休日課長さんが黒ラベルのお供に持ってきたのは、
中目黒と鎌倉にあるナッツ専門店Groovy Nutsの”ベーコンスモークドナッツ”。
一方、クリス・ペプラーのおつまみは”揚げ黒胡椒”という揚げおかきでした。
この日はリモートでの収録だったので、お互い実物を見せ合うことが出来ず、
休日課長さんはクリス・ペプラーの”揚げ黒胡椒”がかなり気になっていたよう。
家でも揚げ物をよく作るという休日課長さん。
最近ハマっている揚げ物は油淋鶏だそうで、クリス・ペプラーが
「油淋鶏はハードル高そうなイメージなんですけど、どうですか?」と質問すると、
休日課長さんは
「まあ、僕のレシピ本を読んでいただければ簡単に作れます。」と
笑いながら答えました。
昨年11月に『ホメられるとまた作りたくなる!妄想ごはん』という
レシピ本を発売した休日課長さん。
妄想好きの休日課長さんは、Twitterでよく妄想ツイートをしているそうで、
編集社の方がそれを見かけたことがレシピ本の制作に繋がったんだそうです。
こちらのレシピ本が原案となったドラマ
『ホメられたい僕の妄想ごはん』が制作されましたが、
なんとドラマ化のきっかけはJ-WAVEだったんだとか。
「J-WAVEでレシピ本の話をさせていただいている時に、
「ドラマ化出来たら最高です。」って言ってたんです。
それをたまたまテレビ大阪の人が聴いていたらしくて、
企画書を書いたら通っちゃったらしんですよ。J-WAVEさんのおかげで
実現したって言っても過言ではないです。」と話しました。
「タイトルに“ホメる”っていう言葉がありますけど、
やっぱり褒められてレシピが増えていった感じですか?」とクリス・ペプラーが質問。
休日課長さんは
「そうですね。ただ僕、彼女が9年間いなくて、
ドラマ化とかされたら本当にモテて仕方ないんだろうなって思ってたんですけど、
まったくモテないままですね。
だから自分で自分をホメるしかないんです。」と話しました。
クリス・ペプラーは
「それはキャラで言ってるわけじゃないの?スーパーベーシストだから、
寄ってくる人もいそうですけどね。」と疑っていました。
そんな休日課長さんが若い頃からよく聴いていたと話したのはビートルズ。
「ビートルズを聴いている時って、自分がジョン・レノンになったつもりで、
モテて仕方ないみたいな感じで妄想しながら電車通学してました。
「I Saw Her Standing There」とかは
曲の主人公になったつもりで聴いていましたね。」と話しました。
クリス・ペプラーは
「ビートルズは、最初は昭和のBTSみたいな出で立ちだったのに、
5年もすると山男みたいに毛むくじゃらになっちゃって、面白いですよね。」と
ビートルズのルックスの変貌について語りました。休日課長さんは、
ビートルズの短期間での音楽的変化にも触れ、
「極端に言うと前期と後期は別のバンドみたいな感じで聴いてますかね。
ビートルズは耳コピしづらかったり、ベースラインも何でこんなの
思いつくんだろうって感じたりすることもあります。」と語りました。
クリス・ペプラーは
「ポール・マッカートニーはもともとギタリストだからベースラインも独特ですよね。
「Silly Love Songs」ってあるじゃないですか。
よくあれを弾きながら歌えるなって思います。ベース弾きながら
歌う部分ではスティングよりすごいかもしれないな。」と語りました。
休日課長さんがベースを始めたのは、
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーがきっかけだったそう。
最初にベースで弾いた曲はRIZEの「カミナリ」で、
当時メンバーだったTOKIEさんのプレイに影響を受け、
ベースで目立ちたいと考えたんだそうです。その他には、
イエスのクリス・スクワイアやサンダーキャット、
ハイエイタス・カイヨーテのポール・ベンダーやスナーキー・パピーの
マイケル・リーグにも影響を受けていると話しました。
クリス・ペプラーが
「最近だとアメリカとかでは、ジョー・ダートとかも人気ですよね。
令和のロッコみたいな感じ。」と話すと、休日課長さんは
「ロッコは感じます。新時代のベースヒーローですね。
僕も大好きです。」と語りました。
休日課長さんにはリスナーからの質問にも答えていただきました。
『いままでたくさんの曲をリリースしていますが、
一番難しかった曲、もしくは一番力を入れた曲はなんですか?』
「DADARAYの「fake radio」っていう曲があって、
これはかなりテクニカルで難しかったです。
タッピングとスラップが行き来するフレーズがあって、
その音量感を統一するのが難しかったですね。歌の裏でやっているので、
なかなか伝わりずらいんですけど、これはもう川谷絵音のムチャぶりでした。
わざわざこのフレーズために、マーカス・ミラーのサイアーベースを買いました。」
『ずばり、ご自身のベースプレイの強みは何だと思いますか?』
「良くも悪くも自分のベーススタイルを定めてないところなのかな。
まだ“俺はこの音だ!”っていう段階ではなくて、色々やっている感じです。
でも、何弾いても課長っぽいなって思ってくれている部分があれば嬉しいですね。」
そんな休日課長さんが率いるバンド・DADARAYは
9月22日にセカンドフルアルバム『ガーラ』をリリースします。
『ガーラ』に収録されている曲「Ordinary days」は、
休日課長さん原案のドラマ『ホメられたい僕の妄想ごはん』の主題歌にもなっています。
ドラマについて休日課長さんは、
「かなりユニークですね。仕上がって一番感動したのは、
料理シーンでichikoroの音楽が使われているんですけど、
MVみたいにすごく合っていて、
テレビ大阪すげえなって思っちゃいました。」と話しました。
そして、DADARAYは10月2日に東京国際フォーラムで
「DADARAY ONEMAN LIVE「時雨になるのよ」というライブを開催。
詳しくはDADARAYのオフィシャルホームページをご確認ください。
最後にクリス・ペプラーが休日課長さんに“今後やっていきたい事”を質問しました。
休日課長さんは「引き続きベースを楽しみたいですね。
あとは家の片付けかな。エレクターっていうスチールラックを組み立てて、
そこにどうディスプレイするかを考えるのが趣味になりかけているので、
整理整頓をやっていきたいですね。
どんどん1人の道に陥っている気もするんですけど。」と話しました。
休日課長さんに関する情報はこちらから
さて、次週:9月24日&10月1日は、俳優の高杉真宙さんをお迎えします。
映画・舞台・アニメなど、数多くの話題作に出演する高杉さんは、
どんな音楽ヒストリーをお持ちなんでしょうか?
クリス・ペプラーと高杉真宙さんがお届けする大人の音楽談義。お聴き逃しなく!
揚げ黒胡椒
クリス・ペプラーが用意したおつまみは
新潟米菓・さくら堂の揚げ黒胡椒。
醤油がたっぷり染み込んだおかきに
黒胡椒の香ばしさがピッタリ。
もちろん、黒ラベルにもピッタリです。
Ordinary days / DADARAY
I Saw Her Standing There / The Beatles
A Day In The Life / The Beatles
Silly Love Songs / Wings
Roundabout / Yes
Give It Away / Red Hot Chili Peppers
カミナリ / RIZE
Them Changes / Thundercat
Disco Ulysses (Instrumental)
/ Vulfpeck
Tarova / Snarky Puppy
fake radio / DADARAY
黄昏のBAY CITY / DADARAY
Enemy / ichikoro
Killing Me / Tal Wilkenfeld
この日のトークを受けて
クリス・ペプラーが選んだ1曲!