この日の放送は、クリス・ペプラーがJ-WAVEのスタジオ、
牧さんがレコード会社からというリモート形式でお届けしました。
牧さんは
「会社でビールを飲む感じが良いですね。美味しいです。」
と話し、トークがスタートしました。
大分県出身の牧さん。
幼少期はアウトドアな子供だったそうで、
なんでも靴下が嫌いだったんだとか。
牧さんはこれについて
「いつでもサンダルを履いて出ていけるじゃないですか。
冬もサンダル履いて友達と外で鬼ごっことかをしてましたね。
靴下に締め付けられるのも嫌いでした。
昔はUKロックが大好きで、
スキニーパンツとかもガンガン履いていて、
モードな感じだったんですけど、
最近はいかに楽チンでいられるか
みたいな感じになってきました。」と話しました。
そんな牧さんが最初に買ったCDは
Iggy & The Stoogesの『Raw Power』。
「おお!渋いですね。」というクリス・ペプラーに対し、牧さんは
「中学校の時に、同級生のお兄ちゃんが音楽好きだったんですけど、
その影響ですね。地元の先輩たちにパンクカルチャーがあって、
それこそSex PistolsとかThe Damnedの流れがあったんですけど、
その中でかっこいいなって思ったのがThe Stooges。
Iggy Popにすごく憧れましたね。」と自らの原点を振り返りました。
当時はメロディックハードコアや
スケートパンクといったジャンルの音楽も好きだったそうで、
Sum 41やRancid、NOFX、MXPX、
Bad Religionなどのバンドもよく聴いていたと話しました。
牧さんが音楽を始めるきっかけとなった作品は、
The Strokesのサードアルバム『First Impressions of Earth』。
高校生の時にThe Strokesを知り、このアルバムが大好きになって、
ボーカルであるJulian Casablancasの髪型や
ファッションにも影響を受けていたんだそうです。
「最初に楽器を手にしたのはいつですか?」とクリス・ペプラーが質問。
牧さんは
「中学校3年生の時に、小さいアンプが付いた2万円くらいの
ギター初期セットみたいなのを買ったんです。
だけど部活でバスケをやっていて、それが結構ガチの部活動だったので、
ギターは買ったまま触らずに、
ホコリが被っているみたいな感じでした。」と話しました。
大分県出身の牧さんが東京に出てきた理由は、
CDをたくさん買うためだったんだそう。
「好きなアーティストが出来て、深掘りしたいのに、
レコードショップとかも全然なくて買えないのがもどかしくて、
好きなアーティストのCDは全部欲しいな、
っていう安易な考えで東京に出てきました。」と笑いました。
クリス・ペプラーに
「東京のレコードショップは豊富でしたか?」と聞かれると、牧さんは
「そうですね。大学時代は下北沢のディスクユニオンに
毎日のように行ってました。欲しいものはもちろんあるし、
自分の知らないものもいっぱいあったので、
レコードショップでいろんな音楽を
知ることが出来たのかなって思います。」と答えました。
大学2年生の頃にバンドを始めた牧さん。
go!go!vanillasの前は
”どすこい喫茶ジュテームソン”というバンド名で活動していたんだとか。
そのバンド名に驚くクリス・ペプラーに対し、牧さんは
「これ、僕らが好きだった『すごいよ!!マサルさん』っていう
シュールギャグ漫画に出てくる一節から取ったんです。」と解説。
クリス・ペプラーが「どれくらい続いたの?」と話すと、牧さんは
「半年かな?そりゃ、そんな名前付けたらそうなりますよね。」と笑いました。
ちなみに、どすこい喫茶ジュテームソンでは
オリジナルの英詞曲を演奏していたそうです。
番組後半は、前身バンド・どすこい喫茶ジュテームソンから
go!go!vanillasへ変わっていった頃の話から。
前身バンドでは英語で歌っていたのに対し、
go!go!vanillasになってからは日本語で歌うようになったと話し、
その影響について牧さんは
「吉田拓郎さんとはっぴいえんどの音楽に出会って変わったんですよ。
僕はThe Libertinesが好きで、Pete Dohertyって、
フォーキーな弾き語りも結構やっていて、
そこから日本のフォークシンガーも聴いてみようっていうことで
吉田拓郎さんを最初に聴きました。」と話しました。
中でも吉田拓郎さんの『蒼い夏』という曲の時代性に惹かれたそうで、
牧さんは
「この曲に書かれている情景が生々しく感じられたんですよ。
僕は英語を喋れないですし、
英語を辞書で調べながら頑張って英詞を作るより、
日本語のほうが自分の表現をより深く出来るんじゃないかなって
気付かせてくれたのが拓郎さんでしたね。」と自身の影響について語りました。
go!go!vanillasの活動初期は、いくつかのバイトをしていた牧さん。
イタリアンレストランや
ライブハウスのバーカウンターなどでも働いていたそうで、当時を振り返り、
「イタリアンのところでは、めちゃめちゃいじめられました。
バイトには良い思い出はないんですけど、
ライブハウスで3年間くらい働いていた時は、
そこの店長も僕のバンド活動も理解してくれて、融通も利いたので、
やっぱり自分の興味のあることに
時間を使うのは大事だなって思いましたね。」と話しました。
クリス・ペプラーは
「ライブハウスのバーカウンターで勤めていると、
お客さんと直に触れ合うわけだし、
ステージ上には伝わらない雰囲気なんかも感じられるよね。」と反応しました。
ライブハウスでのバイトで牧さんが唯一嫌だと感じていたのは、
自分のバンドのファンが来て、バイトをしている姿を
見られることだったと振り返り、
「早くステージだけで見せたいって思ってました。
ただ、それがすごいモチベーションにもなりましたね。」と話しました。
クリス・ペプラーはこの話に続き、
OasisのNoel Gallagherのローディー時代や
WhitesnakeのDavid Coverdaleがミュージシャンの通う
服屋でアルバイトをしていた時代を引き合いに出し、
「やっぱり何かに携わるっていうのは、
次のステージに行くには大事かもしれないね。」と話しました。
そんなgo!go!vanillasは1年10ヶ月ぶりとなる
ニューアルバム『PANDORA』をリリースしました。
コロナ禍で制作された作品ですが、ライブが無くなった分、
自分と向き合う時間が増え、有意義に時間を使い制作出来たと話しました。
『PANDORA』の完全限定生産盤の付属DVDには、
go!go!vanillasの撮り下ろしスペシャルパフォーマンスが収録されています。
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さて、go!go!vanillas牧達弥さんとのトークは次週:4月2日に続きます。
牧さんが尊敬するアーティストや親交のあるミュージシャンの話など
盛りだくさんの内容でお届けいたします。
クリス・ペプラー×牧達弥さんの音楽トークwith黒ラベル。
みなさんも黒ラベルをご用意してお待ちください。
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そして、4月1日は『黒ラベル』の日。今年で44歳の誕生日を迎えます。
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素焼きナッツ
牧さん
『体にも良いし、いっぱい食べても
カロリー気にしなくて良いので罪悪感が無くておすすめです!』
黒ラベルと相性良いこと間違いなしのナッツです。
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