コロナ禍になってから数年、クリス・ペプラーが自宅の書斎から、
ゲストがJ-WAVEのスタジオから収録する方式が
この番組のスタイルとなっていますが、クリス・ペプラーが
「今、こうやって収録している事も、
『ああ、21世紀に生きているんだな。』って感じがすごくしますよ。」と述べると、
メイリンさんは
「確かに!しかも収録終わったら、
すぐにお風呂は入れますしね。羨ましい!」と反応しました。
パンデミックの影響で生活環境が変わったことについてメイリンさんは、
「私は家に籠ることが好きなので、それなりに幸せに過ごしました。
ステイホームでやっと自分に戻れたかなって感じがします。」と話しました。
外に出ていると気を張ってしまうことがあるそうで、
それが家にいる事で解消されたんだとか。
そんなコロナ禍に制作されたZOMBIE-CHANG/メイリンさんのニューアルバム
『STRESS de STRESS』には、フランスのエレクトロデュオ
Agar Agar (アガー・アガー)が参加しています。
メイリンさんがパリで行われた音楽イベントに出演した際に知り合ったそうで、
知り合う前からAgar Agarの音楽を聴いていたというメイリンさんは
今回のコラボレーションについて、
「単純に嬉しいです!嬉しいに限ります。」と述べました。
前回の放送で、フランスの音楽が好きだと語っていたメイリンさん。
フレンチカルチャー全般も好きだそうで、
「オシャレなイメージもあると思うんですけど、だらしない部分もすごく好きで、
あとはギャグ感の入れ方のセンスも絶妙だなと思います。」と語りました。
クリス・ペプラーは
「僕は友人がパリにいるんだけど、家に行ったらすごい散らかっていて、
その感じが映画のセットみたいにカッコよかったんだよ。
細かい所を気にしない感じはありますよね。」と話しました。
よく聴いていたアルバムもフランスの音楽が多いメイリンさん。
フランスのデュオPOLO & PAN(ポロ・アンド・パン)の作品も
好んで聴いていたそうで、配信ライブを見ている時に
「Ani Kuni」という曲が流れた時は、そのカッコよさに家の中で叫んだそう。
フランス語を学びたいという気持ちが、
フランスの音楽を聴くことに繋がっていると自身を分析したメイリンさんですが、
加えて、昔の歌謡曲がフランスの曲をカバーしていることが多いことにも触れ、
「中尾ミエさんの「可愛いベイビー」とかすごく好きで、
昔自分でもカバーもしたことあるんです。」と話しました。
そんなメイリンさんですが、
ZOMBIE-CHANGという名前は響きで決めたんだそう。
しかし、アートワークなどにはゾンビに関するものを
一切入れないことを徹底しているそう。
CHANG(チャング)は、松任谷由実さんの愛称、
ユーミンの英語表記“yuming”に由来しているそうで、
「小さい時、ユーミングって読んじゃってたんですよ。
だから私も“グ”って付けたいなって思いました。
読みにくいので、皆さんにはご迷惑をおかけしています。」と解説しました。
最後に今後やっていきたいことを訊かれると、メイリンさんは
「パンデミックでヨーロッパツアーが出来なくなっちゃたので、
今年は出来ることを願っています。」と述べました。
ZOMBIE-CHANG/メイリンさんに関する情報はこちらから
さて、次週:5月27日&6月3日は、
エクスペリメンタル・ソウルバンドWONKのリーダーで
ドラマーの荒田洸さんをお迎えします。
どんな音楽ヒストリーをお持ちなんでしょうか?
クリス・ペプラーと荒田洸さんのディープな音楽談義、お楽しみに。
絶品アスパラ料理
クリス・ペプラーが黒ラベルのおつまみに用意したのは、
北海道の知り合いから送られてきたというアスパラガスを
奥様が調理したという一品。最高の夜が過ごせそうです。
Switch
NOといえる元気
/ ZOMBIE-CHANG
T'inquiète pas (feat.Agar Agar)
Granny Square
/ ZOMBIE-CHANG
オーケストラによる、アメリのワルツ
/ Yann Tiersen
Ani Kuni (Edit) / POLO & PAN
愛の讃歌 / 越路吹雪
KAWAII BABY (cover)
/ ZOMBIE-CHANG
TAIRYO / Maïa Barouh
この日のトークを受けて
クリス・ペプラーが選んだ1曲!