今週は、雑誌や料理番組など、幅広く活躍されている料理研究家、ワタナベマキさんのキッチンにリモート接続しました!

教えてくださったのは、コロナ前まで10年以上通い続けていたという大好きな旅先、
台湾の朝ごはんの定番、鹹豆漿(シェントウチャン)!
日本でも人気の豆乳スープです。
旅の記憶をもとに試行錯誤したという簡単レシピを紹介してくださいました。

■鹹豆漿(シェントウチャン)

<材料(2〜3人分)>
豆乳(無調整)600ml
ザーサイ(塩漬け) 40g
干しあみ海老 10g *桜海老でもOK!
ナンプラー 小さじ2
黒酢 大さじ2
ごま油 小さじ2
ラー油 少々
パクチー お好みで

1)ザーサイは大きければ薄切りにし、かぶるくらいの水に8分ほど浸して塩抜きをする。
   水気を切り、粗みじん切りにする。
2)器に、1)と干しあみエビ、ナンプラー、黒酢、ごま油を入れる。
3)豆乳を鍋に入れて中火にかけ、煮立つ直前で火を止める。
2)に高い位置から注いで、ひと混ぜし、お好みでラー油を加え、パクチーをトッピングしたら完成!

沸騰直前まで熱した豆乳を高い位置から注ぐと、酢の効果でところどころ固まり、おぼろ豆腐のようにほろほろになります。

台湾では油條(ヨウティアオ)と呼ばれる揚げパンが添えてあり、豆乳スープにつけて食べるのが定番ですが、スープだけでもぜひお試しを。体も温まるので、これからの季節にもオススメのレシピです◎

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10月28日の発売された新刊、「ワタナベマキの台湾食堂」には、
鹹豆漿(シェントウチャン)と揚げパンはもちろん、
日本人の味覚にも合うように工夫した台湾料理レシピがたくさん掲載されています。
こちらもぜひチェックを!
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