番組初登場となったRyuさん。
イタリア生まれイタリア育ちというRyuさんが、
黒ラベルのおつまみに選んだのは生ハムでした。
20歳の頃までイタリアで育ち、
現在34歳ということで日本での生活の方がまだ短いとのこと。
Ryuさんの両親は日本人で、
お二人はペルージャの外国語大学で出会ったそうです。
そのままイタリアで結婚をして、子育てをしたとのことで、
Ryuさんの実家は現在もイタリアにあると話しました。
Ryuさんはピアノを5歳の頃から習っていたそうですが、
イタリアの音楽教室は競争率が高かったそうで、
「すぐに先生から見放されて、
『君はもうプロにはなれないからやめておきな。』って止めてくれたんです。
いい感じに諦められて、趣味でピアノを続けられたので、
それは感謝していますね。」と話しました。
UKのミュージシャンを好んで聴いていた6歳上の兄の影響で、
音楽に興味を持ち出したというRyuさん。
そこから自身もレディオヘッドやオアシス、ブラーなどを聴き始めたそう。
クリス・ペプラーが
「サウンドの「静」と「動」でいうと、
Ryuさんは「静」のほうに寄っているイメージがあります。」と話すと、Ryuさんは
「そうですね。もとからシガー・ロスとかモグワイとか、
北欧系のアーティストもそうですけど、そういうのをよく聴いていたので、
その影響が一番大きいですかね。
今でもそういう曲を書こうとしています。」と答えました。
番組後半にはイタリアのロックバンド、マネスキンの話題も。
「どうですかマネスキンは?ああいうスタイルのロックってイタリアでは強いですか?
それとも特異なのかな?」というクリス・ペプラーに対し、Ryuさんは
「本当に稀ですし、イタリア音楽であそこまでいってくれるバンドが
今までそんなにいなかったので、誇らしいですし、嬉しいです。
マネスキンにはもっともっとやってほしいですね。」と話しました。
20歳で日本に移住したRyuさんですが、
それまではイタリアでバンドを組み、
ピアノではなくギターを弾いていたそう。
そのバンドが解散するとソロで活動し始め、
日本のレーベルにデモテープを送ると好反応があり、
それを機会に大学を中退し、日本に向かったそうです。
ちなみにギターはホセ・ゴンザレスの影響で弾き始め、
バンドではアークティック・モンキーズのようなスタイルで演奏していたんだとか。
ここでクリス・ペプラーがRyu Matsuyamaというバンド名について質問。
「Ryu Matsuyamaっていうと
ソロプロジェクトみたいなニュアンスだけどバンドなんですよね?」と訊くと、
Ryuさんは
「そうですね。3人組になった時に
バンド名を決めましょうってなったんですけど、
ネーミングセンスが無い3人が集まってしまったので、
出てくるバンド名が全部ダサくて、もうボン・ジョヴィもいるし、
Ryu Matsuyamaでいいんじゃない?
って言ってもらって決まりました。」とその経緯を明かしました。
そんなRyuさんがピアノ・ボーカルを務めるバンドRyu Matsuyamaは、
9月28日に2年ぶりとなるフルアルバム『from here to there』をリリースしました。
Ovallのmabanuaさんとの共作曲で、
ドラマ『オールドファッションカップケーキ』の主題歌になった
「blue blur feat. mabanua」をはじめ、同じくOvallからShingo Suzukiさん、
関口シンゴさんがアレンジで参加した「hands」、「snow」、
そしてシンガーソングライターの優河さん、
ラッパーのBIMさんが参加した楽曲など、全11曲が収録されています。
さらにアルバムリリースツアー”to get there”の開催が決定しています。
詳しくはRyu Matsuyamaのホームページをチェックしてください!
Ryu Matsuyamaに関する情報はこちらから
さて、Ryuさんとのトークは次週:10月7日に続きます。
みなさんもぜひ、黒ラベルを飲みながらお二人の深い音楽トークをお楽しみください!
生ハム
イタリア生まれ育ちっていうのもあり、
生ハムは僕にとっての最高の「あて」です。(Ryu)
ordinary people feat. BIM
/ Ryu Matsuyama
Everything in Its Right Place
/ Radiohead
Skinny Love / Bon Iver
MAMMAMIA / Måneskin
I Bet You Look Good On The Dancefloor
/ Arctic Monkeys
Heartbeats / José González
Footsteps / Ryu Matsuyama
blue blur feat. mabanua
kid feat. 優河
ordinary people feat. BIM
/ Ryu Matsuyama