ARCHIVE | SAPPORO BEER OTOAJITO | Every Sat. 18:00-18:54

2021.10.01 ON AIR
先週に引き続き、
俳優の高杉真宙さんをお迎えしました。
高杉さんが今までに見たライブで
印象に残っているバンドは...

前回の放送で高杉さんは、
舞台に出演したことがきっかけで
ジューダス・プリースト聴くようになったと話し、
クリス・ペプラーを驚かせていましたが、
その流れからクリス・ペプラーが
「他にヘビメタのバンドを聴いたりするんですか？」と質問。
高杉さんは
「ちょっとジャンルが分かんないんですけど、
　ブラック・サバスとかも聴きます。」と話しました。
こちらも舞台を通して知ったそうですが、
ブラック・サバスが大好きなクリス・ペプラーは
「たまたま昨日もYouTubeでブラック・サバスの動画を見てたんですよ。
　彼らはツェッペリン、ディープ・パープルよりも
　影響力があるんじゃないかって思っているミュージシャンもたくさんいて、
　グランジが流行っていた時代のサウンド・ガーデンとかパール・ジャムとか、
　みんなサバスのフォロワーですからね。」と語りました。
クリス・ペプラーは過去に、ブラック・サバスのオジー・オズボーンと
写真を撮ってもらったことを明かし、
「あの人すごい優しい人なので、
　舌を出しながら僕の首を締めてくれました。」と撮影時の話をしました。

最近注目しているアーティストとして高杉さんが挙げたのは、(sic)boy (シックボーイ)。
「SNS世代の感じが出ていて、
すごく不思議で気になる存在ですね。」と話した高杉さん。
クリス・ペプラーは
「彼はもともとヴィジュアル系に影響を受けていて、
　そこからラップにいったっていう面白い経歴なんですよね。」と話し、
「でも、高杉さんが聴く音楽は幅広いですね。」と続けて述べました。
これに対し高杉さんは
「僕自身、これまであまり音楽をたくさん聴いてこなかったので、
　いろんな方にオススメしてもらって、
　カッコいいって感じたものを寄せ集めているっていう感じがします。」と語りました。
クリス・ペプラーは、これまで高杉さんが挙げたアーティストに
“パフォーマンス”や“演劇性”という共通点があると感じたようで、
「ドラマティックで、視覚的にも楽しめるアーティストが
　お好きなのかもしれないですね。」と話しました。

高杉さんが今までに見たライブで印象に残っているバンドはsumika。
高杉さんが出演した作品の主題歌をsumikaが担当したことがきっかけで
ライブを見にいったそうで、
「ステージの上で自分が作った曲を自分で歌うことって、
　いわば自分の感情を出すことじゃないですか。
　それってすごいことだなって思いました。
　映画やドラマは頂いた役を演じる場所ですけど、
　ライブとか自分の感情をぶつける場所は、
　エネルギーがあるなって感じました。」と振り返りました。
　
番組後半では、リスナーから寄せられた質問に答えていただきました。

『歴史上の人物で演じてみたい人はいますか？』

"いろんな歴史のストーリーがありますけど、
　やっぱり新撰組とかは憧れますかね。"

『高杉さんが出演されていたドラマ
『ホメられたい僕の妄想ごはん』毎週楽しみに観ていました。
　普段の高杉さんは顔面指数の高いお兄さんですが、
　あのモサモサした理生さんを演じるのに
　大切にしたところはなんでしたか？。』

"僕は割とエンジンをかけて作品に挑むことが多いんですけど、
　今回はいかにエンジンをかけないかっていうところを頑張っていました。
　エンジンをかけすぎると、みなぎって見えるんです。
　自分の感覚をはっきりとさせない感じですかね。"

『高杉くんは緊張するタイプだとお聞きましたが、
大きな舞台や初対面の人と緊張しないで話すコツはありますか？』

"これは逆に教えてもらいたいっていう部分もありますけど、
　とにかく挨拶を大きくするっていうのは意識しています。"

『演技をする上で特に意識していること、
俳優をやっていて楽しいと思う瞬間を教えてください。』

　”どれだけ自分が台本の歯車になれるかを意識しています。
　自分のこの言葉はなぜ台本に書いてあるのか、
その言葉が誰にどんな影響を与えて、
さらには作品にも影響を与えるのかを考えるのが重要だと思っていますね。
　楽しいのは、みんなで”もの”を作っている瞬間です。
だからスタッフさんの色を気にして、距離を近くしたいと感じるんだと思います。」

そんな高杉さんですが、声優として出演中のアニメ
『RE-MAIN』が10/2に最終回を迎えます。
声優としての出演は今作が3度目だと話した高杉さん。
『RE-MAIN』は水球がテーマになったアニメで、
高杉さんはライバル校の主将・福井晃久を演じました。
声優としての演技について高杉さんは
「基本の土台は他の映画やドラマと変わらないと思うんですけど、
声優さんの演技は声だけのテクニックに特化していて、
　僕がこれまでにやってきた技術的なものと全然違うので、
　本当に難しいなって思いました。」と語りました。
経験豊富な他の出演者に刺激を受け、
これからも声優という職業にチャレンジしていきたいとも話しました。

高杉真宙さんに関する情報はこちらから

さて、次週：10月8日&10月15日は、映画監督の今泉力哉さんをお迎えします。
『愛がなんだ』、『街の上で』、『あの頃』など、話題作を次々と生み出す今泉さんは
これまでどんな音楽を聴いてきたんでしょうか？彼の音楽ヒストリーに迫ります。
お聴き逃しなく！