
FROM MY KITCHEN、
今週は、ヨーロッパや日本のレストランで修行後、家庭でも再現しやすいシンプルフレンチや、無理しない「ふだんの食事」をベースに、レシピ本の出版も多数!幅広く活躍されている料理研究家、上田淳子さんのキッチンにリモート接続しました!

教えて頂いたのは、魔法の調理法、「塩糖水漬け」!
「塩糖水」とは「塩」と「砂糖」と「水」を一定の割合で混ぜた液体のこと。
フランスではソミュール液、 アメリカではブライン液と呼ばれるものを、上田先生が日本風にアレンジしたのが「塩糖水」です。
この「塩糖水」に漬けるだけで、肉や魚が驚くほど美味しくふっくらジューシーに!塩糖水に漬けることで保存性も高まるので、まとめて漬けておけば3、4日新鮮さもキープできます。
分量は、肉や魚200〜300gに対して…
塩 小さじ3分の2(約3g)
砂糖 大さじ2分の1(約5g)
水 100ml
ポリ袋に入れて、袋をふって溶かしたら、肉や魚を入れ、全体に液が浸かるようにならし、空気を抜いて口を縛って冷蔵庫で3時間以上置いておくだけ!加熱によってパサつきやすい肉や魚に特に向いています。

今回上田先生が作ってくださったのは、豚ロース肉の塩糖水漬けを焼いただけの簡単ポークソテー!味付けをしなくても味が入っているのでさっぱりとした簡単ソースで充分ご飯のおかずになります。そして驚きの柔らかさ!ふっくらジューシーで冷めても美味しいのでお弁当にもオススメです!
知らないともったいな簡単調理法、「塩糖水漬け」!もっと詳しく知りたい方は、上田先生の新刊「美味しくなって保存もきく!塩糖水漬けレシピ」(世界文化社から発売中)をチェック!
