冒頭はLUCKY TAPESの結成の経緯についての話からスタート。
もともと現在のメンバーも含め、
5人で前身バンドがスタートし、のちに解散。
解散後に高橋さんが就職活動をしていると、
前身バンドのメンバーのうちの3人がLUCKY TAPESを始めたんだそうです。
その3人のLUCKY TAPESが大阪でライブが決まり、
車で移動することになったそうですが、運転手が足りないということで
高橋さんが担当をすることになったんだとか。
高橋さんは続けて、
「その時に『大阪来るなら弾いたらいいじゃん。』っていう話になって、
それがきっかけで
サポートギターをやるようになったんです。」と明かしました。
サポートメンバー時代はスタジオ代なども払わずに済んだそうですが、
メンバーになった途端に、
支払いの義務が生じるようになったと笑いました。
クリス・ペプラーはこの話を聞き、
アメリカのバンド・メタリカを引き合いに出し、
「あいつらは株式会社ですからね。ドキュメンタリーで見たんですけど、
ベーシストが新しく加入した時に、
最初に渡したのは株でしたからね(笑)」と話しました。
高橋さんが番組のアンケートで
「とにかくよく聴いたアルバム」で挙げていたのは、
PJ Mortonの『Gumbo』、Bruno Majorの『To Let a Good Thing Die』、
Father John Misty 『Pure Comedy』でした。
PJ Mortonに関しては、『Gumbo』に収録されている
Bee Geesのカバー曲
「How Deep Is Your Love」のアレンジがフェイバリットだそうで、
「この『Gumbo』っていうアルバムは
僕の周りのミュージシャンでも好きな人が多い。」と述べました。
高橋さんがクリス・ペプラーに、
「PJ MortonはMaroon 5で鍵盤をしている人です。」と紹介すると、
クリス・ペプラーは
「そういえば、マルーン5って音源とライブの音圧が違いますよね。
ロックバンド!って感じがする。」と反応しました。
すると高橋さんは海外のバンドのスケールの大きさに持論があったそうで、
「小さい頃から練習する環境に違いがある気がしていて、
ガレージとかで練習するじゃないですか。日本って狭いところで練習するから
緻密な曲が出来るけど、向こうのスケール感は
やっぱりそういう環境が当たり前だからかなって考えてました。」と語りました。
この流れからクリス・ペプラーは、
日本のシティポップやアニメ文化が
海外で受け入れられる理由を分析しました。
「ちょっと"おしとやか"というか、"慎ましやか"というか、
ダイナミズムを必要としないところが、
今のヴァイブに合っているのかもしれないですね。
宮崎駿のイノセンスが受け入れられるのも、
キャラクターの無垢さがあると思うんですよね。
キリスト教の教えだとある種、
みんな罪を犯して生まれてくるんですよ。
だから日本文化のイノセンスとか
魂の清らかさが共鳴しているんだと思うな。」と語りました。
LUCKY TAPESは4月27日に
約1年半ぶりとなるアルバム『BITTER!』をリリースします。
5月からワンマンツアーも予定されています。
新曲はもちろんのこと、
過去の曲もリアレンジしながら準備をすすめているそうです!
詳しくはLUCKY TAPESのウェブサイトをチェックしてください!
LUCKY TAPESに関する情報はこちらから
さて、次週:4月29日&5月6日は
シンガーソングライターのヒグチアイさんをお迎えします。
TVアニメ『進撃の巨人』のEDテーマ「悪魔の子」が
世界中で注目されているヒグチさんですが、
これまでどんな音楽を聴いてきたんでしょうか?
クリス・ペプラーがヒグチさんの音楽ヒストリーに迫ります!
黒ラベルを用意してお待ちください。
大橋珍味堂 柿の種 スパイシー三昧
クリス・ペプラーが自宅で用意したおつまみは
「大橋珍味堂 柿の種 スパイシー三昧」
黒ラベルとの相性は...言わずもがな。
ナイトダイバー / LUCKY TAPES
Gimme / LUCKY TAPES
BITTER! / LUCKY TAPES
How Deep Is Your Love
/ PJ Morton
4:00A.M. / 大貫妙子
ナウシカ・レクイエム / 久石譲
Out of Time / The Weeknd
Midnight Pretenders / 亜蘭知子
Nothing
The Most Beautiful Thing
/ Bruno Major
Total Entertainment Forever
Pure Comedy
/ Father John Misty
Situation / Jeff Beck Group
この日のトークを受けて
クリス・ペプラーが選んだ1曲!