OTOAJITOには2014年以来、7年ぶりの出演となった清水さん。
クリス・ペプラーが久しぶりに対面した清水さんに、
「全然見た目が変わらないね。老けないよね、清水君は。」と述べると、
清水さんは
「でも突然、どこかのタイミングで一気に見た目が
変わるんじゃないかなって怖いんですよ。」と話しました。
クリス・ペプラーは
「俺は変わらないと思うな。そういう人ってたまにいるよね。」と主張しつつ、
清水さんの見た目の変わらなさを「羨ましいですよ。」と話しました。
7年前の出演時には、
ディアンジェロやフランク・オーシャンを
好んで聴いていると話した清水さんでしたが、
クリス・ペプラーに
「やっぱりR&Bとかソウルが一番好きなのかな?」
と質問されると、清水さんは
「歌で憧れるのはR&Bが一番なんですけど、
ジャズとかカントリーっぽいのも好きなんですよね。
ノラ・ジョーンズとかも大好きですし。
だから、絶対R&Bじゃないといけない
っていう感じではないんですよ。憧れですね。」と答えました。
清水さんは18歳でデビューし、現在は32歳。
デビューしてからの心境の変化を問われ、
「昔はセンスや勢いで乗り切れてきた部分も、
少しずつ出来なくなっていくんだろうなって感じます。」と語りました。
クリス・ペプラーにそう感じる理由を聞かれた清水さんは、
宮崎駿監督の映画『風立ちぬ』を見たことを述べ、
「”人間が才能を爆発させるのは、
20歳から30歳までの10年間だけだ”っていうセリフがあって、
もしそうであれば、自分のセンスが爆発する瞬間は
過ぎ去っちゃったのかと思ったんです。でもそれに対して、
ネガティブな気持ちを持つんじゃなくて、
工夫して楽しんでいかなきゃなって思うようになりましたね。」と話しました。
続けて清水さんは、考え込む時間が増えてきたということも明かし、
「昔だったらバーって勢いで曲を作って、
いい曲だ!ってなってたんですけど、最近は作った後に、
良い曲じゃないかも、とかすごい考えるようになっちゃって、
時間もかかるようになりました。
ただ、それもその分楽しまないといけないなっていう感覚ですね。」と述べました。
これに対し、クリス・ペプラーは
「でも、感性の仕事だから、考え過ぎちゃうのも良くないかもね。
レーベルとか事務所とか、他に考える人たちがいるじゃん。
それはその人たちに任せて、
好きに音楽やっているほうが良いかもしれない。」と話しました。
清水さんは
「レーベルの人たちはこういう曲を
欲しがっているんじゃないかなとか考えちゃんですよね。
自分の結構イヤなところです。」と語りました。
SNSで若い世代のアマチュアのシンガーの歌をよく聴くと話した清水さん。
良いと感じたシンガーには激励のメールを送ったり、
事務所の人に教えたりするなど、次世代シンガーの存在を気にかけているようです。
清水さんは「ONE in a Billion」というオーディション番組で
審査委員長も務めていますが、新型コロナウイルスの影響で進行が遅く、
ストレスになっているとも話しました。
ライブ活動も、お客さんが声を出せない状況では行なっているそうですが、
「元の盛り上がっていたライブの状況が
恋しくなっちゃいますね。寂しいです。」と話しました。
そんな清水さんが最近仲良くしているミュージシャンとして挙げたのが、
ONE OK ROCKのTakaさんとWANIMAのKENTAさん。
「ロック系のミュージシャンと仲が良いんだね。」
というクリス・ペプラーに、清水さんは
「そうですね。僕の作品に一番足りない部分ってユーモアというか、
R&Bってユーモアが合わないんですよ。
WANIMAのKENTAがやっているような雰囲気の曲を一緒に作って、
ユーモアのある歌詞を付けて、
僕が彼に寄って行ったら面白いんじゃないかなって思いますね。
せっかく仲良くなったんで、
何か一緒にやりたいなっていうのはあります。」と話しました。
Takaさんとは共通の友人を通して、実際に会う前に連絡先だけを交換していたそう。
「Takaから誘われて会うことになったんです。僕めっちゃ人見知りなので、
仲良くなれないかもなって思ってたんですけど、すぐに仲良くなれました。
Takaは人としての経験値が高くて、受け止める力がすごく強いんですよ。
歌ももちろん、人としてもリスペクトしています。」
とTakaさんと仲良くなったきっかけを話しました。
清水さんは7月21日に3年ぶりのフルアルバム『HOPE』をリリースします。
仲が良いと話したONE OK ROCKのTakaさん、
他にもAimerさんとコラボレーションした曲も収録されています。
今作に関して清水さんは
「年齢が20代から30代になったことで、
言いたいことや言葉遣いが若干変わりました。
そこに自分自身がアジャストするのに
時間がかかったかもしれないです。」と解説しました。
収録曲「恋唄」を聴いたクリス・ペプラーが
「あの失恋ソングは清水君の本心なのかなって感じました。」
と話すと清水さんは
「ラブソングはリアルを書くことが多いんですけど、
その瞬間に書いているわけではなくて、僕は後から書くんです。
だから、失恋ソングを出したからといって最近失恋したわけではないんですよ。
時間が経つと綺麗に見えるので、ロマンチックな曲が出来ますよね。」
とソングライティングの方法についても語りました。
さて、清水翔太さんとのトークは次週:7月23日に続きます。
印象に残っているライブの話や、”グルーヴ”についての話、
そして、清水さんが今後取り組みたいことについてもお聞きしています。
クリス・ペプラーと清水翔太さんがお届けする、濃密な音楽談義をお聴き逃しなく!
清水翔太さんに関する情報はこちらから
イカ天 瀬戸内れもん味
芳ばしいイカの香りと
瀬戸内レモンの効き具合が抜群な一品。
黒ラベルとの組み合わせに
清水さんも「最高ですね!」と太鼓判。
皆さんもぜひ!
花束のかわりにメロディーを
/ 清水翔太
Painter Song / Norah Jones
ひこうき雲 / 荒井由実
My Boo / 清水翔太
HOME -LIVE Ver.- / 清水翔太
やってみよう / WANIMA
Wasted Nights / ONE OK ROCK
恋唄
Curtain Call feat. Taka
/ 清水翔太