
今週は、日本各地の郷土食を研究されている料理家・写真家のminokamo(みのかも)さんにリモート接続しました。
岐阜県の美濃加茂市と東京を拠点に、日本各地の郷土食を取材して、その地域の食材を活かした現代にも馴染む新たなレシピを数多く考案されている minokamoさんに、今回教えて頂いたのは日本各地で昔から食べられてきた「すいとん」。
温かい汁物として食べられることが多いすいとんですが、実は冷製パスタのようにして食べても美味しい!minokamoさんオススメの食べ方、好きな具材を「かけるだけすいとん」の夏レシピを教えて頂きました。

■薬味納豆レモンすいとん
<材料(1人 〜2前)>
-----すいとん生地-------
薄力粉 100g
水 50g
-----薬味(好みのもので可)-----
茗荷 1個
青紫蘇 2枚
生姜 スライス3枚(チューブでも可)
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納豆 1パック
オクラ 3本(なくても可)
醤油 大さじ1程
レモン 1/4個(なくても可)
※たっぷり1人分、小盛り2人前。2人分なら、生地以外の材料を2倍にしましょう。

<作り方>
1)ボールに薄力粉と水を入れ、1分半目安にひとまとまりになるまで手で捏ねて混ぜる。
茹でるまで寝かせておく。茗荷は薄く輪切り、青しそは千切り、生姜はみじん切りにする。
2)鍋に水を入れ沸かしはじめる。(分量外)
※パスタのようにたっぷりの水でなくても大丈夫!今回は2カップの水。(400g)
3)(1)の、すいとんを2〜3回手のひらの上で平らにして3回たたむ(生地にはりが出る)。
ちぎりやすいよう、生地を手のひらにはさみ転がして長細くする。
4)鍋にすいとん生地をちぎって入れる。(お湯が沸いてなくても、入れはじめて大丈夫)
全て入れ終わり、沸騰したら5分茹でる。茹でてる間に、オクラを鍋に入れ3秒ほど入れ
サッと茹でたら菜箸で取り出して流水で熱をとり、薄く輪切りにする。
茹でたすいとんはザルにあげ、流水で熱をとり器に盛る。
5)全ての素材をすいとんにのせ、醤油、レモン汁をかけたら出来上がり!
がしがし混ぜながらいただきます。
パパッとできてつるっとモチモチ!
minokamoさんいわく、「捏ねたり、ちぎったりするのは、お子さんと一緒にしても楽しい。醤油をかけてぶっかけにするだけでも美味しいですよ。具材は何を入れてもだいたい美味しくなるので、お好みで自由にアレンジして楽しんでみてください」◎
そして、うどんやロティ(インドの平焼きパン)、そしてスイーツなどにしても美味しい、すいとんの魅力、多彩なアレンジレシピが紹介されているminokamoさんの最新レシピ本、「粉100、水50でつくる すいとん」もぜひチェックを!
