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2022.03.18 ON AIR
今週は、シンガーソングライターの
マハラージャンさんをお迎えしました。
初めて自分で買ったCDは...

2021年3月にメジャーデビューしたマハラージャンさん。
子供の頃からなんでも器用にこなすことが出来たそうで、
「親からチラシ広告の裏が空いているから、
　絵を描きなさいって言われていて、
　よく描いていたんで絵もちょっと上手になりました。」と幼少期を振り返りました。
そんなマハラージャンさんは以前、広告代理店に勤めており、
広告デザインのディレクションなども行なっていたそうです。

マハラージャンさんが最初に手にしたCDは
映画『もののけ姫』のサウンドトラック。
「母が買ってくれて、家族でハワイ旅行をした時に
　ずっと聴いていました。」と述べたマハラージャンさん。
当時はCDを聴いている自分に酔っており、
今考えるとハワイの景色には合っていなかったそうです。
クリス・ペプラーは『もののけ姫』が1997年公開だったことに驚き、
「もう25年くらい前になるんだ。
　米良さんの歌が印象深いですよね。」と話しました。

中学生になってL'Arc〜en〜Cielにハマったマハラージャンさんが、
初めて自分で買ったCDは同バンドのシングル「snow drop」だったそうです。
「ラルクを聴いてから音楽が好きになって、
　そこから周りの洋楽が好きな友達にビートルズとか
　ボン・ジョヴィを勧められて洋楽を聴くようになりました。」と
自身の音楽遍歴を話しました。当時聴いていて印象に残っている曲は
Bon Joviの「It’s My Life」だそうです。

マハラージャンさんは中学の部活で吹奏楽部に入っており、
トランペットを演奏していたそうですが、並行してギターも演奏し、
友人達とL'Arc〜en〜Cielのコピーをしていたそうです。
「トランペットをやって音感がついたと思うし、
　単音を出すっていうのがギターとも近いんですけど、
　曲のコードに合う音を出す楽しさっていうのがその頃にあって、
　それは今も同じだと思います。」と現在への影響についても語りました。
中学時代の「3年生を送る会」という行事では、
全校生徒の前で吹奏楽部の演奏があったそうですが、
マハラージャンさんは曲中でトランペットのアドリブソロの演奏をしたそうで、
「すごく盛り上がったのが嬉しくて、
　これが自分に向いているんだなって思いました。」とも話しました。
ちなみに現在はトランペットを吹いていないそうですが、
今後いつか取り組みたいとも述べていました。

広告代理店に勤めていたマハラージャンさん。
「音楽をやりたい気持ちはあったんですけど、自信のある曲が作れなかったんです。
　ですが「いいことがしたい」っていう曲が出来た時に、
　これだったら勝負できるかもしれないって思って、
　関連するような作品を作って今に至る感じです。」と会社員から
ミュージシャンになったいきさつについて話しました。

ミュージシャンとして活動し始めたタイミングと
コロナ禍が重なってしまったことについて、
「この活動はずっとコロナ禍とともにある感じ。」と話したマハラージャンさんですが、
クリス・ペプラーに改めて会社を辞めた時の心境について訊かれると、
「辞めるのは本当に不安だったんですけど、
　一回の人生だと思って踏み切らないと、一生やらないままになりそうで、
　それが嫌だったんです。でもやってみると、
　意外となんとかなるっていうのが正直なところですね。」と語りました。
会社員をしながら音楽活動するのは大変だったそうですが、
同僚などには音楽活動をしていることを明かしており、
活動については寛容だったとも話しました。
これに対しクリス・ペプラーが
「コロナ禍だと”潔さ”しかないですよね。
　100パーセント打ち込むしかないというか。」と反応すると、
マハラージャンさんは
「退路を断ったことによって打ち込めた感じです。」と述べました。

自身の音楽スタイルについて話したマハラージャンさん。
「公には”スパイス×ダンスミュージック”って言っているんですけど、
　基本的にはダンスミュージックをやりたいっていう気持ちで作っています。
　歌詞はなるべく人が使っていない言葉を乗せて、
　それでもカッコよく、可愛く、キャッチーで
　踊れる曲を作りたいって思っていますね。」と表現しました。

その後は、マハラージャンさんが出演された
YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」の話題に。
「どういうオファーだったんですか？」とクリス・ペプラーが質問すると、
マハラージャンさんは
「1週間前くらいに連絡があって、これ本当かな？ってなりました。
　いつもは宅録でやっているので、音が細くなっちゃうのと、
　曲の構成に頭がいきがちなんですけど、ファーストテイクの場合は
　音が芳醇に感じられて、
　本当の音楽をやっている感覚だったので贅沢でした。」と感想を述べました。
クリス・ペプラーが
「あの場所は新人もベテランも関係ないですもんね。
　でも、マハラージャンさんは良い感じになってよかったですね。
　絶不調の時とかじゃなくてよかった。」と笑うと、
マハラージャンさんも同じく笑いながら
「そうですね。」と話していました。

そんなマハラージャンさんは3月24日、
今年1月から続いている3ヶ月連続デジタルシングル配信企画の
第3弾「持たざる者」をリリースします。
「先に言って欲しかった」、「比べてもしょうがない」に続く、
会社員時代の”心の傷三部作”の最終作となるこの曲について、
「「持たざる者」をテーマに、”傷”を
　いかにダンスミュージックに出来るか頑張った曲です。」と紹介しました。
リリース同日には、THE CHARM PARK、BREIMEN、
Hana Hopeと共演するライブイベントへの出演も決定しています。
さらに7月〜8月には東京・大阪で初のワンマンライブとなる
「レッツ・ターバン！」も開催予定となっています。
くわしくは、マハラージャンさんのウェブサイトをチェックしてください！

マハラージャンさんに関する情報はこちらから

さて、マハラージャンさんとのトークは次週：3月25日に続きます。
マハラージャンさんのフェイバリットアーティストの話や、
印象に残っているライブのお話、リスナーの質問にもお答えいただきます！
後編もぜひお聴きください！お楽しみに！