2011年に活動を休止したROCK'A'TRENCH。
休止の理由を「やり尽くした感じがあった。」と話した山森さん。
ROCK'A'TRENCHは活動休止ライブからちょうど10年後の12月3日に、
新曲『RISE AGAIN / Greatest Days』をリリースしましたが、
休止期間中に腕を磨いたメンバー達が再び集まり、
音を鳴らせたことに
「人生って面白いものだなと思った。」と述べました。
10年の休止期間がバンドに与えた影響について訊かれると、
「みんな良い意味で大人になった。前はナイフでチャンバラやってた感じだったけど、
今はそのナイフを出しても、しまえるようになりましたね。」と話しました。
精神面だけでなく、音楽的なスキルも向上したことで、
表現のぶつかりも少なくなったんだそうです。
10歳から15歳の間をアメリカのニューヨークで生活していた山森さんは、
日本語と英語のバイリンガルで、英語歌詞の曲も歌唱されていますが、
ニューヨークにいた頃に怖い体験をしたことがあったんだとか。
「家で一人で留守番をしていて、2階でファミコンんをしていたんですけど、
1階から家族以外の誰かが懐中電灯を点けて登ってきたんです。
決死の覚悟で「フー・イズ・イット!」って叫んだら、
階段を駆け下りて逃げていく音がしたんですけど、怖かったですね。」と話しました。
「自分だったら怖くて身を潜めてると思う。」というクリス・ペプラーに山森さんは
「近くに火鉢みたいな、良い感じの武器があったんですよ。」と笑いました。
そんな山森さんが最近ハマっているのが、
「Super Simple Songs」というYouTubeチャンネルだそう。
日本で英会話教師をしていた方が始めた子ども向けの音楽チャンネルで、
山森さんは歌声にハマっているんだとか。
「音楽的に楽しくて、しかも子どもが
泣き止むのでリビングでよく流しています。」と話す山森さん。
クリス・ペプラーも山森さんも、子どもが生まれてから、
聴くものや観るものに変化があったそうで、山森さんは
「最先端のアグレッシブな音楽が
リビングで聴けないストレスも少しある。」と述べました。
ここ数年で観たライブで印象に残っているアーティストとして山森さんが挙げたのは、
1stアルバムと1stツアーのサウンドプロデュースで仕事を共にした、渋谷すばるさん。
「すばるくんは規格外だったので、かなり衝撃を受けました。
ライブに向けて集中力をピークに持っていく姿は鳥肌でした。」と語りました。
続いて、尊敬するアーティストとして挙げたのは、
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さん。
面識はないそうですが、
「3.11の震災や今のコロナ禍も、ミュージシャンが
口をつぐむ部分があったと思うんですが、
彼みたいに敢然と立ち向かって、自分の気持ちを伝える
ロックンローラーがいるのは嬉しいことです。」と話しました。
クリス・ペプラーは
「思いつきでアジテーションしているんじゃなくて、
自問自答を繰り返して発言している感じですよね。」と反応しました。
番組の最後には、今後の活動について質問されました。
山森さんは「ROCK'A'TRENCHは、僕らのペースで前向きで、
誰かのやる気に繋がるような音楽を定期的に作っていきたい。
ソロアーティストとしては、エレクトロだったりフォーキーだったり、
いろいろ表現していきたいです。」と答えました。
そんな山森さんは1月29日に、2年ぶりのアコースティックワンマン
『Hello Again』を開催予定です。会場は、ホームグラウンドとして
年間6〜7回ライブを行なっている大阪の「cafe Room」です。
詳しくは山森さんのウェブサイトをチェックしてください!
ROCK'A'TRENCHに関する情報はこちらから
山森大輔さんに関する情報はこちらから
あられんこ いぶりがっこ風味
クリス・ペプラーが用意したおつまみは
燻された いぶりがっこの風味がたまらない、
「あられんこ いぶりがっこ風味」。
黒ラベルの次の1口を誘う最高のおともです。
Every Sunday Afternoon /
ROCK'A'TRENCH
RISE AGAIN
Greatest Days
/ ROCK'A'TRENCH
Smooth Criminal /
Michael Jackson
Five Little Ducks /
Super Simple Songs
A Day In The Life /
The Beatles
ぼくのうた / 渋谷すばる
エンパシー /
ASIAN KUNG-FU GENERATION
Vegetable / Gotch
冬の香り / 山森大輔
プラスティック・ラブ /
竹内まりや
Wonderland feat. BONNIE PINK /
Night Tempo
この日のトークを受けて
クリス・ペプラーが選んだ1曲!