
今週は、調理科学に裏づけされたレシピ作りに定評があり、“理系料理家”とも言われている料理研究家、管理栄養士の前田量子さんのキッチンにリモート接続しました。
「ロジカル電子レンジ調理」というレシピ本を出されたばかりで、電子レンジ調理のスペシャリストでもある前田さんに教えて頂いたのは、電子レンジで作る牛丼!

■牛丼
<材料(2人分)>
牛肉(肩ロース薄切り) 200g
玉ねぎ 100g
醤油 大さじ1
砂糖 大さじ1
顆粒出汁 1.5g
水 大さじ3
生姜すりおろし汁 6g
ご飯 茶碗2杯分
付け合わせ 紅ショウガ 適量
<作り方>
1)玉ねぎは薄切りにする。牛肉は5cm幅に切る。
2)耐熱ボウルに全て入れ、よくかき混ぜて、
ぬらしたキッチンペーパー+ラップをして600Wで6分加熱する
3)取り出してよく混ぜる
4)器に入れたご飯の上に盛り付けて、お好みで紅ショウガを添える
材料を全部一緒に入れて加熱するだけ!
分量や加熱時間、味付け、調理科学の観点から導き出した公式をもとにしたレシピなので、一回の加熱で、味付けの失敗もなく、誰にでも簡単に電子レンジで作ったとは思えない美味しい牛丼を作ることができます◎
<ポイント>
*耐熱容器で材料を混ぜる時は、調味料を肉にもみ込むように。
肉同士がくっつかないよう、広げる。
*キッチンペーパーはフェルトタイプがオススメ。
加熱中に出るアクを取ることができます。
みなさんもぜひお試しを!
そして、電子レンジ調理を極めたい方は、
前田量子さんの新刊、『ロジカル電子レンジ調理』(主婦の友社)もぜひチェックを!
