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